教育プランナーブログ

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お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



愛知県の中学3年生の皆さん、3月19日に公立高校の合格発表がありました。
高校受験お疲れ様でした。志望校に合格できた皆さんおめでとうございます!
こらから晴れて高校に進学される皆さんに、今日は高校での勉強方法をお伝えしたいと思います。

・・・とその前に、この数字、何だと思いますか?

① 51%
② 15%


①は、私立大学における推薦・AO入試(※)による合格者比率。
②は、国立大学における推薦・AO入試による合格者比率です。


(※)AO入試とは・・・内申書、志望理由書、面接、小論文などにより、
出願者の個性や適性に対して多面的な評価を行い合格者を選抜するもので、自己推薦に近い

皆さんのお父さん・お母さんが大学を受験したときの一番の違いはココ!

一昔前までは、大学受験というと、1月・2月に集中して行われる「センター試験」や
学校ごとの「個別試験」によって合否が決まるものでした。

しかし今は、国公立・私立をあわせた全体でも4割が推薦・AO入試により合否が決まるのです
国立大学協会の発表によると、皆さんが受験をする2021年には、
国立大学のAO・推薦入試の合格者は入学定員の30%まで増えます。

つまり、この推薦から漏れてしまうと、残った少ない枠を
必死で競い合わなければならなくなってしまうのです。

では、推薦・AO入試はどうしたら受けられるでしょうか?
それは、高1~高3の1学期までの成績によって決まります。
5段階の評定平均のうち、私立大学は3.0~4.0、国公立は4.0以上が出願の目安です。

そう、高校受験が終わって一安心している皆さん!
高校1年生の早い時期から正しい勉強方法を行い、学校で良い成績を取れるかどうかで、
大学の推薦がもらえるかが決まってしまうのです。


しかし高校の学習内容は、中学の学習の3倍難しく、3倍速く進みます。
そう、同じ勉強方法をやっていては「確実に」成績は下がるのです。

というわけで、今日は
高校1年生から良いスタートダッシュを切れる勉強方法をお伝えします。



【英語】

鉄則①:教科書本文は書き写さない!

中学の時、予習で教科書の本文をノートに書き写していた皆さんは、すぐにそれをやめましょう。
高校1年生の、1週間にある英語の授業数は少ないところで4時間、多いところですと11時間です。
英語の授業はほぼ毎日あるのです。しかも、高校の1回の授業で扱う英文は中学の3~5倍です。
英語の授業は予習が勝負ですから、全ての本文を写していては、
それだけで勉強が終わってしまいます(もしくは寝る時間が少なくなります)。

「ざっと本文を読んで、分からない単語の意味を調べて、余裕があれば和訳を考える」
これが予習の内容です。

予習をきちんとやりきるために、教科書の本文はコピーしてノートに貼りましょう。
1回書き写す時間があれば、10回音読することができます。
コピーを使って予習の時間を最小限にし、授業が終わったら復習として英文を繰り返し音読しましょう。
内容を覚えてしまうくらいがベストです。

鉄則②:英単語は毎日勉強する!

中堅以上の大学を目指すのであれば、高2の終わりまでに英単語を1,400語頭に入れておく必要があります。
たとえば1年半でこの1,400語をインプットすると考えると、1週間で覚えるべき単語は20語です。
これを聞いた時に、「では毎週土曜日に20語覚えよう」と思った方は、要注意です。
月~土、毎日この20語に触れる学習をしてください。
これが、一度覚えたら忘れなくなる勉強のコツです。

【数学】

鉄則③:教科書を読み込もう!自分で説明してみよう!

2020年から「センター試験」が変わります。
受験のタイミングもそうですが、試験内容も、より思考力を試す出題となってきています。
思考力のもととなるのは正しい基礎知識です。そう、一番大切な知識は全て教科書に書かれているのです。
教科書に書かれていることを完璧に理解し、多様に応用ができれば、
定期テストも、センター試験の問題も全て解ける「はず」です。

しかし、高校の授業では教科書を使わない先生も多いのです。
自分でプリントを用意して説明して、場合によっては問題演習ばかりの授業もあります。
そのため、自学では教科書を丁寧に読み込みましょう。
そして書かれている内容を自分の言葉で説明してみましょう。ここまでが、予習です。

鉄則④:考え込まずに、解答と解説を読み込む

教科書が理解できたら、問題演習です。
学校のテストでは傍用の問題集から多くの問題が出題されます。
このように傍用の問題集はとても大切ですが、実は「解答・解説が不十分」なケースが多いです。
なぜなら、解説が丁寧だと生徒が授業を聞かなくなる、という配慮によりわざとそうなっています。

なので、まずは「解説が丁寧で、かつ自分の実力にあった問題集」を用意しましょう。
そして、解けない問題は考え込まずに、すぐに解説を読みましょう。
解説をしっかり読み込み、分からなければ学校の先生や塾の先生・家庭教師の先生に質問をします。
各分野で数十の問題例と解法パターンがあるので、それを「体得していく」ことが効率良いやり方なのです。
解法を覚えたら、類題を演習して解法を適用できるか試してみましょう。
できるだけ多くの問題を解くことが大切なので、分からなければ解答解説を読み込みながら、
たくさんの問題にあたりましょう。

【国語】

国語については、特につまずきやすい古典の説明をします。

鉄則⑤:古文・漢文は教科書ガイドを買う

中学と比べてぐっと難易度が上がるのが古典です。
(中学の古典は、高校の古典からみたら簡単すぎて、学問の入り口にも立っていないことが分かります)
そこで、古文・漢文についてはさっそく教科書ガイドを買いましょう。
なぜなら、そこには「現代語訳」が書いてあるからです。
英語と同じく語学である国語は、予習が重要です。
ただ同じく、本文を書き写すのは得策ではありません(短い漢文はOK)。
古文の本文はコピーをノートに貼りましょう。
そして、「音読する→語句の意味を調べる→現代語訳を読む」と、ここまで予習で行いましょう。
復習では、本文を音読し、頭の中で意訳してみましょう。
また、助動詞などについては文法的な分類を一つずつ行っておきましょう。

いかがでしたか?

初めて読むと「高校の勉強って大変!」と思うかもしれませんが、
実は一番短い時間で成果の上がるやり方なのです。
多くの受験生が毎年志望校に合格できず、涙を飲みますが、
その理由のほとんどが「間違った勉強方法」にあります。

今日このブログを読んでくれたあなたは、超ラッキー。
勉強も、部活も、友達も諦めない、楽しい高校生活が待っています。

もっと勉強のやり方が知りたい方は、ぜひトライに問い合わせてみてください!

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(公立高校)

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