2019年8月6日
教えてトライさん~大学受験の模試の活用法~
みなさんこんにちは。
家庭教師のトライ愛知県本部です。
大学受験生のみなさんはこの夏にたくさん模試を受けている方がほとんどかと思います。
模試を受けることにより、受験生は以下の効果を得ることができますので、
うまく活用していきましょう。
①苦手分野の発見
②志望校までの距離の確認
③試験慣れ
①苦手分野の発見
苦手分野を発見することにより、その後の学習計画が立てやすくなります。
今年で最後になるセンター試験は基本的な問題が多く、
そのため高得点を狙うためには、得意分野の難問を解くよりも苦手をつぶす方が得点向上につながります。
②志望校までの距離の確認
志望校までの、現状の自分の位置を確認することができます。
その大学を志望した人の中での自分の順位も出ますので、
あと何人抜けば合格できるかなどをだいたいでもつかむことができます。
③試験慣れ
限られた時間、普段と違う場所でいつもの力が発揮できるか試すことができます。
特に緊張しやすい人などは、何度も模試を受けて、自分がどういう時に緊張するのかを発見し、
どうしたら緊張をほぐせるのか試行錯誤してみると良いでしょう。
また、模試の結果を見てやってはいけないことは以下の2つです。
①最も良い成績を自分の実力だと考える
②E判定だから志望校を諦める
①最も良い成績を自分の実力だと考える
模試では、たまたま相性の良い問題が出た時に高い偏差値が出ることがあります。
しかし、入試本番では必ずしも相性の良い問題が出るとは限りません。
「相性が悪い問題が出ても確実に合格できる力をつける」ために、
良い成績よりも悪い成績の方を自分の実力と考えて学習計画を立てましょう。
②E判定だから志望校を諦める
12月までE判定が出ていても、第一志望の大学に合格する人はたくさんいます。
受験生の学力は模試が終わった後、入試前日まで伸び続けていますので、
現時点の判定は現時点の学力目安でしかありません。
同じ大学を目指す人はだいたい同じ位の学力をもっていますので、
現在E判定の人でも、B判定の人とあまり学力に差がついていないケースもあります。
そのため、現在A・B判定の人も、油断しているとすぐにE判定の人に抜かれてしまう危険性があります。
E判定だからと諦めず、本番の入試で合格点を取れるような学習を継続しましょう。
「最悪の状態を見据えた上で、最悪の状態であっても勝てる戦略を考える」
これが勝つための法則です。
まずは現実を見た上で、やるべきことを洗い出して計画に落とし込んでいきましょう。
トライでは大学受験専門のプランナーが無料の学習相談をしています。
お困りの方はお気軽にご相談ください。