教育プランナーブログ

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皆さんこんにちは。

本日は、残り2ヶ月をきった東海中学入試の出題傾向と対策です。

さっそく見ていきましょう。

■募集人員・倍率

    募集人員 受験者数 合格者数 実質倍率

28年度  400人  887人  440人  2.02倍

27年度  400人  930人  466人  2.00倍

26年度  400人  900人  446人  2.02倍

■配点・試験時間

     国語  算数  理科  社会

配  点 100点 100点 100点 100点

試験時間 60分 60分 50分 50分

■受験者平均点・合格最低点

    国語  算数 理科 社会 4科受験者平均点/合格最低点

28年度 46.4点 48.5点 68.9点 73.9点 237.6点/243点

27年度 54.5点 40.2点 58.7点 65.4点 218.9点/224点

26年度 46.3点 50.3点 61.5点 61.9点 220.0点/225点

■国語の出題傾向と対策

物語文は、主人公が同年代で感情移入しやすい題材となっている。

しかし問題自体は難しく、理由説明・感情説明など自分の言葉でまとめる記述、

選択肢の吟味など高度な解答作成テクニックも要する。

論説文は、科学技術、環境問題、教育などの社会保障にかかわる問題などが取り上げられている。

注釈はあるものの小学生にとっては難解な語句も多数出てくるため、

語彙力がないと太刀打ちできない。40~50字の記述問題、文意に沿って自分の経験を

作文する問題もあり、こちらも高度な解答作成テクニックが要される。

■算数の出題傾向と対策

全15問中、応用問題が13問(87%)を占めている。試験時間が50分のため、

計算問題や一文問題を1~2分で解いたとしても、応用問題1問にかけられる時間は3分30秒しかない。

まずは各単元の基本事項をしっかり理解し自在に使えるよう基本演習を徹底的に行うこと、

それが完璧になってから応用問題を数多くこなす中で、その問題は

どの解法を当てはめれば良いか瞬時に判断する力をつける必要がある。

分野としては、文章題と図形が全体の7割を占め、関数はほとんど出題されていない。

特に、「和と差の問題」「比を使った図形問題」「比の応用を用いた割合問題」「規則性」などは

しっかりと対策をとっておきたい。

■理科の出題傾向と対策

単に知識の暗記だけでは対応できない問題が多く、各単元をきちんと理解し、

日常生活の事象とも結び付けて考えられる思考力が必要な問題が多い。

記述問題や図を書かせる問題も出ているので、しっかりと対策を取ることが必要。

短文記述については、なぜその観察結果・実験結果となるのか答えさせるものが多い。

出題分野については、やや地学分野が少ないが、化学・物理・生物・地学分野が

それぞれ均等に出題されている。

「水溶液の性質」「てこ・ばねの問題」「植物の成長」「天気・気温の問題」については

しっかりおさえておきたい。

■社会の出題傾向と対策

地理歴史の出題が大半を占め、どちらも同じ比率で出題されている。

地理は、日本地理を用いた総合問題や各県の産業に関する問題、歴史は現代史や通史の出題が多い。

時事問題も出題される。教科書の表・図・地図などを用いた問題も出題されるため、

教科書はすみずみまでしっかりと理解しておく必要がある。

■合格するためには

一部の方を除き、全ての科目で高得点を取ることは難しい。

過去問との相性も含めた得意な科目、不得意な科目を見極め、各科目の目標点数を決めて、

それに向けて足りないところを補っていくことが、今からの学習には不可欠。

トライでは、東海の出題傾向とご本人の学力状況から、最短の合格ルートを導き出し指導します。

次回は女子最難関校、南山女子中学の出題傾向と対策について

次々回は共学最難関校、滝中学の出題傾向と対策についてを配信していきます!

乞うご期待!

<南山女子中>

■国語の出題傾向と対策

■算数の出題傾向と対策

■理科の出題傾向と対策

■社会の出題傾向と対策

<滝中>

■国語の出題傾向と対策

■算数の出題傾向と対策

■理科の出題傾向と対策

■社会の出題傾向と対策

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