夏休みも終わり、新学期を迎えた方も多いのではないでしょうか？

受験生の方々は、最後の夏休みという山場を乗り越え、本格的に志望校を決める時期にさしかかっていくと思います。

本記事は、「関関同立」「GMARCH」についてです。

「関関同立」「GMARCH」とは、近畿地方と東京にある大学の総称です。

・関関同立…関西学院大学・関西大学・同志社大学・立命館

・GMARCH…学習院大学・明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学

皆様はこれらの大学に関して、どのようなイメージをお持ちでしょうか？

少し前までは、早慶のワンランク下というようなイメージがあったかもしれませんが、
今これらの大学では、いろいろな取り組みが行われており、そういったイメージとはだいぶ異なった様子になっています。

本記事では、これらの大学でどのような取り組みが行われているのか、
いくつかの大学を例にとってご紹介していきます。皆さんの志望校選びに少しでも参考になれば幸いです。

〜GMARCH編〜

①明治大学《充実した就活支援》

明治大学といえば「就活の明治」とも称されるように、学生の就職活動へのサポートはひとつ特徴として挙げられます。
以前からこのイメージはありましたが、近年その手厚さがさらに増しています。

学部1-3年生向けには、海外でのインターンや企業社員との座談会などが多く設けられています。

就職活動が本格化する前の3年生の10月には就職・進路ガイダンスが学部別に行われ、参加率は毎年90％を超えるそう。

また、ガイダンスの後には、エントリーシートの書き方講座を行っており、
さらに希望者は自己PRや学生時代に頑張ったことなどを書いてきて、外部業者に添削をしてもらうこともできるそうです。

②青山学院大学《課題解決型の学部続々新設》

表参道にキャンパスを構えるどう大学ですが、従来のおしゃれな大学というイメージを残しつつ、
時代の潮流に合わせた学部を続々と新設していることも特筆すべき事実です。

2015年に設立された「地球社会共生学部」もその一つです。
同学部は、東南アジアを主軸とした課題解決型の学部であり、持続的な発展や多様性に伴う問題などがある中で、世界の人々と共に生き、より良い社会を創造できる「共生マインド」を持った人材の排出をミッションとしています。

そんなミッションを掲げる同学部では、急成長をする新興国家への留学プログラムや、
企業経験者・駐在経験者を講師迎えるなど、学部独自の様々なプログラムを用意しています。

〜関関同立編〜

①関西学院大学《最先端の実学重視プログラムを多数用意》

兵庫県西宮市にキャンパスを構える同大学は近年、様々な実学重視のプログラムを用意しています。象徴的なのは「国連・外交プログラム」でしょう。

「国連・外交プログラム」は将来、国連や国際機関、外交官として世界で活躍するリーダーを養成することを目的とした学部の特別プログラムです。授業は、国連の職員や外交官など、世界の第一線で活躍してきた実務家による演習が主体で、32単位を取得する必要があるなど、ハードな内容となっています。

また、国連の職員になるためには、高い語学力（英語、フランス語）や専門性（修士学位）が条件となってくるため、2017年には大学院副専攻「国連・外交コース」を設け、一貫して学べる環境を整えています。

②関西大学《産学連携で新施設を多数開設》

関西大学は産学連携を進めていることで知られ、中でもTSUTAYAと連携して梅田キャンパス「KANDAI Me RISE（カンダイミライズ）」の2階オープンした「スタートアップカフェ大阪」は象徴的です。
同カフェは産学連携のハブを目的として設立されており、常駐しているコーディネーターに起業に関する相談をすることができます。また、起業以外でも就職活動時にコーディネーターに相談をすることで、キャリア形成の助けになってくれることも学生にとっては見逃し難いメリットでしょう。

以上、「関関同立」と「GMARCH」から２校ずつ選出し、それぞれの大学のユニークな取り組みや学部についてご紹介をしてきました。
最初にも言ったように、これらの大学は従来のイメージとはだいぶ違った姿に様変わりをしています。

大学名や偏差値だけで〜大学に行きたい！と思うのではなく、
自分がしたいこと・学びたいことを軸に大学を見てみると、選択肢が広がっていくかもしれませんね。

上でご紹介した大学以外で、気になる大学や学部の取り組みがありましたら、
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