教育プランナーブログ

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2015年12月

受験が刻一刻と近づいてきています。

そのため、トライをご利用の生徒の皆さんにも焦りが見え始め、

以前よりも質問や相談が増えてきています。

そんななか、ある生徒から

「国語の説明文の読解問題がどうしても上がらない!もう説明文は捨てたほうがいいですか?」と言われました。

焦る気持ちも分かりますが、それは極論というもの。

そのため、その生徒さんには読解問題におけるポイントを伝授しました。

今回は、その内容を皆さんにもお伝えしたいと思います。

「テーマと結論をつかむ」

説明文読解の大きなポイントとして、「筆者の主張(読者に伝えたいこと)を読み取る」という点があります。

しかし、テーマと結論をつかみきれないまま読み進めると、筆者の言いたいことは一つだけのはずなのに、

筆者が何を言いたいのかが分からなくなってしまいます。

そこで、まず説明文読解においてすべきことは、最初の段落と最後の段落を先に読んでおくことです。

ほとんどの文章では、最初の段落でその文章のテーマが示され、最後の段落に結論が書かれています

それらを始めに読んでおき、頭に入れておいてから全体を読んでいくと簡単に読み進めることができます。

最初と最後のあいだに展開される内容は、読者に筆者の主張を理解してもらうための具体例であるため、

テーマと結論という軸と、どのように関連しているのかを考えながら読んでいくと迷うことはなくなります。

例えば、具体例の中には「対比」というものがあります。

Aがいいのか、Bがいいのかを比べて述べていくことですが、「結論」を頭に入れて読んでいけば、

筆者がどちらの立場なのかはすぐに分かります。

具体例に惑わされないように、テーマと結論を始めにおさえるようにして読み進めていきましょう。

それができれば面白いように○が増えていきます!

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先日、あるお母様と面談をした際に、

「子どもがちっとも言うことを聞いてくれなくて困っている。」とおっしゃっていたので、

「どういう風に言うことを聞かせようとしてるんですか?」と聞いてみたところ、

「ついつい『~はダメ!』『~しなさい』って言っちゃうんですよね~。」とおっしゃっていました。

親御様はお子様のことを考えて、どうしても言い方が厳しくなってしまうもの。

ただ、それでは聞き分けの悪い子になってしまう危険性があります。

そこで、今回は「子どもが能動的に動いてくれるようになる(なりやすい)ポジティブな声がけの仕方」

述べたいと思います。

①子どもに信頼を示す

何度も注意しているのに、言うことを聞いてくれない。

次第にこちらのイライラがつのってくると、「もう知らない!」とついつい言ってしまいがちです。

こちらとしては「もう知らない!」とは言いつつも、

突き放すことで行動に移して欲しいという期待もあるのですが・・・

そんなときは「~はきっとやってくれるよね。信じてるよ。」と言葉を言い換えてみてください。

子どもは大人から信頼を寄せられると、それに応えようとしてくれます。

また、子どもに限らず大人にとってもですが、

「自分自身を肯定(承認)してくれている」と感じられる瞬間が「やる気」に繋がりやすいものです。

②逆の立場を考えさせる

子どもの聞き分けが悪いと、こちらも引き下がるわけに行かずに

「言うことを聞きなさい!」とついつい高圧的な態度をとってしまいがちです。

ただ、子どもの側も引き下がろうとはせず、わざと反抗的な態度をとってきます。

そうしてこちらもカッとしてしまい、売り言葉に買い言葉へと繋がっていき・・・

これは、大人が目上からの目線で「説き伏せよう(従わせよう)」という感情が働いてしまうために

起こりうる状況です。

したがって、聞き分けが悪いときには自分と同じ目線で考えてもらうために、

「じゃあ、お母さんも○○の言うことを聞かなくてもいい?」と言って、

子どもに大人の気持ちを想像させてみてください。

また、大人の気持ちを想像させるという観点から「~してくれると嬉しいな。」という言葉も効果的です。

③「勉強をしたら、こんないいことがあるよ」とモチベーションを上げさせる。

「勉強しなさい」

良く聞くフレーズです。そのため、多くの親御様が使ってしまうフレーズですが、

これほど意味がなく、かつ子どもにとって有害なフレーズはありません。

この言葉は子どもをますます勉強嫌いにするだけの言葉です。

また、「~しなさい」という命令口調は、だれでも抗いたくなるものです。

そこで、「どうすれば子どもが自分から行動をおこしたくなるのか」を考えてみて、

「勉強を早く済ませれば、ゲームしていいよ。」とか、

「ご飯までに勉強を終わらせたら、食後のデザートをつけるよ。」などと、

行動を起こしやすくするための「誘導的な言葉」のほうが、

子どもとしてもスムーズに勉強に取り組みやすくなります。

今回は少々長くなってしまいました。

ただ、そのくらい子どもへの声がけはとても重要であり、

大人の側が意識を変えるだけで、子どもが劇的に変わるときもあります。

声を荒げるのはグッとこらえて、6秒間(怒りのピークが過ぎ去る時間を言われています。)深呼吸し、

笑顔でポジティブな声がけを心がけてみてください。

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タレントでスポーツ解説者の松岡修造さんの日めくりカレンダーが売れているようです。

『次に叩く一回で、その壁は破れるかもしれない』

という言葉はトライさんにも響きました。

もちろんトライさんも落ち込むときがありますが、

そんなときに気持ちを奮い立たせる名言を見て「やる気」を取り戻します。

そこで、今回はトライさん推薦の名言についてご紹介したいと思います。

①『諦めたらそこで試合終了だよ。』

言わずと知れたバスケット漫画の名作『スラムダンク』の安西監督の言葉です。

実力テストや模試の結果から志望校を諦めたくなったときにぜひ思い出して欲しいです。

②『人間、志を立てるのに遅すぎるということはない。』

政治家で、イギリスの首相も務めたスタンリー・ボールドウィンの言葉です。

父親の後を継いで、政治家になろうとしたのが40歳。周りからは「遅すぎる」と言われたなかで言った言葉でした。

これから何かを成そうとするときに、周りから色々と言われるかもしれません。

しかし、人間、本気になれば遅すぎるということは決してないのです。

③『勉強する事は自分の無知を徐々に発見していく事である。』

アメリカの自動車メーカー、ゼネラル・モーターズの創始者であるウィリアム・C・デュラントの言葉です。

たくさん勉強をすると、どのくらいの努力をしなければいけないかがはっきりしてくるため、

逆に不安になることがあります。

しかし、それは今までよりもしっかり勉強をしたからであり、確実に以前の自分よりも成長しています。

いかに自分が無知であったかをどんどんさらけ出していきましょう!その先に成長した自分がいるのです。

ひとまず三つを挙げましたが、気持ちが落ち込んでしまったときに必ず思い出す

名言をひとつは持っておいてはいかがでしょうか?

ちなみにトライさんが尻込みしたときに思い出して行動に移すようにしている言葉は、

『やるか、それとも、やらないかだ。やってみる、なんてのはなしだ!』

映画『スター・ウォーズ』のジェダイ・マスターであるヨーダの言葉です。

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先日、三者面談をしていて、お母様から

「この子はダラダラ勉強していてメリハリがないんです。どうやったらメリハリある勉強ができますか?」

と質問されました。

話を聞いていると、お母様が求めるメリハリのある勉強というのが、

「集中力を保ったまま、5~6時間勉強する」というハリしかないものだったので、

「それはさすがに無理です。」と申し上げ、「メリがあってこそのハリですよ。」とお伝えしました。

何を言いたいのかというと、「集中してしっかり勉強するためには、しっかり休憩もすること!」ということです。

やるべき時にはしっかりと勉強し、休む時にはしっかり休む。これが勉強の鉄則です。

そこで、今回はおすすめの「効率の良い休憩法」についてお伝えしようと思います。

・軽くストレッチをする

身体を軽く動かすことでリラックスでき、疲労回復になります。

また、身体を動かすことは脳の働きを活発にすることもわかっています。

身体と脳をリフレッシュすることで、また集中して勉強に取り組めるのです。

・好きな音楽を聴く

音楽を聴くのにも「ながら」ではなく、音楽を聴くだけの時間を作りましょう。

好きな音楽を聴くことで、リラックス効果が期待できます。

「また頑張ろう!」という気になるような、前向きな曲がオススメです。

男子生徒へトライさんのオススメは、一つ目の休憩法とあわせて、

映画『ロッキー』のテーマ『Eye of the Tiger』をかけながらシャドーボクシングです。

・熱いお風呂に短時間入浴する

眠たくなったときに有効です。

逆に、ぬるめのお風呂に少し長く入浴すると安眠効果が得られると言われていますので

勉強後はそのような入浴方法が良いでしょう。

ただし、風邪を引かないように注意しましょう。

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先日、高2の生徒の面談をしていて以下のような質問をされました。

「学校の先生に『ひとまず志望校を決めろ』って言われたんだけど、どうやって決めればいいか分からない。」

青森県の場合、高校受験においては自分自身の成績と照らし合わせて志望校を決めていくことになりますが、

大学受験においては選択肢は全国に広がるため、確かに困ってしまうとは思います。

今回は「志望校の選び方」について述べさせてもらいたいと思います。

まず、志望校選びのポイントはいくつかありますが、1番は『何を学びたいか』ということでしょう。

高校までの勉強と違い、大学での勉強は、ある程度自分の意思で決めることができます。

学びたい内容がないと、大学生活の魅力が半減すると言っても過言ではありません。

『興味があるから』、『将来つきたい職業に必要だから』、『就職に有利だから』。

学部選択にはさまざまな理由があります。

ただ、志望校を選ぶときには『学部』だけではなく、その学部で学びたい内容まで調べておくとよいでしょう。

例えば、

法律を学びたいという気持ちがあるなら、法曹界に進むために六法を中心に学びたいのか、

国際関係や国際法を学びたいのか、政治学や行政法を学びたいのかを考える、ということです。

もちろん、法学部ではこれらを広く学ぶことができますが、すべてを専攻することはできません。

自分自身の興味のあることを専攻科目として選んでも良し、将来を見据えて選んでも良し。

大学入学後に心変わりをして、別の科目を選考しても良いのです。

例えばトライさんの場合、歴史が好きで大学には人文学系の学部に進学しました。

ただ、大学1~2年のあいだに歴史を勉強していった結果、現代史(第二次大戦以降)が面白くなってきました。

特に、「各国の指導者がどういった観点で国の舵取りをしていったのか」という部分に面白さを感じ、

結果、政治学を専攻することになったのです。

「その学部ではどんなことが勉強できるのか」ということに注目して大学のHPやパンフレットなどを

閲覧していけば、自然と興味がわいてくる部分があるはずです。

そこから、同じような内容を学べる学部に絞り込んでいきましょう。

そうすると、いつの間にやら志望校が決定できているはずです。

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12月となり、冬休みまで残りわずかとなりました。

去年までであれば、楽しい楽しい冬休みとなっていたでしょうが、

受験生にとっては追い込みの冬休みとなります。

多くの受験生が不安を抱え始め、やるべきことが手につかなくなってはいないでしょうか?

しかし、ここで立ち止まっていては合格への扉はまったく開いてくれません。

この時期からしっかりとした対策を講じていきましょう。

そして、その対策とは、受験勉強の王道である過去問対策になります。

ただし、ただただ過去問を解いていても良いわけではありません。

過去問を解く意義は大きく分けて二点あります。

①過去問を通して自分の実力を図る。

②傾向に対して、自分に何が足りないのかを特定する。

これから過去問を利用して勉強していく目的は圧倒的に②の意味合いが強いです。

自分に足りない点を特定し、残りの日数でどのように克服していくかを決め、

その単元に徹底的に取り組みます。

使用する教材は、お家にある教材で構いません。

一度解いたことがあるものの方が身につきやすく、また、一度解いたことがあるため、

あまり時間をかけずに確認することができます。

以上が、過去問を利用した受験勉強の取り組み方になります。

過去問を解いた結果が良かったからといって満足して終えないようにしましょう。

肝心なのは、「自分に何が必要なのかを見極めること」です。

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