教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



愛知の皆さん、こんにちは!愛知のトライさんです!

今回は、教えて愛知のトライさん!「新・高校受験生に向けた受験勉強のやり方」講座です。

2018年3月19日、愛知県公立高校のA/Bグループの合格発表が各高校で一斉に実施され、

2018年度の高校受験シーズンが終了しました。

現受験生の皆さん、ご苦労様でした。新しい高校生活への大きな期待を胸にはばたいてください。

さて、読者の皆さんの中にどのぐらいの人が「私はいよいよ受験生だ!」

という認識を持っているでしょうか?

もちろん、受験生=新・中3生という考えではダメです。

受験生とは・・・

*○○学校を受験する

*受験する意志を持っている

*高校へ進学したい(一般入試を通過して)と思っている

上記は中学生の皆さん全てに当てはまることです。

ですから、新・中2生はもちろん、新・中1生の皆さんも入学する時点で

「受験生(のたまご)」という認識だけはしっかりと持っておいてください。

愛知県公立高校入試は

当日学力テスト「5教科×22点=110点満点」と、内申点(45点満点)×2倍=90点

の合計200点で合否を判定します。

さらに、各高校側の決める「Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」というタイプによる傾斜配転方式を併用して

最終的な合否判定を行います。基本的に、内申点=中学校での学習習熟度を中学校判定で、

当日学力テスト=発展的学習内容を含む総合的「中学履修内容の理解度」の判定、

というおおまかな区別が出来ると思います。

このように、

・入試に必要なそれぞれの判定には、背景となっている学力が若干違います。

つまり、中1生のときからの「学校学習内容の理解度」と「応用展開力」の維持が高い人ほど

一般入試では「優位」という傾向が見て取れます。

・内申点を高いレべルとするためには・・・

毎回の定期考査でのしっかりとした高得点ゾーンを維持することが大変重要です。
公立高校向け内申点の最終評価は中3生の3学期・学年末というのが一般的な考えですが、
この試験、中学校によっては「中学3年間の総決算」という位置づけから出題範囲を
「これまで学習してきた範囲」などということで、とても膨大な範囲となり「一夜漬け」などでの対応など
とても、夏休み以降に追い上げようと思っても追いつきません。
つまり、「日々・月々・年々」と中学校3年間の学習意識と態度の積算が
最終的な「内申評価」として数値化される、とご理解ください。

・教科に対して具体的な対応としては・・・

①主要5教科

今、春休み後半です。
中1生・中2生時代の「定期テストファイル」から問題用紙を引っ張り出して再度、自分で解いてみてください。
(いわゆるテスト直しです)
出来ていればOK!出来ていない単元・箇所は教科書/参考書を引っ張り出して再度回答してください。
それでも「回答できない・分からない・理解できない」部分こそ、皆さんの「穴」なのです。
この「穴」を春休み中に再学習することでしっかりと修復しておきましょう。

②国語

トライさんがおすすめする「Key-ワーク」を利用して、
中1生・中2生時代の「文章題」をしっかりと再学習してください。
特に国語力=現代文文章読解能力は全ての教科の土台となりますので、
意識を持って復習に取り組んでください。
※更に、中1生・中2生の定期テストファイルからの定期考査問題用紙の「漢字」部分をしっかりと復習しましょう。
中3生になれば過去の漢字に取り組むことは授業中には基本的にはありません。

③理科

特に化学・物理分野で理解度への開きが大きく出てきます。
例えば、小学校時代の「食塩水の濃度問題は苦手」という部分から、
理科の「溶解・飽和」分野へ数学の「方程式」分野で、二が得意識が広がる傾向にあります。
今からでも遅くはありません、春休みで小学校の食塩水の文章題を克服する
など、どんどん自分の苦手分野・単元をつぶしてください。

④英語

基本的な単語/文法/英作文は、中1生時代の躓きが「大本に」なっています。
恥ずかしがらずに中1生からの定期テストファイルをもう一度サッと目を通してみましょう。
「あれ?」とか「おや?」といった部分は確実に「穴」になっています。
春休み中に教科書と参考書を使ってしっかりと修復を実施してください。
特に英語は公立高校入試で過去の平均点で12点/20点を超えたことがますないので、重要な部分です。

⑤数学

新中1生の皆さんが最初に苦しむのが「数学≠算数」という固定観念です!これは捨ててください。
新中2生の人で「数学が苦手だ」という皆さん、この春休みに今一度教科書を開き、
定期テストファイルからテスト直しを実施してください。
今まであやふやだった項目・単元がハッキリと「知っているよ」とか
「なんか良く理解できない=理解できていない」に色分けできます。

中1生の学習内容は中3生になっても応用部分の「土台」として利用していきます。
土台がしっかりしていないと、その上に次の新単元を習っても「崩壊」してしまいます。
新中3生のみなさんは是非、急いで自身の基礎力=土台の確認を実施してください。

・愛知県公立高校入試の出題内容・・・

本年度は詳細を解析中ですが、例年通り5教科とも「中1・中2の学習範囲を土台にした出題内容が65%程度、
中3で新たに実施する学習範囲が35%程度」という比率に大きな変化はありませんでした。
また、近年英語のリスニングテストの内容が単なる会話分の聞き取りから、
難易度を上げて高度化しておりこれは年々改良されてきて「眼・口」だけの学習内容から
「耳・理解・手(=書く)」という理解度への変換が進んでいるということでしょう。
しっかりと聴き取りが必要、ということになります。

・たくさんお話してきましたが、愛知の公立高校入試に本当に必要なことは・・・
①「絶対合格する!」という強固な意志
②「王道は無い、地道に主要5教科の各店言を着実に習熟し、100%を目指して日々小さな努力を続ける」
③中1・中2時代の習熟分野・単元に存在する「穴=未理解度部分」を可能な限り早期に修復すること
④中1・中2の定期テストファイルを十二分に活用すること、今一度紐解いてテスト直しを実施して
この春休みに「しっかりと修復」を実施すること


以上4点を春休み(後半)ででもしっかりとやりきること、
やりきったという自信が受験競争を駆け抜ける原動力となります。
しっかりと備えて新学年を迎えてください。

*特に「映像と確認テスト」を一度に実施できる「Myトライコース」のご利用を強くおすすめします!
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いつでも皆さんからのご相談をお待ちしております。

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