2016年12月22日
愛知県 ラスト30日!冬休みの学習のポイント 【中学受験編】
いよいよ私立中学の入試まであと30日!
この冬休みからの正しい過ごし方で、ライバルに差をつけましょう。
まずは、下記をチェックしてみてください。
Q1.志望校の過去問をしっかりと解いていますか?
この時期になると、どの塾でも志望校の過去問を解き始めます。
しかし、自分の志望校と塾のクラスにズレがある場合、自分の志望校の過去問を
なかなかやる機会がない、ということもよくあります。
とはいえ、敵を知らなければ戦で勝てないのと同様、
受験においては、入試傾向を知らずして合格することはあり得ません。
第一志望校であれば5年~10年分の過去問は取り組んでおきたいところです。
また、「過去問の問題は二度と出ないから、やらせても意味がないのでは?」
という声もたまにお聞きします。
確かに、過去問の問題がそのまま再度入試に出ることはありません。
しかし、一番本番の入試に近いのは「過去問」なのです。
そして、過去問をたくさん解いていると、出題者が何を意図してこの問題を作っているのか、
この学校はどういう力を持った子を集めたいのかということが、
お子さんにも何となくわかるようになってきます。
そこまでいかずとも、過去問を解いてみれば合格ラインと自分の現状の差分がより明確になります。
また、過去問との相性で、偏差値にかかわらず「この学校の方が合格点が取れそう」
という学校が見つかるかもしれません。
Q2.弱点を補強するための時間を取っていますか?
さて、過去問を解いて目標との差分が分かったら、次は弱点補強です。
しかしここが難しいところで、塾に行っている方たちは、どうしても塾の授業に時間を取られて
自分の学習時間を取ることが難しくなりがちです。
そこで今一度、塾の講義の中で不必要なもの、優先順位の低いものはないか?を
よく検討してみてください。
この時期になると、「講義を受ける」ということはあまり意味がなくなってきます。
それよりも、苦手分野をつぶし、1点でも点数を上げることに注力すべきです。
思い切って授業を受ける時間を減らし、自分に必要な学習をオーダーメイドで
作っていくことがとても、今の時期は大切です。
Q3.万全の体調を保つための工夫はできていますか?
ちょうど入試の前後は、体調を崩しやすい時期でもあります。
入試当日に体調を崩さないように、入試日1週間前くらいから学校をお休みされる方なども
いらっしゃいます。また、それ以前であっても、体調を崩して勉強できない日が
何日も続くという事態は、できれば避けたいところです。
受験生とはいえまだまだ成長途上の小学生のお子様です。
早寝早起きの習慣を崩さず、たっぷり睡眠と栄養を取りながら学習を進めていけるように、
ご家族の協力が欠かせません。
特に入試直前になると、親御さんもご本人も不安や焦りが出てきて無理をしてしまいがちです。
そんな時は、これまでの頑張りを振り返ってみましょう。
ここまで頑張ってきたのですから、合格まではあと少しです。
<まとめ>
【出題傾向を知り、慣れる・対策する】ための過去問演習
【やらないこと】を決め、弱点補強の時間を捻出する
【十分な睡眠と栄養】により、万全のコンディションで入試に臨む
対応中学:
東海中、南山中(女子部・男子部)、滝中、名古屋中、愛知中、
愛知淑徳中、椙山中、金城中、春日が丘中、大成中、愛工大附中、
聖霊中、名古屋女子中、名古屋大附属中、愛知教育大附属中
ラ・サール中、愛光中、海陽中等教育など。
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