2011年7月
2011年7月31日
福島県 大学受験合格を目指して
もうすでに大学受験はスタートしています。
今一度大学受験の勉強についておさらいしてみましょう。
国公立大学を受験する場合に必要な科目は
国語、数学ⅠA、数学ⅡB、英語、オーラルコミュニケーション、地歴(文系は2科目)、理科(理系は2科目)です。
国語を現代文と古典に分けると、実に9科目の対策が必要となります。
必要科目数を単純に9ヶ月で割っても、1科目あたり1ヶ月(30日)しか使えません。
1日6時間勉強したとして、180時間。
この180時間をいかに効率的に使えるかが勝敗を分けます。
私が考える受験勉強の鉄則は、以下の通りです。
○なるべく早く対策を始める
○緻密な戦略を立て、必ず実行する
○効率的な学習方法を確立する
不可能と思えることを可能にし、
生徒さんの夢や目標を達成するために、最大限の対策を講じることが
トライの役割であり、使命であると確信しています。
今から、ともに逆転合格を目指しましょう。
2011年7月26日
『福島県 歴史ある伝統を今年も』
今年も『相馬野馬追』が開催されました。
一時は震災や原発の影響で中止もささやかれましたが、規模を縮小したものの無事開催にこぎ着けました。
相馬野馬追は関東で朝廷に反乱を起こした平将門の軍事演習が由来とされ、実に1000年以上の歴史をもつ壮大な祭りです。
相馬市一帯を治めていた相馬氏は将門の子孫と言われ、将門が建立したとされる相馬中村神社の神事として行われます。
今年は見ることができませんでしたが、甲冑を着て旗を取りあう「神旗争奪戦」は、戦国の戦を彷彿とさせる迫力満点の行事です。
来年以降の開催を期待しましょう。
相馬地方は津波による犠牲者も多く、現在も大勢の被災者が避難生活を強いられています。
祭りの参加者の中にも、自分自身のためや家族のために進んで参加を希望した避難住民の方もいます。
昨年までのメイン会場は緊急避難準備区域に指定され、武者行列のコースも短縮されるなど影響は出ましたが、復興に向け盛り上がっています。
今後、多くの方が訪れ、大いに盛り上がることを期待しましょう。
相馬を始めとする浜通り地方の学校は、中通り地方の学校へ移ったり、サテライト授業を行うなど、学習面でも大変な苦労をしています。
家庭教師のトライでは、1人1人の生徒と向かい合い、一緒に困難に立ち向かっています。
些細なことでもかまいません。ご相談いただければと思います。
2011年7月20日
『福島県 短い夏を乗り切ろう』
7月16日、17日の2日間、宮城県仙台市で東北6大祭りが集う盛大なイベント「東北六魂祭」が開催されました。
あまりにも大勢の方が集まったために、若干の混乱もあったようですが、東北復興に向け大いに盛り上がりました。
福島県からは福島市の「福島わらじまつり」が参加しました。
「福島わらじまつり」は昭和45年(1970年)に商工会議所が中心となり、
市民の健康を祈って始まった夏まつりです。
信夫山へ奉納するわらじの大きさは日本一をほこります。
「福島わらじまつり」としての歴史は比較的新しいものですが、わらじを信夫山に奉納する儀式「信夫三山暁まいり」は
江戸時代から300年以上続く歴史ある祭りです。
福島市の中央に位置する信夫山。
3つの峰で構成されており、出羽三山になぞらえた神社があり、
山の名前からも山岳信仰と結び付いていることが分かります。
羽黒神社がある羽黒山、湯殿神社がある熊野山、月山神社のある羽山、
この3つを合わせて信夫三山と呼ばれています。
その昔、この中の羽黒神社に仁王門があり、仁王様の大きさにあった大わらじを奉納したのが始まりと言われています。
毎年福島県の夏まつりの先陣を切って8月6日から開催されます。
東北のお祭りは大体8月の頭から8日ころにかけて開催されることが多いです。
旧暦の七夕と併せて、東北の短い夏を盛り上げてくれます。
短い夏だからこそ、しっかりとスケジュールを立て、効率良く学習を行いましょう。
熱い夏を乗り切り、秋を笑顔で迎えましょう。
2011年7月14日
福島県 正しい情報、知識を蓄えるようにしましょう
福島県内は各地で猛暑日となる日が訪れ、いよいよ夏本番が近付いてきました。
喜多方市や会津若松市では35度を超える日もありました。
しばらくは熱い日が続きそうですので、熱中症には注意し、水分を十分に取るよう心がけましょう。
水分を取る際にペットボトル症候群にならないように注意が必要です。
水分補給をしっかりおこなっていても、飲んでいる飲み物が何なのかが重要です。
水やお茶類であれば良いのですが、ペットボトルの清涼飲料やスポーツドリンクを飲んでいる場合は入っている糖分量に注意しましょう。
市販の清涼飲料の多くには、100mlあたり10g程度の糖分が含まれています。
体に良いと思いがちのスポーツドリンクでさえ角砂糖で4個程度の砂糖が入っている事があります。
このような糖分量の多い飲み物を飲み続けることにより急性の糖尿病にかかってしまうことがあります。
この急性の糖尿病をペットボトル症候群と言います。
イメージや思い込みを捨てて、正しい情報、知識を得ることがいかに大切かが分かります。
学習も同様、志望校の選択も同様です。
周りの噂話や、イメージ、思い込みなどを捨てて、正しい情報、知識を蓄えるようにしましょう。
そして、正しい学習方法を身につけて、効率の良い学習を行い、周りに差をつけましょう。
2011年7月11日
『福島県 高校受験』 天体は想像力を駆使して学習しよう
火星の軌道の外側をゆっくりと公転する小惑星が「Abukumagawa」と命名されました。
福島県を南北に流れる阿武隈川です。
アマチュア天文家の男性が発見したもので、国際天文学連合による正式認定です。
肉眼では見ることができませんが、望遠鏡などを使って、
これからは世界中の人が宇宙に阿武隈川を見ることができます。
8月ころまでは西の空の乙女座付近に位置しています。
星空を見上げて、思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
天体は福島県の公立高校入試で毎年出題される分野です。
勉強するときは、丁寧に図を書きながら行うようにしてください。
それと合わせて、実際に夜空を見上げたり、想像しながら学習するように心がけましょう。
天体図は地面に寝転がって空を見上げた姿ですので、東西が逆になっています。
教科書だけではピンとこなかったり、勘違いしやすいので、実際に寝転がってみたり、想像しながら図を書いて覚えましょう。
星は1時間に15度動きます。これは地理で学ぶあるものと同じなのですが、分かりますか?
これでピンときた人はさすがです。時差と同じですね。
理科は他の教科とも密接に結びついていますので、理科は理科と固定してしまうのではなく、柔軟な発想で取り組みましょう。
この夏は身の回りのちょっとしたことにも注意を払い、「なぜ?」を意識してみてはいかがでしょうか。
ちょっとした「なぜ?」から新たな発見があるかもしれません。
2011年7月7日
『福島県 七転び八起き ~周りへの感謝~』
7月7日~9日に郡山市西田町高柴で「三春だるま復興祭」が開催されます。
高柴地区は三春張り子や三春駒など歴史ある民芸の里「デコ屋敷」で有名で、
県重要有形民俗文化財に指定されています。
高柴地区で張り子が作られ始めたのは、今から300年ほど前の元禄時代と言われています。
最初は土人形だったものが和紙を使う張り子人形へと改良され、
表現や取り上げる題材も様々なものへと発展していきました。
その中から生まれたのが有名な日本三大駒に数えられる三春駒です。
制作体験もできますので、ぜひ日本有数の民族文化に触れてみてください。
(余談ではありますが、このデコ屋敷にある餅屋のおばちゃんの口癖「だいじょぶだぁ」が
あの有名なギャグの元になったそうです。)
「三春だるま復興祭」開催期間の7月8日は七転び八起きにちなんで
ダルマの日とも言われているそうです。
ところで、なぜ「転び」と「起き」の数が合わないのでしょうか。
その答えを、法事の際に住職から聞いた事があります。
「人間は生まれてすぐには歩けません。
親や周りの助けを借りながら成長をし、ようやく自分1人で立てるようになります。
この、生まれて初めて立った1回を数えるため、『七転び八起き』と1回多く起きるのです。
人は自分だけの力で生きていくことはできません。
周りの助けがあって生きていくことができるのです。
何度失敗しても立ち直ることを意味する言葉でありますが、
決して自分1人の力だけではないと、周りへの感謝を忘れないようにしてください。」
震災後すぐだったこともあり、大変心に響いた説法でした。
日々の学習で困難にぶつかったり、挫折しそうになることもあると思います。
そんな時は遠慮なくご相談ください。
親身にアドバイスいたします。
2011年7月4日
福島県 ノートをきれいに取りましょう
夏休みには基礎の復習と苦手分野の克服を課題に挙げる方も多いのではないでしょうか。
様々な参考書や問題集を買う方もいますが、出来れば教科書と授業で使ったノートを利用しましょう。
普段ノートの取り方にあまり気を使っていない方は、夏休み前にノートの取り方を見直してみましょう。
ノートを書くときのポイント
・丁寧に書く
・行間をあける
・重要ポイントをまとめる
・細かくなりすぎないようにする
ノートを上手にまとめられれば、受験直前の見直しで大変役に立ちます。
ノートの書き方、つくり方を工夫するだけでも学習効率は飛躍的に上がります。
ぜひ自分にあった最良のノートの取り方が出来るようにしましょう。