2018年9月3日
9月の学習での留意点について
こんにちは!秋田県のトライさんです。いよいよ9月に入りました。秋田市内の中学校では、定期テスト・実力が終了。結果が返ってきて、喜んだり悲しんだりしていることでしょう。しかし、一喜一憂はよくありません。するべきことは、反省し、今後の課題を見つけ、改善策を立てて、そしてそれに基づいてすぐに実行して、継続することです。
今日のテーマは、9月の学習面で留意してほしいことです。受験生はこの時期に入ると受験への意識が強くなるため、入試レベルの問題・応用問題ができることを望むあまり、難しい問題を解くことに力を入れがちになります。もちろん基礎力がしっかりとついている生徒ならば、当然それでいいのですが、そうでない場合は、「百害あって一利なし」ということになってしまいます。例えると、建物の基礎がぐらぐらしているのに、上の方に重いものを乗せれば、建物は倒れてしまいますね。
基礎力がある科目・単元は、どんどん入試問題レベルを解いていってもかまいません。しかし、基礎力がないなと判断した科目・単元は、もう一度教科書や基本ワークに戻って、基礎知識の確認、基本問題が完璧にスピィーディに解けるかをチェックしてください。まさに「急がば回れ」です。このチェックを確実に実行していけば、10月くらいから一気に成績が向上・安定するでしょう。
先を見据えた学習はもちろん大切です。しかし、足元を見つめることもまた大切です。9月は、自分の足元を見つめて、足固めをする時期でもあります。
ではまた、次回お会いしましょう。