教育プランナーブログ

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こんにちは。

家庭教師のトライ愛知県本部です。


本日は、一学期中間テストの対策方法についてご紹介します。

3学期制の中学校であれば、5月の中旬から下旬にかけて中間テストがあるかと思いますが、テスト勉強はどのように進めていくか、決まっていますでしょうか?

テスト前になって、「勉強、全くしていない!何をどうやればいいかもわからない!」

という状態になっている方も多いのではないかと思います。


実際、テスト前になると、多くのご家庭様から勉強の仕方についてご質問をいただくことがあります。

新学期が始まって最初の定期テストになる今回のテストは、いろんな意味でとても大事なものになります。

しっかりと納得のいく結果が得られるよう、今回の記事が少しでもお役に立てばと思います!


今回は、大きく2つの観点からご紹介いたします。


①勉強の仕方について

みなさん、テスト勉強をしようと思った時、こんな勉強をしていませんか?

「なんとなく課題のワークを解く」

「授業でとったノートをまとめ直す」

この二つの勉強は、いずれも間違いではありません。

ただ、「なんとなく」やってしまうと一気に意味のない勉強になってしまいます。


・「アウトプット」の前段階が超大事!

アウトプットとは、問題演習などのように、授業などで学んだことを外に出すことを指します。

ワークを解くこともノートを作ることもアウトプットに当たりますが、「理解した状態で」アウトプットができているかどうかということが大事になってきます。


例えば、次の問題を見てみてください。


I play basseball everyday.

問)主語をHeに変えてください


三単元のsについての基本的な問題です。

これについて、勉強したことがあれば、ほとんどの方が正解できるのではないかと思います。

当然答えは、

答)He plays baseball everyday.


みなさんはなぜこれが正解になるか説明できますでしょうか?

もし今この記事を読んでいるのがお父さんお母さんであれば、ぜひお子様に聞いてみてください。

問題を解く際に、「なぜそうなるのか?」が分かっていないと、問題演習がただの暗記作業になってしまいます。

ワークで問題をたくさん解いていたとしても、ワーク内で出た問題はできても、それ以外の問題はできなくなります。

ノートを作っていても、頭に入ってこなくなります。

したがって、問題演習やノート作りなどのアウトプットをする前に、「なぜそうなるのか?」を説明できるかどうかをチェックし、できていないのであればまずはそこからやらなければいけないということになります。

ワークやノートづくりに取り掛かる前に、教科書の簡単な問題を解き、なんでそうなるのかを説明できるかのチェックをしてみてください。


・一回の復習ではなく、反復をすべし

しっかりと「なぜそうなるのか?」が分かるようになったら、初めてワークで問題演習やノートづくりに入っていきますが、ここで大事になってくるのは、繰り返し解く、つまり反復することです。

人間はとても忘れやすい生き物なので、一度の復習で学習した内容が定着するということはありません。何度も繰り返すことによって、頭に残していくしかありません。


”テストになると普段の実力が発揮できない”

こういった悩みを聞くことがありますが、多くの場合反復できていないことに原因があります。


例えば、クラスのみんなの前で覚えた歌を歌うのを想像してみてください。前日に何回か聞いて当日に臨むのと、1週間前から繰り返し聞き続けるの、どちらがよりスムーズに歌えるかどうか。当然後者です。

定期テストも全く同じです。

学校で受けるテストとはいえ、当日は緊張もあります。そういった状況の中で、それまでに学習したことをしっかりと発揮するためには、直前に慌てて復習するのではなく、前もって何度も復習することが大事になります。

ワークを解くという勉強であれば、一周ではなく、何周もするということになります。



②テスト前の過ごし方について

①では、どう勉強をしていくべきか、という内容でした。何となくお分りいただけたかと思いますが、「テストの1週間前(テスト週間)から始めるのでは間に合わない」ということです。

多くの学校では、1週間前からテスト週間になり、テスト勉強を始めるのはそこから、という方は多いかと思います。

ただ、上でも見てきた通り、5教科についてしっかりと理解をした上で、ワークの反復をするということを考えると、とても1週間では間に合いません。

テストで良い点数を取るということを考えると、遅くとも、2週間前からテスト勉強を始めるべきです。

ただ、2週間前に勉強をしようとしても、まだ先のことに思えて実感がわかないということもあるでしょう。

そういったときは、週カレンダーにテストまでの1日1日何をするのかを書いていき、やるべきことを可視化していきましょう。



いかがでしたでしょうか?

ここでは、テスト前の学習の仕方、過ごし方についてご紹介してきました。

ただ闇雲に机に向かって問題を解くのではなく、正しいやり方を計画的に実施していくということが大事になってきます。

もし、お子様自身で計画を立てるのが難しいのであれば、お父さんお母さんが一緒に考えてあげるのも良いでしょう。

いつもよりワンランク上の成績を取るために、実施してみてはいかがでしょうか?


トライでは教育プランナーがお子様一人ひとりに向けた無料のテスト前の学習相談を行っています。

ご興味がある方はぜひお気軽にご相談ください。

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