教育プランナーブログ

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お子様が高校に入学されてから早一年が経過いたしました。

保護者様からご覧になられたお子様の学習状況はいかがでしょうか。

勉強に関して多少の不安があったとしても、大学入試まではまだ二年程あるわけだし、まだそこまで心配する必要はないと思ってはいないでしょうか。

高校生のお子様を持つ保護者さまから、

「大学入試は高校三年生になってから勉強すればよい」

というお声を多く聞きます。

結論から述べますと、これは大きな間違いです。

このような誤認が発生してしまう大きな原因の一つとして、

「高校での学習と大学入試の対策を一緒だと考えてしまう」

ことが挙げられます。

この二つは似て非なるものです。まず保護者様には、大学側はどのような問題でも出題してよいということを理解して頂きたく思います。

確かに、あまりにも高校の学習内容から逸脱した問題を出題すれば、受験生が誰も解けないので入試としての意味を失ってしまいます。しかしながら、高校で学習した、受験生がみんな解けるような問題を出題してしまっては、これも大学入試としての意味がありません。

大学入試とは、受験生を合格させるためではなく、定員外の受験生を振り落とすために行われます。そのため、高校で皆が習う受験生にとって常識のような問題ではなく、それらの知識を活用して初めて解けるような応用問題、または念入りに学習していないと知らないような知識問題が出題されるのです。このような入試において合格点を取るためには、高校だけで習う内容では太刀打ちできませんので、しっかりと自分の目指す大学の入試傾向に合わせた対策を行う必要があります。

しかし、いきなりこのような入試対策を始めてもなかなか出来るようにはなりません。大学入試の対策を始める前提として高校の学習内容が完璧に理解できている必要があります。

よって、先ほどの誤認を訂正するならば

「高校で習う内容を二年生までに完璧に理解し、大学入試のための対策を三年生から始めればよい」が正しいかと思われます。

高校二年生では一般的に、理系では基礎ではない理科が始まったり、文系では社会科目の内容が難しくなってくる時期だったりと、高校の学習では大きな転換期となる時期です。この時期の学習がおろそかになってしまうと、三年生からスムーズに受験対策へと移行できなかったり、受験直前期にもう一度高校二年生の内容を勉強しなければいけなくなったりと、様々な不都合が出てきます。

以上の理由から、高校二年生とは大学入試において非常に重要な時期だということを理解して頂けたかと思います。

部活やその他の活動が忙しく、学校で出される課題や定期テスト対策でしか勉強をしていない生徒さんが多いとは思いますが、この時期に少しでも今の学習を定着させる勉強をするだけでも一年後の成績が大きく変わってきます。

トライでは、一対一で先生が生徒さんに合った指導を行うことで効率的な学習を行うことが可能です。また、先生のほかに担任をつけさせて頂くことで、忙しい生徒さんに代わって日々の学習計画を立てたり、学習面での相談をしていただくこともできます。

以上の内容に関することや、日々の学習、入試情報などでご不明点やご相談等ございましたらお気軽にご連絡下さい。必要がございましたら直接ご自宅にお伺いさせていただくことも可能でございます。

よろしくお願い致します。

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