教育プランナーブログ

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2011年9月

こんにちは。家庭教師のトライ 千葉校です。
今回からは、国語の傾向と対策についてお伝えします。
第1回目の今日は、漢字・語句・文法の傾向と対策です。

 

【平成23年度 千葉県公立高校入試】

≪漢字≫

前期・後期ともに16点分出題されました。
前期では、握る・批准・均衡・甚だしいという読みが出題され、正答率が70.1%となりました。
また、書きとり問題では、届ける・装置・承る・一朝一夕が出題され、正答率は54.3%となりました。
中でも、一朝一夕はやや難しい問題で、正答率が28.9%でした。

四字熟語が出題され、以前よりも難しくなる傾向にあるようです。

 

≪語句と文法≫

大問4に出題されています。(配点は9点)
大問4の正答率は、51.4%でした。
平成23年度では、「他山の石」の意味、敬語の種類と分類、

接続関係の理解と接続語の補充という問題が出されました。
語句に関しては、やや難しい知識を問う問題が増えているので、

日頃から言葉に興味を持ち、語彙を増やしておき、確実に得点できるようにしましょう。

 

後期入試に関しては、40分という検査時間に配慮し、

前期の大問4にあたる語句の知識に関する問題が削られています。
ただ、それだけに漢字などで取りこぼしをなくして確実に点数を稼ぐ必要がありそうです。

 

次回は説明的・文学的文章読解についてお伝えします!

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こんにちは。家庭教師のトライ 千葉校です。
今回は、公民・経済分野の傾向と対策についてお伝えします。
 

平成23年度の千葉県公立高校前期入試においては、経済分野は10点分出題されました。
また、正答率は約60%となっております。

 

内容としては、
①食料の消費量・自給率の推移から読み取れる事柄
②輸入食品の値段と為替相場の影響
③千産千消(地産地消)のメリット(短文記述)

 

①はグラフと選択肢の文章を丁寧に見比べること。
②は為替相場の変動に関する問題。
③は地球温暖化の防止に結びつけることが必要。

以上がポイントになってきます。
 

経済の分野も政治と同様、配点・正答率ともに低いですが、1点が勝負の境目になってくる以上、怠ることはできません。
受験までに計画をしっかりと立て、学習を進めていってください!

 

これまで、4回にわたって社会の各分野の傾向と対策についてお伝えしてきました。
受験を控える皆さんは、是非今後の学習に活かしていってください!

次回からは、「国語」の対策と傾向についてお伝えしていきます。

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こんにちは。家庭教師のトライ 千葉校です。
今回は、政治分野の傾向と対策についてお伝えします。
前年度、千葉県公立高校前期入試においては、政治分野は15点分出題されました。
正答率は42.6%となっております。

 

内容として、大きく国内・国際に分かれ、

国内に関しては、
①基本的人権の分類
②議員1人あたりの有権者数の格差、一票の価値
③新しい人権について述べた文

が出題されました。

①・③は基本的人権についての基礎的な問題ですが、

②の「一票の価値」についての問題は、触れたことがない受験生も少なくなかったように思われます。

 

国外に関しては、
①WHO、PKO
②安全保障理事会の議決のしくみ(短文記述)

①に関しては、国際機関や活動の略称についての問題。

②に関しては、安全保障理事会の議決について記述する問題です。

 

さらに、後期試験の内容としては、
①為替相場の変動と日本企業の海外進出
②発展途上国の中での経済格差の問題
③ベンチャービジネス、ベンチャー企業

が出題されました。

①は進出地域は判断が容易ですが、為替相場は正確な知識が必要です。
②は南南問題、③のベンチャーに関しては、比較的新しい事項に関する出題です。

 

歴史や地理に比べると、配点も低く、正答率も低いですが、日々の学習を怠らないようにしましょう!
大切なのは「物事を関連付けて覚える」ということです。

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こんにちは。家庭教師のトライ 千葉校です。
今回は、地理分野の傾向と対策についてお伝えします。

平成23年度の千葉県公立高校前期入試においては、地理分野は30点分出題されました。
日本地理と世界地理が15点分ずつ出題されています。

 

日本地理に関しては、県名と県庁所在地が異なる県とその県庁所在地を書くという問題が出題されました。
このような出題は多いため、各都道府県の名前と県庁所在地はおさえておきましょう。
また、太平洋ベルトに関する問題、人口や人口増加率の問題、地形図を読み取る問題も出されました。
日本地理全体の正答率は62.3%でした。
日本地理では千葉県の産業をからめた問題が出題されることが多いため、

国勢と比較して整理をしておくと効果的です。

 

世界地理に関しては、千葉県を通る緯線の緯度についてが出題されました。
この問題については、日本の国土の緯度の範囲をおさえておく必要があります。
この他にも、ヨーロッパの気候に影響を与えている風の名称や、地図中の地域がどの気候帯に属しているのかを答える問題、国の位置を答える問題、グラフの読み取り問題が出題されました。
世界地理全体の正答率は、48.5%でした。

 

地理全体の正答率は55.4%と、歴史、公民、地理の3分野の中では最も高くなっていますが、地理は苦手という方も多いのではないでしょうか。
ただ、内容的には大部分の問題が教科書に準拠した基本的な問題です。普段から地図帳や資料集に目を通しておきましょう。

 

次回は、政治分野についてお伝えします!

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こんにちは。家庭教師のトライ 千葉校です。
今回は、千葉県高校入試における社会の「歴史」の傾向と対策についてお伝えいたします。

 

今回は、前期試験の内容に関してですが、

①前近代史と②近・現代史に分かれ、配点は①17点、②16点となっております。
また、全体の正答率は、①56.4%、②53.4%です。

 

次に出題内容ですが、①前近代史では、
(1)3世紀の日本の様子、資料の読み取り
(2)仏教の戒律を伝えた人物、資料の読み取り
(3)元寇により鎌倉幕府が衰退した理由、論述
(4)室町時代初期の貿易
(5)江戸時代後期の幕府の諸改革、並べ替え

が出題され、②近・現代史では、
(1)明治政府の政策
(2)日本の産業革命、グラフの読み取り
(3)ブロック経済
(4)第一次世界大戦後の日本の国民生活、並べ替え
(5)高度経済成長期の日本の社会状況

が出題されました。

 

前近代史に関しては、
(1)は日本と中国の同時期の様子をおさえておく必要があります。
(2)は中国の僧ということからも判断できます。
(3)の内容は教科書によっては記述がないので、注意が必要です。
(4)は問題の不備により受験生全員に加点で処理されました。
(5)かそれぞれの取り組みを行った人物が判断できれば、それほど難しくはありません。

 

大切なのは、時代を区切って覚えていくのではなく、一連の流れとして覚えていき、関連付けて覚えていくことです。

暗記が苦手だな・・・と思う方は、是非一緒に勉強していきましょう!

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こんにちは。家庭教師のトライ 千葉校です。
今回は、リスニングの傾向と対策についてお伝えします。

 

平成23年度前期入試では、リスニングは21点分出題されました。

大問1には、短い対話の最後の1文に対する受け答えを選ぶ問題が出されました。
内容は平易なもので、出題された単語数も平年並みとなりました。
正答率は57.1%でした。

大問2には、英文に合う絵を選ぶ問題が出されました。
4年連続で英文の後に質問文が読まれる形となりました。正答率はリスニングの中で最も高い82.8%でした。

大問3は、文章を聞いて英語を選ぶ問題(英問英答)と対話を聞いて英語を選ぶ問題が出されました。
平成22年度よりも大問3全体の単語数が23語多くなりました。
正答率は42.6%と、リスニングの中で最も低くなりました。

 

リスニングの対策は、CDやラジオの英語講座などを利用して、ネイティブスピーカーの発音に慣れておくことです。
リスニングは、英語の入試問題において約2割の配点を占めています。
ふだんからしっかり対策をし確実に得点できるようにしましょう。

 

次回からは社会の傾向と対策をお伝えしていきます。お楽しみに!

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こんにちは。家庭教師のトライ 千葉校です。
今回は、千葉県高校入試における英語の「英作文」の傾向と対策についてお伝えいたします。

 

まずは配点ですが、8/100点となっており、低いのが事実です。
また、正答率も7%とともっとも低い分野です。

しかし、逆手にとれば、これができるようになれば周りと点数の差がつけられるようになり、

「1点の差に笑う」ことができます!

 

出題傾向としては、前期試験では、絵の内容に合うように英文(2文)に対する答えを考えて書くといった内容。語数は20語程度です。
この形式になってから2年目で、昨年度の内容で言えば、「旅行中、サムの言葉に友人のジャックが何と答えるかを考えて書く」というものです。ポイントは、絵の中に作文の助けとなる材料があり、文法の整序に気をつけて作文をすることです。

 

また、後期試験の内容は、英文(1文)への3か所の適語(句)補充問題で、補う語(句)は3か所とも自由です。しかし、(3)のみ語数制限ありといった内容になります。

(1)適語(句)補充 1問(記述)
(2)適語(句)補充 1問(記述)
(3)適語句補充  1問(記述) ※15語程度。2文以上可。

 

英文は

「私の大好きな[  1  ]は[  2  ]です、なぜなら[  3  ]だからです」

というもので、この3か所の空所に「あなたの考えを書きなさい」といった設問です。(1)(2)には制限がなく、(3)のみ「15語程度」という語数制限と「文を1度終えた後に、新たな文を続けて書いてもよい」という条件があります。

配点は、(1)・(2)各1点、(3)6点で、配点の合計は前期と同じ8点です。

 

英作文は、つい後に回しがちですが、文法の理解を深めるために、是非今から、対策をしていってください!

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こんにちは。家庭教師のトライ 千葉校です。
千葉県高校入試の傾向と対策、今回は会話文・長文読解についてお伝えします。

 

会話文については、平成23年度の前期入試において12点分出題されています。
長さは、約175語で、前年度とほぼ同じ長さでした。
平成23年度においては、「トイレ」という英単語に関する問題でした。英語では、「トイレ」はtoilet/bathroomと2通り言い方があるのですが、その使いわけに関する内容でした。受験生にとってはあまり身近な問題とは言えず、戸惑った人も多かったのではないかと思われます。
会話文の対策としては、会話の流れを把握することが大切です。慣用表現についてはしっかりと覚えていきましょう。

 

長文問題に関しては、平成23年度の前期入試において、32点分出題されています。
大問7では、3つの英文による読解問題でした。総語数は、前年よりも5語少なくなりました。
大問8は、新傾向の問題となりました。長さも前年に比べて50語ほど多い約365語。
「アメリカでホームステイしたショウタが書いた英語の日記」がテーマでした。日記の最初と最後が固定されており、その間にある4つの段落がバラバラに並んでいるというものでした。その段落を並べかえる問題や、内容に合う英文を選ぶ問題が出題されました。
長文読解の対策としては、速読力を磨いておくことが有効です。また、英問英答では、基本文型や慣用表現をおさえながら繰り返し練習していきましょう。

 

次回は、英作文についてお伝えします!

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こんにちは。家庭教師のトライ 千葉校です。
今回からは、英語の傾向と対策についてお伝えしていきます。

平成23年度の千葉県公立高校の前期入試では、単語・文法についての問題が27点分出題されています。

 

大問4では、英語で書かれたヒントと例文を参考にして英文に適語を補充するという形式で、

単語のつづりの問題が出題されています。
ここでは、日常生活で使う基本的な単語(mouth,build,famous,dictionary)が問われています。
単語練習は普段からの積み重ねが大切です。つづりは正確に覚えていきましょう。

 

大問5では、語形変化について出題されました。
文中の1語を最も適当な形に直し、対話文を完成させる問題です。

平成23年度は、bringを過去形に(brought)、childを複数形に(children)が出題されました。
同じ大問5には、整序英作文が出題されています。文中の5語を並べかえて対話文を完成させる問題でした。
大問5は、基本的な文法事項を確認しておくことが大切です。また、出題形式に慣れるために、類題で練習することもおすすめします。

 

単語・文法に関しては、普段からの積み重ねが重要です。
さっそく今日から取り組んでいきましょう!

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こんにちは。家庭教師のトライ 千葉校です。
今回は、地学分野の傾向と対策についてお伝えします。

地学分野も、平成23年度の前期・後期入試ともに25点分出題されています。
正答率は51.0%と、理科の4分野の中で最も低くなっています。

 

前期入試の出題内容は、大きく2つありました。

まず1つ目は、「地球と宇宙」です。
大問1の小問集合内には、星の日周運動が出題されました。
前回もお伝えしましたが、大問1は各分野からの基本的な出題で構成されています。
この部分は、確実に得点できるように教科書にある用語を覚え、正確に書けるようにしておきましょう。

大問9には、地層について出題されています。
岩石や鉱物の名称や特徴は、カードなどを使って効率よく暗記していきましょう。柱状図から考えさせる問題はよく出題されるので、図をよく見て、火山灰の層(かぎ層)などのポイントを正確につかむことが大切です。

 

2つ目は、「気象とその変化」です。
大問3には、寒冷前線通過前後の気象要素の変化について出題されています。
気象については、3年連続で出題されました。観測結果のグラフから、前線が通過した時の天気・気温・湿度・風向・気圧を読み取る問題についてはよく出題されるので、確認しておくと良いでしょう。
新聞やテレビなどの気象情報を活用して、普段から気象について慣れておきましょう。

 

地学に関しては、目立った難問はなかったため、記述式の対策と基礎事項の確認をしておけば十分に対応できます。

 

次回からは英語の傾向と対策についてお伝えします。
お楽しみに!

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