教育プランナーブログ

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公立高校入試お疲れさまでした。

平均点はおそらく例年とほぼ変わらないと思われます。

以前県教委が「今年は傾向を少し変えて出題する」と言っていたコメントから、

入試問題を検証してみます。

(1)国語

大問で1つ程度、思考力、表現力、理解力、言語事項等に関する力を

より重視した問題へと変更されます。

大問4の作文問題で、複数の資料をみて意見を述べさせる問題でしょう。

解答はしやすかったです。

(2)数学

大問1つ程度、基礎的な知識・技能等を活用して問題を処理する能力や

直観力、論理的な思考力をより重視した問題へと変更されます。

大問3の証明問題で読解力や論理的思考力が問われました。難易度は高かったです。

(3)社会

統計や図表等の資料を読み取り解釈し、説明する能力を問う問題を充実させます。

その通りで、非常に読み取り問題が多くなりました。8問→10問。

また論述記述も多くなり、難易度は上がりました。

(4)理科

観察・実験等の結果を基に分析・解釈し、説明する能力を問う問題を充実させます。

大問4がその問題でしょう。昨年よりも解きやすい問題が多かく難易度は下がりました。

(5)外国語(英語)

リスニングテストについて記述式問題を拡充し、配点を15点から17~18点へと変更されます。

17点に配点が変更。ただし問題レベルは同じでした。

<難易度の昨年比>

国語:易化

数学:難化

社会:難化

理科:易化

英語:変わらず

如実に傾向が表れたのが、数学と社会です。

今年の傾向に合わせた対策が少し必要となるでしょう。

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