教育プランナーブログ

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みなさん、こんにちは。
家庭教師のトライ 愛知本部です。

前回は中学受験に関する記事を書きましたが、今回のテーマは大学受験です。
センター試験まで残り1ヶ月となりました。

ここでは、センター試験の大問構成とその特徴を整理し、どのような勉強をしていくべきなのかということを紹介していきます。この記事では、もっとも大きな配点を占め、苦手な生徒さんが多い英語を紹介します。

受験生の皆さんは最後の追い込みの材料として、そうでない皆さんもこれから始まる受験勉強の参考としてぜひ見てみてください。

センター試験の英語は例年、以下のような大問構成になっています。

第一問 A:発音 B:アクセント

第二問 A:文法・語法空所補充問題 B:語法整序問題 C:応答文完成問題

第三問 A:不要文選択問題 B:意見要約問題

第四問 A:図表問題 B:広告問題

第五問 二人の人物による状況説明、メール、手紙、ブログに関する問題


第六問 長文読解問題

①第一問 A:発音 B:アクセント

4つ選択肢があるうち、一つだけ発音が違うものや、アクセントの位置が違うものを選ぶ問題です。
しっかりと対策をすれば失点はほとんどしない部分になります。
しかし日本語と英語で発音やアクセントが違うものが出題されることも多く、
対策なしで臨と大きく点を落としかねません。

文法書の「発音・アクセント」欄のもの、もしくはそれ用の教材を一冊仕上げましょう。
その際、ただ、書いて学習するだけではなく、声に出して発音をするということを意識してください。
教材についているCDを流しながらできると理想的です。

②第二問 A:文法・語法空所補充問題 B:語法整序問題 C:応答文完成問題

文の中でかっこ抜きされている箇所に適切な単語を入れ、文を完成させるという問題。
コローケーション(語彙の結びつき)や基本的な文法事項を押さえておくことはもちろんのこと、
対話の場面や文脈に応じた使い分けができるかどうかも、大事になってきます。

文法書に載っている文法事項を抑えることはもちろんのこと、
複数の文を参照し、どういう場面でどのような使われ方がするのかというところまで学習をしましょう。

③第三問 A:不要文選択問題 B:意見要約問題〜第六問 長文読解問題

第三問以降は形式は大問ごとに形式は多少異なりますが、
長文を読んで適切な解答を選ぶ長文読解問題になります。
問題の量が多いこともあり、第三問以降から正答率が低くなることが多くなります。
近年の第三問以降の長文読解の特徴として、論理展開を考えさせるということが挙げられます。
例えば、第三問Bでは、「段落のまとまりをよくするために一文を取り除く問題」、
第四問Aの問4は「次の段落を予測する問題」が出題されました。
こういった問題では、文の内容が理解できる程度では解き切ることができません。
意味が理解できた上で、全体が大きくどのような流れで話が進んでいるのかということを把握できる必要があります。
つまり、英語の長文読解において、短い時間の中で文を読みきり、
なおかつ正確に文脈を把握する国語力が必要になってくるわけです。

したがって、ただなんとなく長文を読み、なんとなく問題を解くという対策では太刀打ちできません。
また、英語を一文読んで日本語訳、一文読んで日本語訳…というやり方もNGです。
日頃英文を学習する時から、英語を読んで大意を掴む訓練をしていく必要があります。

いかがでしたでしょうか?

2020年の教育改革以降、センター試験が廃止され、新たに大学入学共通テストというものに変わります。
また、入試に英検などの民間の検定を利用する大学も増えてきています。
その変化に合わせて、センター試験の内容も変化してきています。
なんとなく学習勉強をしていてはなかなか点が取りづらくなってきます。

受験生の皆さんはもう試験まであまり時間がありませんが、今一度やり方を見直してみましょう!
体調管理には気をつけて最後の追い込みを頑張っていきましょう!

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