教育プランナーブログ

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愛知県のみなさん、こんにちは。

ブログをご覧いただきありがとうございます。


本日のブログでは中学受験、愛知県トップの男子校・東海中学について取り上げたいと思います。

医学部合格実績では毎年全国上位に食い込む同校ですが、近年の入試内容はどういう特徴が挙げられるのでしょうか。

「理数に強いのは当然として、国語力も必要」「入試当日の計算用紙の回収がある」「空間図形の問題が頻出される」など、東海中にまつわる基本的なQ&Aにもお答えしていきたいと思います。


【東海の入試特徴①4科目400点型入試】

東海中では、入試配点を4科目各100点として合否を判定します。

例年、合格者平均点は275~260点のあいだ、合格最低点は240点前後と、6割の得点率がボーダーラインといえるでしょう。


【東海の入試特徴②入試倍率と併願校パターンの組み合わせ】

東海中入試を語る上で欠かせないのが併願校パターンの組み合わせです。

同日に南山男子部の入試が行われるため、受験者数は900~935名ほど、合格者は年にもよりますが、400名前後と認識しておきましょう。実質の倍率は2.25~2.34倍ですから、滝・南山男子部に比べると、志願者層の広がりは見られません。

併願パターンとしては1月初頭に入試がある海陽中等、一週間前に入試がある名古屋中、東海の翌日に入試実施の滝中、というのが定番のように見受けられます。この4校に愛知中や三重の高田中を加えて5校受験される生徒さんも多いようです。


【東海の入試特徴③算数~幅広い思考力を持ち、苦手単元を作らないこと!】

図形問題のみならず、幅広く解法パターンを熟知する必要があります。

大問8題・小問16~18題が近年のトレンドです。設問ひとつひとつの文章をよく読み取り、思考する力が必要不可欠といえるでしょう。図形については、それぞれの形の特徴を理解し、公式などの知識的な裏づけを踏まえて解いていくと、合格点にぐっと近づきます。

また、計算用紙の回収は例年行われており、解答を導くまでのプロセスも見られていると思っておいたほうがよいでしょう。


【東海の入試特徴③国語~キーワードを結び付けるトレーニングを!】

① 漢字の書き取り ② 論説 ③ 物語 という構成が多く、語彙の役割、用法、慣用句や四字熟語などの基本事項も聞かれるので、普段からコツコツと取り組んでおきましょう。

長文の文章自体は小学生にとって馴染みやすいものが選定されていますが、古風な堅い文章というよりも、現代ならではの語句やキーワードを正しく理解しているか?と細部にこだわって学習しましょう。

記述問題は毎年9問前後出題されます。本文中のキーワードを抜き出し字数内に収めるトレーニングは不可欠です。また、80字~100字ほどの長い記述については、「マスを埋める」という思考を捨てるところからスタートです。



いかがでしょうか。理科・社会については、今後言及していきます。

社会では話題になったプラスチックストローの話題に触れるなど、過去問だけでなく、新聞やニュースなどに意欲的に取り組めているかどうかが問われました。

伝統校という枠にとどまらず、近年の動向を取り入れ、ゆくゆくの大学入試を見据えた際に必要な力の養成が求められていると強く感じます。


家庭教師のトライでは、志望校別の対策を行っています。

もちろん東海中対策もばっちりです。

各進学塾の模試の結果についてのご相談や、入試制度についてわからないことがある、など保護者様からのお悩みも、お気軽にお問い合わせください。

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