教育プランナーブログ

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2011年9月

漢字・語句・文法

1. 出題傾向

第2問の小説で漢字の読み書き。

第3問の随筆で漢字の読み書き、品詞・用法が出題されました。

第3問(2)は、本文中の「売る」と活用の種類が同じ動詞を選ぶ問題でした。

 

 

2. 来年度の予想

出題の内容や傾向などは大きな変化はないものと予想されます。

各問題の中に漢字の読み書きが出題されるのも、同様ではないかと思われます。

品詞・用法は間違いなく出題されるでしょう。

 

 

3. 対策

教科書中心の学習を行い、語句や文法事項を確実に身につけておきましょう。

漢字も同様に、教科書にでてくる漢字は確実に読み書きできるようにしておきましょう。

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経済

1. 出題傾向

第4問で、日本経済全般についての問題が出題されました。

全ての問題において、図や表など資料を使った問題となっています。

 

「平成23年度 秋田県高校入試問題」

(1) 図1のa、bにあてはまる語を、一つずつ選んで記号を書きなさい。

ア、財政 イ、緊急 ウ、国庫 エ、環境 オ、地方 カ、公債

 

図1には主な税金の名前とその流れが描かれています。

「国」から「秋田県」へ矢印が描かれ、「「a」支出金や「b」交付税交付金など」と書かれています。

 

「地方交付税」はすぐにわかっても、aに何が入るかが分かっているかが、ポイントでした。

 

 

2. 来年度の予想

経済生活や日本経済に関する問題は、5年続けて出題されています。

来年度も引き続き出題されるものと思われます。

資料を使った問題構成も、それほど変化がないものと予想されます。

 

 

3. 対策

経済のしくみなどについて基礎的な知識はしっかりと身につけておきましょう。

ニュースや新聞などを良く見るようにしましょう。

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政治

1. 出題傾向

第5問で政治のしくみ、選挙についての問題が出題されました。

図や表などの資料を使った問題となっています。

 

「平成23年度 秋田県高校入試問題」

(1)① 図1のⅠについて、憲法では国務大臣に占める国会議員の割合をどのように定めているか。

  正しいものを一つ選んで、記号を書きなさい。

ア、4分の1以上  イ、3分の1以上  ウ、過半数  エ、全員

 

議員の定数や任期などは押さえていても、ここまで押さえていた方は少ないのではないでしょうか。

また、「国務大臣の数は14名」ということは把握していても、この問題は戸惑った方も多いのではないかと思います。

問われていたのは、国務大臣が14名だとしたら国会議員から何名以上選ばなくてはいけないのか、ということです。

憲法68条に「内閣総理大臣は、国務大臣を任命する。但し、その過半数は、国会議員の中から選ばなければならない」

と書かれている事を知っているかどうかが問われた問題でした。

 

 

2. 来年度の予想

「憲法」と「政治のしくみ」は、ここ5年間連続して出題されています。

引き続きこの分野からの出題となることが予想されます。

また、図や資料を使った問題は必ず出題されると思われます。

 

 

3. 対策

政治や憲法については、教科書にでてくる内容は必ず押さえておくようにしましょう。

ニュースや新聞に書かれている出来事も、一通り目を通すようにしましょう。

図や資料が必ず出てきますので、どんなことが問われているのかをしっかりと読み解く練習をしましょう。

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地理

1. 出題傾向

第1問で世界の地理

第2問で日本の地理が出題されました。

いずれも、グラフや表などの資料を使った問題となっています。

 

第1問は出された図が独特で、少し分かりにくい問題でした。

図1、2は、書かれている本初子午線と、注意書きの「中心は北極点を示す」「中心は南極点を指す」

図3は、北極点が上で、伸びている線が東経90度

図4は、北極点が上で、伸びている線が西経90度

に注意して考える必要があります。

頭のなかで地球儀が想像できるかどうかがポイントとなりました。

 

 

2. 来年度の予想

世界の地形・気候・人口については、5年間続けて出題されています。

来年度も出題される事が予想されます。

また、資料を使った問題は必ず出題されると思われます。

 

 

3. 対策

資料を使った問題に対応する必要があります。

普段の学習から、地図やグラフなどを使うことを心がけましょう。

その際に、地域の特色などを併せて学習するようにしましょう。

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歴史

1. 出題傾向

第3問が日本史全般の問題となっています。

(1)~(9)まであり、出題数が多めであると言えるでしょう。

(1)~(8)は同じ資料を使っての問題、

(9)も図を使っての問題と、全ての問題が資料や図を使っての問題となりました。

 

ここでは、各資料のなかから、時代を示した7枚のカードの説明をしてみようと思います。

 

A時代:

 御家人制度をもとにした幕府が関東に開かれ、将軍の死後は執権の地位についた一族が実権をにぎった。

B時代:

 幕府と藩の力で全国の土地と人民を支配する体制が約260年続き、幕府は開国するまで外交や貿易を統制した。

C時代:

 中国や欧米諸国との戦争後、連合国軍による占領を経て新しい国家の建設に努力し、現代日本の骨組みが形成された。

D時代:

 平城京において、律令にもとづいて天皇と貴族を中心とした政治が行われ、国際的な要素をもった文化が栄えた。

E時代:

 幕府には将軍の補佐として管領がおかれた。明との勘合貿易が行われ、応仁の乱後は下剋上の風潮が強まっていった。

F時代:

 平安京において、天皇と貴族による政治が行われ、摂政や関白になった貴族が政治の実権をにぎったこともあった。

G時代:

 民主主義的な思想が普及し、米騒動などをきっかけに、労働運動や農民運動が各地で活発に行われるようになった。

 

それぞれの時代と書かれている内容のポイントを絞ると以下の通りです。

A:鎌倉時代/鎌倉幕府と北条氏について

B:江戸時代/江戸幕府について

C:昭和時代/第二次世界大戦後について

D:奈良時代/律令政治について

E:室町時代/室町幕府から戦国時代の始まりまでについて

F:平安時代/摂関政治について

G:大正時代/大正デモクラシーについて

 

各時代の出来事や人物などポイントを押さえているかがポイントでした。

 

 

2. 来年度の予想

過去五年間の歴史分野は全て日本史から出題されています。

この傾向は続くものと思われます。

図や資料を使った問題は必ず出題されることが予想されます。

 

 

3. 対策

図や資料が必ず出てきますので、各年代の出来事、人物、文化をしっかりと理解しておくことが重要です。

問われる知識は教科書からの内容がほとんどですので、

教科書を繰り返し読み重要語句はしっかりと理解しておくようにしましょう。

同時に、歴史全体の流れをしっかりと把握しておくことが大切です。

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リスニング

1. 出題傾向

第1問がリスニングの問題。

全部で4題出題されました。

(1)は英文を聞いて、当てはまるものを絵の中から選ぶ問題。

(2)は会話の最後の文に対して、応答として適切なものを選ぶ問題。

(3)は会話を聞き、質問に対する答えを選ぶ問題。

(4)はスピーチを聞き、まとめた文の穴を埋める問題。

 

(4)が少し難易度が高めですが、しっかりとメモを取りながら聞き取ることができたかどうかで、

明暗を分けそうな問題です。

 

 

2. 来年度の予想

出題数、構成ともあまり変化はないものと予想されます。

会話を聞いて、選択する問題が中心になるのではないかと思われます。

穴埋め問題も出題されてくるのではないでしょうか。

 

 

3. 対策

穴埋め問題は、しっかりとメモを取りながら聞き取ることがポイントです。

普段からCDなどをつかって英文を聞く事と同時に、メモを取るクセをつけましょう。

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英作文

1. 出題傾向

第2問で条件付きの英作文が出題されました。

また、(3)は4語以上の単語を使い、英文を完成させる問題となっています。

 

「平成23年度 秋田県高校入試問題」

第2問(3)次の①②の下線部に英語を書き、( )内の場面にふさわしい英文を完成させなさい。

  その際①は英語4語以上で、②は英語5語以上で書きなさい。

①A:Do you play any sports ?

 B:Yes. I 「    」 club.

 (バスケットボール部に入っていると言うとき)

 

4語上と言う言葉に惑わされないことがポイントです。

授業で習った基本文「I am in the ~ club.」を使って答えればokです。

 

 

2. 来年度の予想

ここ数年、「○文字以上を使って」英語で答えさせる問題が出題されています。

おそらく次回も文字数の制限を課した問題が出題されるものと思われます。

条件付きの英作文も2年続けて出題されています。引きつづき出題されることが予想されます。

 

 

3. 対策

文字数の制限が付いた問題は、文字数に惑わされずに

基本的な英文で考えられるかがポイントとなってきます。

教科書の内容の基本文をしっかりと身につけておくようにしましょう。

その上で、短文を英語で書く練習を行うようにしましょう。

英作文対策として、普段の学習から、自分の考えを英語で書く練習を行うことも大切です。

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会話文・長文読解

1. 出題傾向

第4問で会話文。

第5問で長文読解が出題されました。

また、第3問が短い英文を読み解く問題となっています。

とくに第5問は大変長い英文となっていますので、正確に読み取る力が必要とされています。

 

選択問題や記述問題、並び替えや日本語訳など、出題形式も多様なものとなっています。

 

全体的に、現在完了や不定詞、be+動詞の過去分詞などがポイントとなっています。

 

 

2. 来年度の予想

出題量や傾向などはさほど変化がないと予想されます。

来年度も、時間内に長文を正確に読み解く力が試されるでしょう。

引き続き、出題形式も多様なものになると予想されますので、

さまざまな問題に対応できる準備が必要でしょう。

 

 

3. 対策

会話文を含めた長文の読解力が問われますので、正確に読み解く練習が必要です。

基本的な文法事項の確認と併せて、普段から英文に慣れておくようにしましょう。

また、記述問題も出題されることから、選択問題を解く際にも、

答え全てを書き出すようにし、英文を書くことを意識するようにしましょう。

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単語・文法

1. 出題傾向

第2、3、4、5問と全ての問題で語句補充問題が出題されました。

特に第3問は記述式の問題となっていますので、単語力が試されるものとなっています。

第2問には語句整序も含まれています。

全体的に、基本的な文法事項の理解が必要となっています。

 

「平成23年度 岩手県高校入試問題」

第2問(2)次の①~③の( )内の語を正しく並び替えて、英文を完成させなさい。

③ I (cat/have/since/a/had) last year, and I like it very much.

 

現在完了形<have+過去分詞>の文をしっかり理解しているかがポイントでした。

 

 

2. 来年度の予想

問題数、構成とも例年通りとなることが予想されます。

基本的な文法事項の理解度と、単語力が求められる問題となるでしょう。

 

 

3. 対策

基本的な文法事項の理解力は必須ですので、教科書の内容は確実に押さえておくようにしましょう。

また、記述式の問題も出題されますので、最低限の単語は身につけておく必要があります。

ワークブックなどを使い、文法の重要事項を身につけておくことが大切です。

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地学

1. 出題傾向

第6問で天体に関する問題が出題されました。

地球と太陽系は、昨年に続き2年連続の出題となりました。

 

 

「平成23年度 秋田県高校入試問題」

秋田県の中学生の恵さんは、探査機「はやぶさ」が「イトカワ」という天体を調査し、

地球に帰還したというニュースを見て天体に興味をもち、実際に観察したり、

調べたりしたことをA~Eのようにまとめた。

(4)Dの月が南中したときの形は次のどれか、最も適切なものを一つ選んで記号を書きなさい。

 

実際の問題には、左側がかけている三日月~満月~かけている様子が記載されています。

問題にある資料Dでは、夜明けごろに東の空に月が見えることが書かれています。

夜明け頃に東から昇り、南中したときの姿はどれかわかるかが問われています。

教科書をもう一度読み返せば、そのまま答えが載っている問題でした。

 

問題と資料をしっかりと整理できるかがポイントとなっています。

 

 

2. 来年度の予想

来年も同様に、教科書中心の出題となりそうです。

資料の読み取りや、記述式の問題も引き続き出題されることが予想されます。

 

 

3. 対策

資料の内容と問題をきちんと整理して理解できる必要があります。

普段から資料読取の問題に触れて、慣れるようにしておきましょう。

授業中に使ったノートの読み直しや、教科書中心の復習は必ず行いましょう。

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