教育プランナーブログ

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愛媛県の皆さん、こんにちは!
公立高校入試傾向と対策、今回は数学についてお届けしていきます。

数学の問題は大問5題で出題されています。
難易度が高い問題もありますので、時間配分や問題を解く順番を考え、基礎問題や得意分野で確実に点を取る意識が重要になります。

以下、大問ごとの出題傾向をまとめていきます。
【大問1】
正負の計算2問、式の計算2問、平方根の計算1問、式の展開1問の計6問が出題されています。
問題の難易度は高くありませんが、計算ミスで点数を落としているケースをよくみますので、注意が必要です。
分数の通分、平方根の計算、符号ミスが特に目立ちますので、途中式をしっかり書きミスがないようにしましょう。 

【大問2】
各単元から独立小問が6問出題され、近年は作図問題が1問毎年出題されています。
また、文章題は必ず1題出題されています。ここを苦手としている方が多いですので、十分な対策が必要です。
式、計算等全て記述する形式ですので、途中式をきちんと書き、指定された答え方ができるようしっかり練習しておきましょう。

【大問3】
H10年以降、ほぼ毎年規則性が出題されており、愛媛県数学の大きな特徴と言えます。(H22年はいろいろな関数が出題されました)
定番の問題が出題されていましたが、近年は工夫された問題が出題されており、やや難化している印象です。
表などを自分で作成し、数の変化の規則を捉える訓練が必要です。過去問や問題集で繰り返し問題を解きパターンを身につけましょう。
特にn番目の数をnを用いて表す問題については、十分に練習しておく必要があります。

【大問4】
一次関数、二次関数の融合問題がよく出題されています。
特に動点の問題(グラフ上を点が移動する問題)が頻出と言えます。
また、座標や線分の長さを文字を用いて表し、条件にあった方程式をつくって求める問題も良く出題されています。
関数が苦手な方は、まず式・座標を求める、グラフを描くなどの基礎力をしっかりつけてください。
その上で、過去問は最低でも5年分、その他問題集で多くの問題を繰り返し解くことで解法が身についてきます。
非常に重要な単元ですので、ここは必ず復習しておきましょう。

【大問5】
証明(合同または相似)の問題と線分の長さや面積を求める問題が出題されています。
証明は全記述式です。完璧に記述できなくても、骨組み部分が書ければ部分点が与えられます。しっかり練習しておけば、最低でも部分点はとれるます。配点も高い問題ですので、苦手な方も諦めずにチャレンジしてください。
また、図形の最後の問題は難問で、全体の正答率が3%以下の場合もありました。分からない場合は、ここに時間をかけすぎないようにしてください。

以上です。
各分野の出題傾向を見て、苦手な分野は早めに克服できるよう勉強しておきましょう。

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