教育プランナーブログ

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今回は、名古屋大学の対策【文系】についてです。
 
英語については理系と同じなので、前回の内容を参照してください。
 
「夏を制する者は受験を制す!」と言いますが、名大に受かるかどうかは、
1学期から夏休みにかけての学習の質と量によって決まります。
夏休みまでに必要な学習が終わらなければ、合格はかなり難しくなります。
 
時期ごとにやっておくべき学習を細かく記載していきます。
 
現実には、個々人の学力到達状況や学習状況によって計画は異なり、
理想的なテキストも、やり方を一つ間違えると成果が出ないこともあります。
上記を踏まえた上で、一つの参考としてご参照ください。
 
 
≪名大文系 数学≫
情報文化学部社会システム情報学科を除くすべての学部の個別試験で、数学は必須科目です。
センターと個別試験を合わせた数学の配点も、文学部は2割程度ですが、
他の学部は3割程度と比重が高くなっています。
 
○個別試験の出題傾向
大問3題、小問8~10題
出題数3題に対し、90分の試験時間であり、じっくり取り組むことができる。
全問記述式。数学公式集が配布される。
 
○頻出単元
微積分、数列、確率、図形と方程式。特に確率はほぼ毎年出題されています。
全体的には、教科書の章末問題かそれよりやや難しい程度の易しい内容だが、
やや難しい問題も含まれる。解法の暗記で解ける問題が多いため、難しい問題をじっくり解くよりも、
解法を覚え、解法の活用を出来るようなトレーニングをすることが重要。
 
◎年間学習の例
【5月~6月】基本公式学習期
各単元の基礎事項をおさえ、基本的な公式の利用法を学習します。
教科書の例題を全て解き、解けない問題は解説を読んで下さい。
数学が得意な方、基礎固めが終わっている方はこのタームは飛ばして下さい。
※使用テキスト※
教科書(数ⅠAⅡB)
 
【7月~8月】個別試験対策問題演習期
個別試験対策として、黄チャートを進めます。
例題を全て解いて下さい。5分考えて解けそうにない問題は、解答解説をよく読み、
後日再度解き直して下さい。
※使用テキスト※
黄チャート(数ⅠAⅡB)
 
【8月~12月】センター対策期
センター試験の対策を行います。
8月中は1週間に1回、9月以降は1週間に2回分は進めましょう。
センター試験は出題されるパターンが限られていますので、10年分もやれば、
ほぼすべてのパターンに慣れることができます。難易度は、教科書の例題レベルです。
最初は単元ごとに問題をピックアップして実施し、二回目は年度ごとに時間を測って実施すると
良いでしょう。間違えた問題は、後日必ず解き直しをして下さい。
※使用テキスト※
センター試験過去問10年分
 
【1月】センター直前確認期
過去問を全てやりきったら、センター試験の予想問題を解いて下さい。
河合塾・Z会・駿台・代ゼミなどから出ていますので、それを2回分ほど解きましょう。
また、これまでに解いたセンター過去問・センター模試・センター予想問題で間違えた問題を
再度解き直しておきましょう。
※使用テキスト※
センター試験過去問/センター試験予想問題集
 
【2月】個別試験直前対策期
センター試験後からは、過去問演習を行います。
科目別に多年度の過去問が入っている問題集が出ていますので、そちらを利用すると便利です。
※使用テキスト※
名大過去問

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