教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



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2011年5月

前回に続き秋田県の高校を紹介いたします。

 

今回紹介するのは、平成23年度の公立高校入試一般選抜において、学科別高倍率ランキングで上位3位を占め、

高校別でも2位にランクインしている秋田県立金足農業高校です。

 

秋田県秋田市に立地し、生徒数592名と農業高校としては県内最大の生徒数を誇ります。

 

平成22年度の一般入試の倍率をみると、「生物資源科 1.85倍」「生活科学科 1.85倍」

食品流通科 1.54倍」「造園緑地科 1.36倍」「環境土木科 1.15倍」と倍率ランク上位に位置していました。

 

平成23年度の一般入試の倍率は、「生物資源科 1.73倍」「食品流通科 1.73倍」「造園緑地科 1.73倍」

生活科学科 1.58倍」「環境土木科 1.19倍」と昨年度同様、いずれも高い志願倍率となっています。

 

教育目標に「実践力と創造性に富む人材を育成する」と掲げているように、

在学中に様々な資格を取得するチャンスがあります。

 

【取得できる資格】

危険物取扱者、全国家庭科技術検定食物調理・被服製作検定、ワープロ技士、サービス接遇マナー検定、

測量士補、表計算技士、造園施工管理者、造園技能士、玉掛け、移動式クレーン、毒物劇物取扱者、

簿記実務検定、情報処理検定、トレース技能検定、書写検定など

 

また、農業高校の特徴である様々な体験に取り組んでいます。

 

【主な取り組み】

学校開放講座ジャム造りや果樹収穫体験などの実施

太陽光発電などによる環境教育の実践

農産物の販売

各学科の研究活動等の展示と情報発信

 

多くの資格取得のチャンスがあり、さまざまな取り組みができるのも、

施設や設備が充実しているためで、秋田県を代表する農業高校となっています。

 

さらに、部活動が盛んなことでも有名で、野球部からは多くのプロ野球選手も輩出しています。

野球部以外でもウェイトリフティング部やボクシング部、バトミントン部なども全国レベルの活躍を見せています。

 

トライでもスポーツに打ち込むみなさんをサポートする「プロスポーツ家庭教師のトライ」というコースがあります。

マンツーマンから集団指導まで元プロ選手の指導が受けられます

部活動から個人レッスン、社会人チームまでスポーツに関するあらゆることをサポートいたします。

御興味のあるかたは、ぜひ一度、お問い合わせください。

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早いもので、もう梅雨の足音が聞こえてきました。

受験生にとっては勝負の夏が近づいています。

夏までにある程度志望校を決めておく上でも、高校の情報を今のうちから調べておきましょう。

 

秋田県には公立53校、私立5校の高等学校があります。

今回は、東京大学をはじめ、東北大学医学部などへの高い進学実績をほこり、

東北屈指の進学校として全国的に知られている県立秋田高校を紹介します。

 

秋田県立秋田高等学校

「伝統は革新とともにある」をスローガンとして掲げ、

「品性の陶治」「学力の充実」「心身の鍛練」を教育目標とし、文武共に活発な高校です。

 

秋田高校の教育過程で特徴的なのが、1年次は全生徒が普通科となり、

2年次より普通科と理数科に分かれるというところです。

普通科はさらに文系コースと理系コースに分かれます。

2年次にどのコースに進むかは入学時ではなく、1年の後半で希望を出しますので、

自分の得意・不得意がある程度分かってから、文理選択をすることができます。

 

そして気になる大学への進学状況ですが、23年度実績で東京大学に5名

東北大学に48名など、国公立大に171名の現役合格者を輩出しています。

医学部だけを見ても、24名の現役合格者を出しています。

 

情報公開にも積極的で、HPにも年度別の現役合格者数

既卒合格者数が細かく掲載されていますので、確認してみてください。

大学進学率も1つの目安ですが、各高校によって様々な特色がありますので、

高校選びは慎重に行ってくだい。

実際に学校まで出向いてみて、雰囲気を肌で感じるのも良いでしょう。

 

日々の学習だけでなく進路・進学に関するご相談も遠慮なくお申し付けください。

トライのプロ家庭教師や、教育プランナーがサポートしていきます。

自分にあった学校選び、後悔しない学校選びをして、夢に向かいましょう。

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暖かい日が続きます。いよいよ夏が近づいてきましたね。

真夏日ではない日の方が熱中症にかかり易いので、

水分をこまめに取るようにし、十分気をつけてください。

 

さて、突然ですが問題です。

 

 

問1「キリンを冷蔵庫に入れるにはどうしたら良いですか」

問2「問1の冷蔵庫にゾウを入れるにはどうしたら良いですか」

問3「森で動物会議が開かれました。全ての動物が参加しましたが、参加できなかった動物がいました。

  どの動物でなぜ参加できなかったのですか」

問4「人食いワニの住む川があります。その川を無事に渡る事ができました。なぜですか」

 

 

1人で考えても結構ですが、ぜひ友達や家族で色々な意見を出し合いながら考えてみてください。

 

なるほどと思わず納得するような答えから、珍解答まで面白い答えが出てきたのではないでしょうか。

 

 

では答え合わせです。

 

解1「冷蔵庫の扉を開け、キリンを冷蔵庫に入れてから扉を閉める」

解2「冷蔵庫の扉を開け、キリンを出してからゾウを入れ、扉を閉める」

解3「参加できなかったのはゾウ。理由は冷蔵庫に入っているから」

解4「人食いワニが動物会議に参加していて川にいなかったから」

 

なあんだと、肩すかしを食ったのではないですか。

自分も初めて聞いたときは、え、それだけ?と思わず口にしてしまいました。

 

大きさにとらわれたり、自分の常識の範囲で考えたりしてしまいがちですが、

問題を良く読むと、「冷蔵庫に入れるには」と聞いているので、入れ方を答えれば良いのですね。

 

この問題ですが、アメリカの有名企業の入社問題だそうです

 

求められるのは、常識や自分の経験にとらわれず物事の本質をシンプルに捉えることです。

 

授業中の先生の発言や、ノートを取りラインを引く時、テストの文章題など

本質を捉えることで理解しやすくなるものはたくさんあります

シンプルに考えてみると問題が解けることもあります。

中学の国語高校の現代文の問題でも、シンプルに書けば良いところを、

余計な記述があるために減点されることが多く見受けられます。

 

物事の本質を見抜く力シンプルに考えることは、すぐに出来るものではありません。

日々の訓練、積み重ねで身についていくものです。

 

簡単なゲームやなぞなぞなど、友達同士やご家族で楽しみながらチャレンジしてみてください

自分で問題を作るのも良いですね。

思考のウォーミングアップにもなります

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能代市小惑星探査機「はやぶさ」を描いた映画が公開されるそうです。

被災者への応援企画として無料上映されるそうですが、

21・22日については一般公開もされるとのことです。

多くのトラブルに見舞われながらもそれらを乗り越え、

小惑星の微粒子を持ち帰ったことで大きなニュースになりましたね。

どのような映画となっているか楽しみです。

 

「はやぶさ」は地球の重力の影響が及ぶ範囲から離れ、小惑星に着陸、

物質を採取し地球に帰還するという世界でも例のない計画を成功させました。

功績としてサンプル採取に目が行きがちですが、

イオンエンジンによる推進実験、長期連続稼働実験、

小惑星の観測とそのデータを基に探査機自ら判断して近づく自律航法実験など

「はやぶさ」は、様々な実験や観測を行いました。

 

最先端科学の粋を集めた「はやぶさ」でしたが、

打ち上げ直後からさまざまなトラブルに見舞われました。

4基搭載したイオンエンジンのうち1基が出力不足に陥り運転停止。

観測史上最大規模の太陽フレアに遭遇し、プログラムにエラーが発生。

エンジン3基中1基の姿勢制御装置が故障し、2ヶ月後さらに1基が故障。

姿勢制御に不安を抱えたため着陸のリハーサルを3度行うも、着陸失敗。

1週間後、再チャレンジし着陸に成功するものの通信が途絶。

小惑星離脱の際に燃料漏れ発生。

漏えいした燃料の気化による温度低下でバッテリーが放電し、電源系統が機能しなくなる。

 

このあと、ソフトウエアを組み直したり、機器の利用用途を変更しトラブルに対処したりと

電気系統の復帰や姿勢制御にあらゆる方法を試しながらも、再度燃料漏れをおこし、

その影響で違う問題が発生するなど、トラブルは地球帰還まで繰り返し起こりました。

それは、まさしく大冒険と呼ぶにふさわしいミッションとなったのです。

幾多のトラブルに見舞われながらも、関係者全員が一丸となり、

知恵を絞り合い、決してあきらめなかった事が世界的な快挙へと繋がったのでしょう。

 

この関係者全員の「はやぶさ」に向かう姿勢、気持ちは見習うべき点がたくさんあります。

学校や自宅での学習はもちろん、部活習い事などでも、

壁にぶつかり、気持ちが折れそうになることがあると思います。

そんな時こそ、継続していくこと諦めないことを大切にする姿勢が、新たな第一歩へと繋がります。

諦めない気持ち、そして目標に向かう気持ちを奮い立たせましょう。

 

今回映画が上映される能代市にはJAXAのロケット実験場があり、

7月には能代市総合体育館で、「はやぶさ」の帰還カプセルの展示会も行われるそうです。

世界の最先端の科学に触れられるまたとないチャンスです。

夏の自由研究への題材探しにも一役買ってくれることと思います。

ぜひ参加してみてください。

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ゴールデンウィークも終わり、新学期にも慣れてきた頃だと思いますが

学校生活や、勉強の調子はいかがですか?

やる気が失せ、無気力になる「5月病」になっている人はいませんか?

やる気は、ただ待っていても出てきません。

自分自身で、「やるぞ!」という気持ちを出さないと、いつまで経ってもダラダラしてしまいます。

 

学習指導要領が改訂され、授業時間数とともに学習内容大幅に増加しています。

これまでと同じペース、同じ気持ちで勉強したのでは、学校の授業にも遅れてしまいます。

6月中に定期テストが行われる学校が多いので、まずはしっかりと準備しましょう。

1つ1つ、目の前の目標をクリアしていくことで、やる気が向上することもあります。

 

1つのきっかけとして、私が好きな名言をご紹介します。

歴史上の偉人だけでなく、映画の登場人物なども混ざっていますが、

この名言によって、皆さんの「やる気」が少しでも向上すれば幸いです。

 

 

小さいことを積み重ねるのが、とんでもないところへ行くただひとつの道だと思っています。  【イチロー:野球選手】

 

人から言われてやった練習は努力とは言わない。 【茂野吾郎:漫画「MAJOR」の登場人物】

 

我々の最大の弱点は諦めることにある。

   成功するのに最も確実な方法は、つねにもう一回だけ試してみることだ。 【エジソン:発明家】

 

学べば学ぶほど、何も知らないということが分かるようになる。

   何も知らないと分かるようになるほど、もっと学びたくなる。 【アインシュタイン:物理学者】

 

希望はいいものだよ。多分最高のものだ。

   いいものは決して滅びない。 【アンディ=デュフレーン:映画「ショーシャンクの空に」の登場人物】

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秋田県内の各中学校の修学旅行出発日が、今週から来月中旬にかけて集中しています。

行き先は東京都神奈川県(横浜)千葉県(ディズニーリゾート)など

首都圏が圧倒的に多いようです。

 

修学旅行は校外学習の一環で行われる『研修旅行』という位置付けだと思いますが、

最近は自由時間も多く、研修先も班ごとに自由に選ぶことができるなど

『興味があることを楽しみながら学ぶ』という側面が強くなっているように思います。

普段の環境とは全く違う首都圏の都市に数日間、身を置くことで、

『将来は東京の大学に進学して、この街に住んでみたい』と思う生徒もいるかもしれません。

 

東京都内には国立大学だけでも、東京大学一橋大学東京医科歯科大学をはじめ、

東京外国語大学や、お茶の水女子大学など合計12校の大学があります。

私立大学は実に100校以上あり、早稲田大学慶應義塾大学を筆頭に、

明治大学中央大学法政大学など、全国的に有名な大学が多く存在します。

 

『どの分野に力を入れているのか』や、『教授の研究分野』によって、

同じ学部であっても、学校によって学べる内容が異なるのが大学教育の特徴です。

入試方式試験科目もさまざまで、かなり複雑であるため、正確な情報を把握しないと

自分にとって不利な条件で受験することにもなりかねません。

 

私立大学の多くで採用されている入試方式を以下にいくつか挙げますので、是非参考にしてください。

また不明な点があれば、いつでもご相談ください。

 

 

【私立大学 入試方式例】

<AO入試>

 志望理由書面接小論文グループ活動など、学科試験によらない選抜方法で合否を判定する方式。

一般的に内申点は不問。オープンキャンパスへの参加や、センター試験の受験が必須になるケースも。

 

<指定校推薦>

大学が各高校に推薦枠を与え、高校側の選考に通った生徒を対象に、面接小論文を課して合否を判定する方式。

高校と大学の信頼関係の上に成り立っており、高校側の選考を通れば、ほぼ合格となる。

 

<T日程>

全学部同じ日に試験を行う。出願は1学部1学科のみ。試験科目は2~3科目が主流。

 

<A方式>

学部・学科ごとに行われるスタンダードな入試方式。文系は3科目、理系は3~4科目が多い。

 

<センター利用>

大学入試センター試験の点数で合否判定を行う。

移動等の負担が少ないため、T日程やA方式に比べて合格ランクが上がる傾向

 

 

 

写真:【東京大学 赤門】

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今から約15年前、能代工業高校バスケットボール部の練習を見学しに行ったことがあります。

当時私は中学生だったのですが、全国屈指の強豪校がどのような練習をするのか、

非常に興味を持って見学した思い出があります。

 

シュートやパスの正確さ、それに選手のスピードに圧倒されました。

中学生の私は、ほんの1~2歳違うだけで、こんなにもレベルが違うのかと驚きましたが、

練習内容自体は、私たちが普段行っていたものとほとんど同じでした。

私たちとは違う、特別な練習をしていると思っただけに、少し拍子抜けしたものです。

しかし、よくよく練習を見ていると、やはり特別な練習だとわかりました。

 

『スリーメン』という3人1組で行う練習があります。

この練習は、1人が最後にシュートをして終わるので、普通はシュートをする役を交代で務めることになります。

しかし、私が見た能代工業高校の『スリーメン』の練習は、

いつも決まった人しかシュートをしていなかったのです。

 

1人はシュート、1人はパス、1人はリバウンドと、

役割を変えないまま反復し、技術の精度を高めるこの練習方法は

私にとって斬新で、『こういう考え方もあるんだ』と、感動にも似た衝撃を受けました。

 

地味に見える反復練習を淡々とこなし、精度を高めることは

勉強面でもかなり有効です。

 

勉強が思うように進まなかったり、勉強のやり方に手詰まり感を覚えたときは

思い切って別ジャンルに目を向け、そこから勉強のヒントを探すのも良いかもしれません。

試行錯誤を繰り返しながら、自分に合った勉強方法を見つけることができれば

成績は飛躍的に伸びるものです。

 

能代工業高校バスケットボール部の練習を見学して、もう1つ驚いたことがあります。

それは、練習の合間に選手が体育館の外に畳を敷いて、昼寝をしていたことです。

効率良く技術を高めるだけではなく、しっかりと効果的に休息を取ることも大切なことなのでしょう。

 

気候が大きく変わる時期でもありますので、風邪など引かぬよう

体調管理にも十分お気をつけください。

 

 

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秋田県公立高校の一般入試における合否判定の基準は、

中学生3年生内申点学力検査、そして面接結果の総点となります。

内申点は中3の成績が9教科5段階で評価され、計算は以下のようになります。

(主要5教科×5段階)+(実技4教科×5段階×2倍)=65点満点

 

全国的にみると、中学3年間の内申点が評価される都道府県や、

内申点が学力検査点とほぼ同等に評価されるケースも多くある中、

秋田県は『学力検査点重視』と言えます。

また、入試問題の難易度も高く、表やグラフを読み取って分析する力や、

実験を通して考察する力などが試される良問が多く出題されています。

 

ここ数年の平均点は270~290点ほどで推移していましたが、

最新の平成23年度入試では、前年度-40.4点の248.5点でした。

教科別では下表の通りで、全教科で前年度を下回る結果となりました。

 

教 科

平均点

前年度との差

国 語

55.0

‐5.0

社 会

50.2

‐14.4

数 学

42.2

‐9.5

理 科

50.5

‐9.0

英 語

50.6

‐2.5

合 計

248.5

‐40.4

 

平成24年度入試では、平均点が回復すると思われますが、

それはあくまでも『楽観的予測』でしかありません。

どんな問題にも対応できる学力を確保することが重要です。

 

また、得意教科をつくることも非常に有効です。

問題の難易度に関わらず、常に安定した点数を取れる得意教科があり、

さらにそれが複数あれば、入試をかなり有利に戦えます

 

第一志望に合格するためにとれる戦術はさまざまです。

『苦手科目の克服』をして、全体の底上げを図るのか、

『得意科目を伸ばす』ことで、点数の安定を図るのか、

どちらがベターかは生徒一人ひとりによって異なります。

 

私たちは生徒一人ひとりの学力や得意・不得意教科、

そして性格や生活リズムなどを考慮して、学習計画を立案します。

入試に向けた戦略構築は、完全1対1指導のトライにお任せください。

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