教育プランナーブログ

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こんにちは!秋田県のトライさんです。夏休みもいよいよ終わりとなりました。
収穫の秋へ向かうところです。学習においても実り多く、成績を急上昇させていきたいところです。


さて、本日のテーマは「センター試験の傾向と対策」です。
2019年度のセンター試験は、2019年1月19日(土)・20日(日)の両日に実施されます。
出題教科・科目・試験時間割は前年から変更はありませんでした。
1日目は文系教科、2日目は理系教科で構成されています。
受験案内の配布時期や出願期間などのスケジュールや検定料についても、例年から大きな変更はありません。


では、次に主要教科の英・数・国の順に大局的な傾向と対策をアドバイスさせていただきます。


英語(筆記)については、形式に多少の変更がある場合がありますが、過去問や問題集を活用することで、適切な時間配分で練習することが可能ですので、対策がやりやすくなっています。また、大問を解く順番も、本番での時間配分を成功させる大きな鍵となります。自分に合った「時間配分」と「解く順番」が得点力をアップする重要な要素となります。


英語(リスニング)は、ただ音声を聴き取るだけでなく、質問や選択肢を早く読む力も必要とされます。事前に質問や選択肢を読み、読み上げられる内容を推測する余裕をもつことがとても大切です。内容は、日常生活や普段の学生生活などをベースにした場面がよく出題されます。このような問題は状況をイメージしやすく、取り組みやすいでしょう。全体的には教科書レベルの語彙力で対応できる表現が多く使われていて、基礎的なリスニング能力が問われる試験となっています。


数学Ⅰ・数学Aについて。数学Ⅰの「数と式」、「集合と命題」は数学において基礎となる分野ですので、しっかりと初期の段階で学習し、マスターしておきましょう。「2次関数」は問われる内容が決まっていますので、ぜひ高得点を狙ってほしいところです。「データの分析」は、実戦演習で図表の読み取りを練習することに加えて、変量の変換などの理論に関する部分にも力を入れましょう。「場合の数・確率」は表面的な答えの出し方を覚えても太刀打ちできません。基本的な考えをきちんと理解し、身に付けることが大切です。特に頻出である条件付き確率には注意しましょう。「整数の性質」は内容が豊富なので、解法を整理して、それらをしっかりと覚えることが必要です。「図形の計量」、「図形の性質」は定理・公式の使い方を実戦演習により練習を重ねる必要があります。


数学Ⅱ・数学Bについては、数学Ⅱ「三角関数」、「指数関数・対数関数」は、まず確実に公式を使いこなし計算できるようにしておきたい。その上で、難しい問題が出されることの多い「三角関数」は、応用的な問題にもチャレンジしておきましょう。また、各分野との融合問題も多いので、苦手分野を作らないようにしておこう。「微分法・積分法」は接線の方程式、関数の増減、面積計算などの典型的な問題を確実に解けるようにしよう。複雑な計算が要求される問題もあるので、計算力も鍛えておきましょう。数学Bの「数列」は、近年、趣向を凝らした問題が出されているので、典型問題を確実に解けるようにした上で応用問題にもチャレンジしておこう。「ベクトル」は計算の負担が大きい問題も多いので、解法を一通り習得した上で計算力も付けておこう。また、平面ベクトル、空間ベクトルのどちらの問題が出ても対応できるようにしておきましょう。


国語の現代文については、まずは本文に書かれていることを根拠に解答を決めるという態度を習慣づけることが最も重要です。問題を解いていて判断がつかない場合は、選択肢だけを見て直感的に答えを決めようとするのではなく、必ず本文に戻って、「本文のこの文章にこう書かれているのだからこの答えがいちばん良いだろう」と考えるクセをつけましょう。とくに小説の問題では、思い込みで答えを決めてしまわないことが大切です。つねに理由づけをしながら解答を選ぶ姿勢を徹底していくことが、入試現代文では最も重要なことです。


国語の古文で得点するためには、基本的な古語を暗記し、用言の活用・助動詞・助詞・敬語に関わる文法事項を習得し、そうして得た知識を用いて、できるだけたくさんの古文を読む訓練を積んでほしいところです。古語単語は、訳語を丸暗記するのではなく、その語の意味をきちんと理解することが大切です。また、設問形式は、毎年、ほぼ一定の型になっていますので、過去問や予想問題集などを利用して、センター試験の設問形式と時間配分に慣れておくことも大切です。さらに、和歌が頻出しますので、基本的な和歌修辞を暗記して、普段から和歌を現代誤訳するなどして、和歌に慣れておきたい。


漢文ではまず基礎知識を確実に習得する必要があります。重要語句、基本句形、漢詩の知識などの漢文読解の基本部分を徹底的に習得しておこう。その上で、文章構造や文脈の展開、そして全文の趣旨や筆者の意図に注意しながら読解力の要請に努めてほしい。漢文は後からでも高得点が取れると勘違いしている受験生の話を時々、耳にしますが、現実はそう簡単ではありません。なるべく早い時期から学習に取組みましょう。


さらに詳しいことを聞きたいキミは、お気軽に近くの個別教室のトライにお越しください。
教室長から丁寧にご説明いたします。ではまた、次回にお会いしましょう。

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