教育プランナーブログ

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愛知県のみなさん、こんにちは!

7月もいよいよ終わりに差し掛かっています。


学校によっては期末テストを迎えて一回のみで判断される通知表の結果に、

ヒヤヒヤされているのではないでしょうか?


中学校の通知表は小学校の通知表とは違い

「高校入試」のときに必ず必要なものになります。

高校入試では入試本番の学力テストもちろん重要ではありますが、

同じくらい通知表の内申点も重要になってきます。


愛知県の公立高校入試で評価される内申点は中3 3学期終了時点の内申点です。


つまり、中3の内申点は高校入試の結果を左右する重要ポイントです!


でも、通知表をもらっても、

どう見ればいいのか、

どうすれば内申が上がるのか分からない・・・という方も多いのではないでしょうか?


今日のブログでは意外と見方がわからない中学校の通知表についてお伝えしたいと思います。


内申点は通知表にある各科目の観点別評価(A~C)の組み合わせによって決まります。

通知表の『3』、『4』の隣にある(A・B・Cまたは◎・〇・空欄)の成績を見てみましょう。

通知表の『3』、『4』などの評定はこのA~Cの組み合わせによって評価されます。

内申点を1上げるためには、観点の組み合わせがキーとなってきます。

詳しくは以下の表をご覧ください。



では内申点のつけ方が分かったところで、

観点別評価の具体的な項目についてお伝えします。


それぞれの科目には【関心・意欲・態度】の観点、

【思考・判断】の観点、

【表現・処理】の観点、

【知識・理解】の観点の4つの観点があります。

この各観点を総括した評価が内申点につながります。


内申点を上げるためには定期テストの点数ももちろん大事ですが、授業態度や提出物、ノートのまとめ方なども評価されていることが分かるかと思います。


〇【関心・意欲。態度】の観点

普段の授業態度や授業中の聞く姿勢、挙手の回数などが重要です。

時事問題に関心を持ったり自分の意見を述べられたい、授業中に積極的に発言する姿勢、意欲的に自分からコミュニケーションを取る姿勢を持ちましょう。宿題などの提出物は、忘れずに必ず期日内に提出しましょう。


〇【思考・判断】の観点

あるテーマに関する調べ学習への取り組みなどが評価される傾向があります。書物や新聞、インターネットから関連情報を調べ、「なぜ?」「どうして?」といった疑問に対し「~だから」といった理由や根拠を説明できるよう心がけましょう。時事問題などにも興味を持ちましょう。


〇【表現・処理】の観点

ノートのまとめ方や資料を読み取る問題で評価されることが多い傾向にあります。

特にノートのまとめ方はただ黒板に書かれたことだけを移すだけではなく、重要なポイントは色ペンを使ったり一覧表にまとめたり、見やすくわかりやすくノートをまとめる力が評価される傾向にあります。


〇【知識・理解】の観点

小テストや定期テストの結果で評価されることが多い傾向にあります。

テストでは【知識・理解】だけを問われているわけではなく、『思考・判断』『表現・処理』

『知識・理解』など様々な観点を評価します。テストによっては、どの観点を問う問題か書かれていることもあります。


一学期の通知表が出るまでまだ時間があると思います。


今学期の結果が出る前に、過去の通知表を見返して自分に足りない部分を伸ばしていきましょう。

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