教育プランナーブログ

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2011年10月

今回は愛知淑徳中学の傾向と対策をご紹介します。
 
 
○昨年の入試デ―タ○
募集人数 280名  受験者数 1094名  合格者数 533名
合格最低点191点(満点300点)
 
 
○算数:傾向と対策○
試験時間:50分 配点:100点 ⇒ 目標点数:71点
 
独立の計算問題は3~4題、数の性質を理解しておかないと解けない問題も多くなります。
特殊算と呼ばれる文章題が多く出題され、柔軟な思考力と時間を必要とする問題も多い為、
多くの問題にあたって慣れておく必要があります。
図形問題も他校に比較して多いので角度、面積、体積は必ず攻略する必要があります。
 
出題頻度の高い分野:整数、少数と分数の四則混合問題、場合の数、つるかめ算、
          角の大きさ、速さ、水量の変化、面積比、展開図
 
 
○国語:傾向と対策○
試験時間:50分 配点:100点 ⇒ 目標点数:77点
 
問題は漢字の読み書きのみでなく、熟語を答える形式になっています。
物語分は特に文字数がかなり多く、読解力を試される問題が多いです。
選択式、抜き出し式が中心ですが、本文を深く読み取る必要があるので、
普段から早く正確に読み取る訓練が必要になります。
 
出題頻度の高い内容:物語文、論説文
 
 
○社会:傾向と対策○
試験時間:30分(※理科と合計して60分) 配点:50点 ⇒ 目標点数:38点
 
地理→ 地域に密着した問題が多く、産業について問う問題のほか、地名の出題が多くなります。
     世界地理の出題も多く、日本と関係の深い国についてまとめると良いでしょう。
歴史→ また写真、絵画資料を用いた問題が多い為、資料集で慣れておくことが必要です。
     短文の正誤問題が多く、正確な知識が必要です。
     歴史地理の問題も多いので、どこで起きた出来事かをしっかり確認する癖をつけておくことが重要です。
公民→ 憲法や地方自治、選挙等の国内の政治について問う問題は、
     短文の正誤判断や基本的な用語の知識を問う標準的な問題です。
     経済についての著作を用いた問題も多く、引用されている文章から正確に読み取ることが必要になります。
 
理科と同時に行われ、両教科で60分以内に75問前後を解かなくてはいけない為、時間的な余裕はありません。
経済についての著作を用いた問題や、日本地図の作図をさせる問題等独創的な問題も見られます。
歴史、地理の問題で名古屋とのかかわりを問う問題も多いので見直しが必要です。
難問は出題されていないので地道な問題演習を心がけましょう。
 
 
○理科:傾向と対策○
試験時間:30分(※社会と合計して60分) 配点:50点 ⇒ 目標点数:32点
 
物理→ 知識を覚えることよりも原理や理論を考える問題が中心です。
     計算問題が出る為、公式を用いた問題演習に慣れておくことが必要です。
     てこバネが出題傾向が高い傾向です。
生物→ かなり細かい知識を問う問題が多く、短文説明を求める出題もあります。
     自分の手で知識をまとめる事が重要です。動物、季節と生物、環境が中心です。
化学→ 知識を問う問題の中に、いくつかの知識を組みあわせて考えなければ正解を導けない問題もあります。
     気体の性質と関連させて環境問題について問われる事もあります。
地学→ 知識を覚えることと考える事が必要な分野です。
     天体についての問題を含め、地学は結論だけではなくなぜその結論になるかを理解する必要があります。
 
全体的に選択式の問題が多いですが、短文説明を求める出題があります。
計算や短文説明は時間がかかるので、時間配分を考えながら取り組みましょう。
社会と併せて60分しかない為、選択式の問題は1問30秒以内のペースで解く訓練が必須です。
 
 
上記のようにさまざまな対策が必要になります。
早めに準備を行い、万全なを対策していきましょう。

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今回は滝中学校入試傾向についてお伝えします。  

  

◎入試データ◎
≪試験科目≫ 国語・算数・理科・社会の4科目
≪配点≫国語・算数が各100点、理科・社会が各50点の計300点
≪平成23年度の合格最低点≫196点
 
滝中学校を目指すためには、7割は得点できるように準備をしておきたいです。
 
 
◎算数◎
配点:100点 試験時間:50分 目標点数:80点
 
≪問題構成≫
計算問題2問 一文問題5問 応用文章題10問 … 計16問前後
 
図形分野全体の3~4割(5~7問)を占め、計算分野複雑な計算問題が1題出題されます。
図形分野では、図形の移動・回転や面積の比を用いた問題が頻出しており、丸暗記での対応は不可能です。
試験時に割ける時間は多くても25分のため、入試までに1問最低4分で解くトレーニングが必要です。
5年生終了時までに、四谷大塚の予習シリーズに出てくる内容は全て仕上げ、
6年生の1年間は応用問題や図形問題の対策に時間を割けるようにしましょう。
 
 
◎国語◎
配点:100点 試験時間:50分 目標点数:70点
 
≪問題構成≫
物語文(2,000字程度) 選択式6問・抜き出し式1問・記述式1問・漢字5問 … 計13問前後
論説文(2,800字程度) 選択式2問・抜き出し式1問・記述式4問・漢字5問 … 計11問前後
 
物語文では、必ず登場人物に同年代の人物が含まれるため、比較的読みやすくなっています。
物語文・論説文ともに必ず要約問題が出題されるため、長文問題を解く時には50字程度の要約練習をしておきましょう。
要約問題では、文中の言葉を使って自分なりに記述するような問題も出題されますので注意してください。
その他、代名詞の内容を文中から抜き出す問題も多く出題されています。
「その」「それ」といった単語が何を指すのか、意識して探す習慣をつけてください。
 
 
◎社会◎
配点:50点 試験時間:40分 目標点数:35点
 
≪問題構成≫
地理 選択式5問・記述式3問・短文記述式8問 … 計14問前後
歴史 選択式2問・記述式1問・短文記述式17問 … 計20問前後
公民 選択式6問・記述式0問・短文記述式8問 … 計14問前後
 
問題数が試験時間に対して非常に多く1問あたり1分未満で解かなければ完答はできません。
 
 地理では、選択式・短文記述式は平易な問題が多くなっています。
記述式の問題では、使用する語句を指定したり、自分の考えを述べさせる問題が多く出題されています。
語句だけを知っていても得点になりにくい分野もあるため、語句を用いて事象や仕組みを説明する練習が必要です。
 
歴史では、年号順に出来事を並び替える問題が毎年出題されています。年表を使って正確に覚えましょう。
また、人物名はほぼ漢字での記述が求められるため、漢字で覚えるようにしてください。
人物名を問われるだけでなく、その人物に関わる事象(政策・宗教など)も問われます。
単語だけで歴史を理解しようとせず、人物と事象をつなげたり、時代ごとにまとめるといった対策をしましょう。
 
公民では、国会の仕組みに関する問題は毎年出題されています。
衆議院・参議院の定員数等は必ず覚えておきましょう。その他の問題については、出題パターンは多彩です。
テキストだけではなく、テレビ・新聞・インターネットなども用いて世界情勢を把握するようにしてください。
 
 
◎理科◎
配点:50点 試験時間:40分 目標点数:30点
 
≪問題構成≫
物理 選択式13問・記述式1問・短文記述式1問 … 計15問前後
化学 選択式3問・記述式2問・短文記述式0問 … 計5問前後
生物 選択式5問・記述式2問・短文記述式10問 … 計17問前後
地学 選択式9問・記述式0問・短文記述式1問 … 計10問前後
 
難しい問題ばかりではありませんが、本質を理解しているかどうかを問う良問が多くなっています。
社会同様1問あたりの回答時間が非常に短く、選択式の問題は一読して答えが絞れる知識が必要です。
 
物理・化学分野の計算問題は、グラフや資料を正確に読み取った上での計算が必要です。
 
地学でもグラフを用いた問題が出題されることがありますので注意してください。
また、天気に関係する問題、湿度を求める問題が出題されています。
物理では、振り子・てこ・ばねを用いた問題が頻出です。
化学では、水溶液をグラフで表す問題、水と物質の問題が頻出です。
特に水と物質の重量の関係等は正しく理解しましょう。
生物では、動物に足を書く問題・植物の発芽を選ぶ問題等、
資料の細部を見ていないと解けない問題が出題されます。
資料集等に載っている写真は必ず目を通し、各組織の名称や位置は必ず押さえましょう。
 また、資料を見て作図をする問題が頻出です。作図を行う問題にも慣れておきましょう。

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今回は南山中学男子部傾向と対策をご紹介します。

 

○学校概要○
南山大学、高校、南山国際中学そして平成7年に合併した聖霊中学・高校を併設しています。

南山大学への推薦枠が約50名あり、全体の約25%が南山大学へ進学します。

また、平成22年度の国公立大学合格は59名で、安定した進学実績を持っているといえます。

 

○入試データ○

《募集人員》 200名

《受験者数》 666~714名

《合格者数》 237~255名

《実質倍率》 2.6~2.9倍

 

○入試科目・配点・試験時間○

《入試科目》 国語・算数・社会・理科の4科目

《配点・試験時間》 国語:200点(60分) 算数:200点(60分) 社会:100点(30分) 理科:200点(50分)

《合格者最低点》 419~448点(700点満点):得点率59.9~64.1%

★トライのポイント★

最新の入試データの合格者最低点から合格に必要な目標点数を決定します。

目標点数を取るためにどの科目で何点を目指すのかを決め、各科目の学習計画を立てます。

 

○算数:傾向と対策○

《目標点数》 120点

《出題傾向》 計算問題:2 一文問題:12 応用文章題:6

《出題分野》

計算問題・・・括弧を含む小数、分数の四則混合計算(未知数の穴埋め形式) 

一文問題・・・食塩水、規則性、速さと距離

応用文章題・・・図形の面積・体積、作図

※例年大問7、8問。大問1問につき2~4の小問。

  大問1の計算問題は、小数・分数の四則混合計算で穴埋め形式である。

  小数→分数、分数→小数の変換がスピーディーにできないと文章題にかけられる時間が足りなくなる

  また、大問2で毎年食塩水の濃度や単位の問題が出されているため、基礎的な力をつけておく必要がある。

  難易度は標準レベルであるため、特殊算は苦手なものをなくしていれば正答できる問題が多い

★トライのポイント★

・標点、試験時間、出題数からどの問題をどれくらいの時間で解答するのかを逆算し、

 そこから必要な学習計画を立てます。

・現在の単元別習得状況からどの分野から勉強するかを明確にします。

 

○国語:傾向と対策○

《目標点数》 140点

《出題傾向》 物語文:1 論説文:1 漢字:1

《出題形式》

物語文・・・選択式6 抜き出し式2 記述式2 

論説文・・・選択式1 抜き出し式3 記述式1 

漢字・・・10問 書き取りと読み

漢字10問は必ず満点を取ること助動詞の識別などの文法問題が出題されている。

  全体を通じて難易度は高くないが、要約問題などはトレーニングしているかそうでないかで確実に差が出る

★トライのポイント★

・所要時間と問題数、文章題の文字数から長文対策に必要な勉強を計画します。

・出題形式に合わせた対策を行います。

 

○社会:傾向と対策○

《目標点数》 70点

《出題傾向》 地理:18 歴史:25 公民:7

《出題分野》

地理・・・選択式16 記述2 選択式が中心。誤っているものを選べ、というケアレスミスを誘うものには注意。

      平成22年度は愛知県が題材となる問題が出た。

      地図や資料から読み取る問題や単純に地名を漢字で答えるものも出題されている。

歴史・・・選択式14 記述11 歴史上の人物名や出来事などの重要語句を問うものが多い。

      漢字で書けるようにしておく必要がある。頻出時代は、戦国と太平洋戦争後

公民・・・選択式2 記述3 過去1年以内に起きた時事問題が出ている。

      政治や憲法など頻出テーマは必ず押さえておく。

※全体的に選択問題が多い。

  誤っているものを選べという質問をうっかり間違えないように意識して答える習慣をつける

  時事問題は、新聞や最新の情報をまとめた専用の問題集で知識を入れておくとよい

  時間数が足りなくなるケースが多いため、一気に最後まで解ききる集中力をつけておく。

★トライのポイント★

・各分野の出題形式に慣れることで解答スピードをつける。

・出題傾向にあった自宅での学習方法を指示します。

 

○理科:傾向と対策○

《目標点数》 120点

《出題傾向》 物理:7 化学:17 生物:13 地学:7

《出題分野》

物理・・・選択式5 記述0 短文記述2 ばねとおもり、振り子の問題は頻出。

      重さとばねの関係、玉が斜面を転がる問題、振り子の速度の問題は特に押さえておく。 

化学・・・選択式9 記述0 短文記述10 水溶液の問題が頻出。

      水溶液を熱した後の経過を問う問題、水溶液同士を混ぜ合わせるものがよく出題されている。

生物・・・選択式11 記述0 短文記述2 昆虫の問題が頻出。人のからだのつくりの問題も多く出題されている。

地学・・・地層の図は頻出のため必ず覚えておくこと。

      太陽や星の動き川の水のはたらきなども出題頻度は高いので、

      抜けている単元がないか常にチェックしていく必要がある。

問題数に対し解答時間が短いので迷っている時間はない社会と同様に「誤っているものを選べ」に注意

★トライのポイント★

・出題頻度の高い分野を強化する学習計画を立てます。

・解答スピードをつける学習方法を指導します。

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今回は愛知県の中でも一番レベルの高い女子中学、南山中学女子部の傾向と対策をご紹介します。
 
 
○算数:傾向と対策○
試験時間:50分 配点:200点 ⇒ 目標点数110点
 
全体の43%が計算問題と一文問題。残りの57%を応用問題が占めています
計算問題、一文問題を一問一分で解いたとしても、応用問題にかけられる時間は一問3分30秒です
一問あたりの解くスピードを上げること、精度を上げることがポイントとなります
応用問題では毎年円と扇形の問題が出題されます
基礎だけでは太刀打ちできない問題ばかりなので、早い段階で基礎を固め、応用問題対策をしましょう。
 
出題頻度の高い分野:計算の順序、単位の換算、還元算、特殊演算、割合・速さ
 
 
○国語:傾向と対策○
試験時間:50分 配点:200点 ⇒ 目標点数130点
 
2800字の文章を各6分で読めるように訓練が必要です。
選択問題では、説明文から適切なものを選ぶ問題や、言葉の意味を問う問題が出題され、
目安として一問あたり1分で解けるようにしておく必要があります。
抜き出し式問題では言葉の入れ替えや理由を問う問題が出題されます。一問あたり目標時間は2分30秒です。
記述式問題では、物語文では60~80字で理由や意味を答える問題が多く、
説明文では100字前後で筆者の意図を答える問題が多く出題されます。一問あたり4分が目安です。
言葉や漢字の意味を問う問題が多く出題されるので、語彙力をつけておくことがポイントとなります
 
 
○社会:傾向と対策○
試験時間:40分 配点:200点 ⇒ 目標点数;160点
 
地理は図やグラフからの選択問題や都道府県を答える記述式が多く、短文記述式の問題は出題されていません
歴史は絵や説明文から正しいものを選択する問題や、人物名を漢字で答える問題が多く出題されます。
短文記述式の問題では、ある事柄を簡潔に説明する問題が出題されます。
公民は最近の時事問題から、正しいものや間違いを選ぶ選択問題や、名称を答える問題、
短文記述式の問題では事柄の説明をするものが出題され、最大で30字程度での記述が求められます。
公民は、日々のニュースに関心を持つようにしなければ知識を得ることができません
また、全体の文章量が多いので、記述問題を約40秒で解けるようにすることがポイントとなります
 
 
○理科:傾向と対策○
試験時間:40分 配点:200点 ⇒ 目標点数150点
 
物理ではてこや物の運動、生物では植物や昆虫、
化学では水溶液や電磁石、地学では天気、地層、天体の問題が多く出題されます。
説明を読んで選択、名称を答える問題が多く、物理や化学では実験の説明が多く出題されます
毎年単元ごとに偏りがないので、全ての範囲の対策をしておく必要があります
  
 
南山中学女子部では、社会や理科を捨てる教科にできず、高い点数をとらなければなりません
受験直前に全体を暗記するだけの勉強では不足ですので、
4教科の勉強計画をしっかり立てる必要があります。
 
家庭教師のトライでは、4教科の勉強計画を考え、
生徒さんそれぞれに合わせた効率のいい勉強方法で指導していきます。
是非ご相談ください。

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今回は東海中学校の入試傾向についてお伝えします。

 
○昨年の入試データ○
募集人数:400人 受験数:933人 合格者数:450人 倍率:2.07倍
合格最低点:232点(400点満点)

 

○算数:傾向と対策○
試験時間:50分 配点:100点

 

計算問題1問、一文問題1問、応用文章題13問。応用問題が全体の87%を占めている
試験時間50分で考えると、計算問題や一文問題を1~2分で解いたとしても、

応用問題にかけられる時間は、1題あたり3分30秒しかない
そのため、基礎力をつけるとともに問題の解法を瞬時に判断できるような力が必要となってくる

 

出題頻度の高い分野:直方体・立方体、面積比、鶴亀算

 

 

○国語:傾向と対策○
試験時間:50分 配点:100点
 

国語は、物語文と論説文がそれぞれ1題ずつ出題されている。
物語は文字数が4700文字であり、題材も同年代を扱ったもので読みやすい。
しかし問題の難易度は高く、傍線部の吟味ができる力が求められている。

また記述式の問題が50%を占めており理由や感情を自分の言葉でまとめる力が必要である。
論説文は1700文字と少ない文字数ではあるが、難解な語句も多数出てくるため、語彙力がないと太刀打ちできない
40~50文字の記述問題や、文意に沿って自分の経験を作文する問題もあり、自分の考えをまとめる力が必要である。

 

出題頻度の高い題材(論説文):科学技術、環境問題、教育などの社会保障に関わる問題

 

 

○社会:傾向と対策○
試験時間:50分 配点:100点

 

社会は地理問題が27題、歴史問題が28題、公民問題が7題の出題となっている。
地理は日本地理および世界地理との関わり、歴史との融合問題もある
地図帳や資料集にある細かい知識も出題されており、

普段から資料集などを隅々まで読み、幅広く知識をつける必要がある
出題傾向としては、現代の社会問題が必ず出題されているため、

現代の問題を考えるための知識も必要となってくる
歴史は、近現代史・通史の出題が多い。

史料や写真、年表を利用した問題も多いため、資料集や参考書は一通り目を通しておきたい
公民は、出題数が少なく、時事的な問題が多い。

 

 

○理科:傾向と対策○
試験時間:50分 配点:100点

 

理科は、物理分野14題、化学分野12題、生物分野21題、地学分野11題の問題構成となっている。
問題集をどれだけ解くかというよりも、普段から理科的好奇心をもって物事をみているか

好奇心をもったことに対して周りの大人と会話し、自分で調べ理解を深めているかが問われている
短文記述では、なぜその観察結果・実験結果となるのかを答えさせるものが多い。

 

出題頻度の高い題材(物理):電池回路、振り子、てこ、電磁石
出題頻度の高い題材(化学):
物質変化、水溶液の性質、金属の性質
出題頻度の高い題材(生物):
呼吸、植物、消化と吸収、血液循環、種子の発芽、動物
出題頻度の高い題材(地学):天体、天気、地層と岩石、流水の動き

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今回は愛知県の国立・私立中学の偏差値を紹介します!
  
【共学】
滝中学 61
愛知中学 56
名古屋大学附属中学 54
愛知教育大学附属中学 50
春日丘中学 47
星城中学 42
大成中学 40
愛知工業大学中学 45
名経大市邨中学 36
名古屋国際中学 36
名経大高蔵中学 35
愛三大三河中学 35
 
【男子校】
東海中学 62
南山中学男子部 56
名古屋中学 55
海陽中学 52
 
【女子校】
南山中学女子部 62
愛知淑徳中学 57
金城学院中学 51
椙山女学園中学 50
聖霊中学45
名古屋女子大中学 45
 
トライ教育情報センター調べ
  
 
受験の参考にしてみてください。

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最近の中学受験の傾向として、
受験者数は増えているが、1人が受ける学校数は減ってきているという傾向があります。
不景気といわれる中でも中学受験人気は衰えておらず、特に行きたい学校があり、そこに向けて集中的に勉強している方が増えています。
下記は、2011年度入試の概況および2012年度の入試変更点です。

 

■2011年度 受験者数を伸ばした学校
1位 聖霊中学(558名、昨年対比183%)
2位 金城学院中学(1045名、昨年対比158%)
3位 春日丘中学(581名、昨年対比144%)
4位 東海中学(933名、昨年対比112%)
5位 南山中学校女子部(839名、昨年対比107%)
6位 名古屋中学(1290名、昨年対比106%)
7位 滝中学(1623名、昨年対比105%)
8位 愛知工業大学附属中学(741名、昨年対比104%)

 

女子校において、試験日の変更により志願者数の大幅な増減がありました。2010年度は、聖霊中学および金城学院中学が同日試験日だったために受験者を二分しましたが、2011年度は、二つの学校の試験日が重ならなかったっため、いずれの学校も昨年度より受験者数を増やしています。
逆に愛知淑徳・椙山女学園中学は、2010年度までは別日程にて併願が可能でしたが、2011年度から試験日が同日になっており、人気を二分しています。特に椙山女学園中学では、当日の欠席者数が268名と多く、試験日の早かった金城学院中学で合格を獲得した方たちが、椙山女学園中学を受けずに愛知淑徳中を受験したり、逆に金城学院中学で合格できなかった方たちが愛知淑徳中学を諦め椙山女学園中学を受験する、という現象が起きたことが予測されます。(金城学院中学が18名の欠席者数に対し、愛知淑徳中学は81名の欠席者数)
 

いずれも男子校であり同日試験日の東海中学南山中学男子部に関しては、ここ数年は東海中学が人気を伸ばす傾向にあります。南山中学男子部は本年度より中学からの募集人数が減りますので、敬遠されるか、それとも志願者数を維持するか、予測できません。ただ、大手進学塾の中には、募集人数の多い東海中学の方を勧めているところもあるようです。
 

春日丘中学愛知工業大学附属中学は、ここ数年着実に志願者を増やしており、人気の高まっている学校といえます。人気の高まっている学校においては、昨年より入りにくくなっていたり、合格・不合格の振り分け精度を上げる為に問題を難化させる可能性もありますので対策には十分な注意が必要です。

 

■2011年度 高倍率の中学(受験者数/合格者数)
1位 南山中学校女子部 3.74倍
2位 南山中学校男子部 2.62倍
3位 滝中学校 2.56倍
4位 東海中学 2.07倍
5位 愛知淑徳中学 2.05倍
6位 椙山学園中学校 1.91倍

 

ダントツ1位は、南山中学校女子部でした。女子の最高峰として、不動なる人気を誇っています。
南山中学校女子部は本年度中学からの募集人数を減らしますが、同日試験日の他中学に流れることがあまり考えられないため、おそらく倍率が低くなることはないでしょう。
倍率の高い学校ほど、ライバルに差をつけるために志望校の傾向に合わせた対策が必要になります。

 

■2012年度 入試変更点
南山中学校(男子部・女子部)は、本年度より、小学校から進学してくる生徒を含めてそれぞれ定員200名の募集です。小学校の1学年の定員が90名の為、それぞれ40名ほどは内部進学生となる可能性が予測されますが、正確な数字はまだ公表されていません。

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今回より8回にわたり、中学受験についてシリーズでお届けします。
第1回目は、『志望校選びのポイント』です。
 

    

志望校を選ぶときは、下記のポイントに注意して選びましょう。    

     

①校風
私立が公立と最も異なる点は、校風にあります。
教師の目が行き届いているか、文武両道なのか勉学重視なのか、生徒の雰囲気はどうかなど、    

実際に説明会や文化祭に足を運んで確認しましょう。    

学校の指導方針や校風が合わない場合、のびのびとした学校生活を送ることができないケースも    

出てきますので、十分に下調べをしましょう。    

      

②卒業後の進路
卒業生の進路がどのようになっているのかも見逃せません。
特に、将来の夢があるお子さんは、将来の夢につながるような選択肢のある学校を選びましょう。  

    

●大学附属校 / 進学校
*系列大学への進学者が多い学校
愛知工業大学附属中学校、金城学院中学校、椙山女学園中学校、名古屋経済大学市邨中学校、名古屋女子大学中学校、聖霊中学校  

  
*系列大学へも進学するが他大進学率も高い学校
愛知中学、愛知淑徳中学校、名古屋経済大学高蔵中学校、南山中学校(女子部・男子部)、愛知産業大学三河中学校
  

 
*大学がない(もしくは大学まであるがほとんど進学しない)学校
東海中学校、名古屋中学校、春日丘中学校、大成中学校、滝中学校、星城中学校
  

    

 ●宗教のある学校
*仏教
愛知中学、東海中学、大成中学校

*プロテスタント
金城学院中学校、名古屋中学校

*カトリック
聖霊中学校、南山中学校

*ロシア正教
桜丘中学校
  

    

 ●寮のある学校
海陽中等教育学校(愛知県蒲郡市)
函館白百合学園中学校(北海道)
函館ラ・サール中学校 (北海道)
那須高原海城中学校・高等学校(栃木県)
片山学園中学校・高等学校(富山県)
早稲田摂陵中学校・高等学校(大阪府)
土佐塾中学・高等学校(高知県)
  

    

 ●特別進学コースのある学校
愛知中学校:医歯薬コース
愛知工業大学附属中学校:特別進学コース
愛知産業大学三河中学校:特別進学コース
星城中学校:仰星コース
名古屋経済大学市邨中学校:特進コース
名古屋経済大学高蔵中学校:特進コース
  

    

●国立中学
名古屋大学教育学部附属中学校
愛知教育大学附属中学校
  

    

●伝統校 / 新設校
東海中学・南山中学・金城中学・椙山中学・名古屋中学など伝統校は
  

OB・OGも多く、他大学への推薦枠なども豊富にあるケースが多いです。
海陽中等教育学校・春日丘中学など新設校・革新校は、
  

先生方が学校作りに熱心で、独自の教育方法で実績を上げています。  

    

     

※情報収集の際にお知り合いの方から評判を聞くこともあるかと思いますが、  

 見方が違えば評価も異なりますので、必ずご自身が学校に足を運び、確認することが大切です。
  

     

※私立学校展(2011年10月15日・16日に鶴舞の名古屋市公会堂で開催)など、  

 多くの学校の情報を一度に集められるチャンスもありますので、是非活用してみてください。  

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愛知県公立高校入試の傾向と対策、今回は古文・漢文についてです。

 

① 大問4で、毎年必ず出題される。H23年度は、Aグループで古文、Bグループで漢文が出題
  された。過去5年間(H19~23年)において、古文は毎年出題。漢文は、H22年を除き、A日程かB日程
  のどちらかで出されている。
 
② 古文・漢文ともに必ず現代語訳がついているので、難易度は他県に比べてそれほど高くない
  問題形式はワンパターンなので、基礎学力をつけていれば十分対応できる。
  古文においては、歴史的仮名遣いに直せという問題が3年おきに出題されている。
  (H20B わざはひ、H17B いきほひ、H14B いはひ)
  古文の出典作品は、徒然草や枕草子が多い。
 
③ 大問1問・小問4問→4点   
  問題形式は、抜き出し、内容読解、心情理解、現代語訳など。
   
④ 先に現代語訳に目を通し、ざっと内容を把握した上で、古文・漢文を読むという方法を取るのが
  最も効率よい解き方。よく出る古語や漢文独特の言い回しは、ノートに書き出してまとめておくと
  よい。問題の難易度は高くないので、教科書をもとに、授業内容をしっかり復習しておく。
 
 ・古文については、現代語と意味が異なる古語に注意すること。その代表的なものが「あはれ」。
  現代語では、「可哀そうだ」という意味で使っているが、古語の意味は「しみじみとして趣深い」
  全く意味が異なるので、問題を解き終ったら、古文と現代語訳を見比べること。
 
 ・漢文については、覚えなければならない内容のボリュームが比較的少ないため、短時間でも効率よく
  学習でき、高得点が狙える。人物にしるしをつけておくと、読解しやすい
 
  古文・漢文ともに、普段学習する時は音読が効果的。教科書の文章などを繰り返し、声に出して読むことで、
  現代語にはない独特の表現(漢文においては句形・句法のリズム)を身につけることができる。

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愛知県公立高校入試の傾向と対策、今回は【国語】文学的文章についてです。
 

 

① 大問1か2で、毎年必ず出題される。(随筆か小説)
 
② 心情把握についての問題は、毎年必ず出題されている。接続詞を選ぶ問題もH21年A・B、
  H23年と頻出。「棚にあげる」「鳥肌が立つ」「おぼつかない」など、文章中の言葉の意味についての問題や
  理由を問う問題も定番。入試問題として取り上げられている出典作品は、それほど難解な文章ではない。
 
③ 大問1問・小問6問→約8点
  論理的文章同様、書き出しの語句が与えられ、それに続けて指定の語句を使う要約問題も出題されている。
   
④ 文学的文章(小説)を読む際は、情景を頭に思い描き、登場人物の気持ちをつかむことに意識を傾ける
  ただし、自分の主観を解答に含めてはいけない。小説の内容に感情を込めすぎてしまうと、無意識のうちに
  自分の気持ちを含めて答えてしまうことがある。書かれていることを客観的に判断すること。
 
  また、言葉の意味を答える問題に対応するために、勉強中、文章を読んでいて分からない言葉が
  出てきたら、辞書で意味を調べる習慣を普段からつけておくことが大切。
 
<文学的文章・読解のポイント>
1.気持ちを表す部分、特に心情の変化を表す部分にしるしをつける。
 
2.論理的文章同様、単なる答え合わせではなく、解説をじっくり読み「どうして、この答えになるのか?」
  という解答への道筋を確認する。
 
3.傍線部についての答えを求められている場合、傍線部の直前・直後か傍線部を含む段落全体をじっくり読むと、
  答えが見つかりやすい。
 
4.理由問題は、「~ので・~から・~ため」に注目して答える。

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