教育プランナーブログ

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2011年9月

岐阜県公立高校入試の傾向と対策、今回は国語の漢字・語句・文法についてです。

国語の大問数は、過去5年間を見ると4→4→4→5→5となっており、

長文が2題、古文が1題、作文が1題の構成になっています。

平成22・23年度はさらに漢字の読み書きが加えられています。

小問数は26~28問とそれほど多くはないです。

全体を通して、選択式・抜き出し式・記述式がバランスよく出題されています。

中学校で学習する内容からまんべんなく出題されるので、まず苦手分野をできるだけなくしておくことが大切です。

 

漢字の読み書き、熟語の成り立ち、文法などは知識問題ですから、基本的なものが出題される傾向にあります。

漢字の読み書きについては、長文問題の小問として各5問ずつ出題されてきましたが、

平成22・23年度は大問1問の中で10問出題されています。

読みの問題などは少し難易度が高めのものもありますが、教科書レベルのものが多いです。

しかし、決して取りこぼしのないように、日常学習の中で漢字力を養っておくことが重要です。

 

文法の学習は、文を単語で分ける事が基本です。単語同士を見分ける事が文法学習のポイントになります。

また、問題を解くにあたっては、何を答える問題なのか(品詞?活用形?活用の種類?)をしっかり理解しましょう。

文法を学習することで、文の仕組みがわかり、日本語の文章を読み取りやすくなり、

読解力を上げることにつながります。

 

学習のポイントは以下の5つです。

①文がどんな文節から成り立っているのかを理解しましょう。

②動詞が文中でつかわれるときは、どんな変化のしかたをするのかを理解しましょう。

③動詞以外の主な自立語の性質を理解しましょう。

④助動詞・助詞の用法を見分けましょう。

⑤敬語の三用法(尊敬語・謙譲語・丁寧語)の特徴を理解しましょう。

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岐阜県公立高校入試の傾向と対策、今回は社会の政治についてです。

 

 

まず公民の大問数は、過去5年間を見ると全体で3問中のうち1問。

小問数は全体で33~36問のうち11~12問となっています。

 

政治を中心に経済・国際関係・時事問題について、総合的に出題されています。

財政などに関する経済分野の出題もあるので注意しておきましょう。

日本国憲法の内容が重視されますが、グラフへの書き込みなどの作図問題や短文説明問題もあり、

バラエティに富んだ内容となっています。

 

 

配点は選択式・記述式の問題は2~3点、短文説明の問題は4~5点。

短文説明の問題は特に配点が高いので、語句を暗記しているだけではつまずいてしまいます。

正確に説明できるように問題に慣れておきましょう。

 

 

政治分野では、特に三権分立のしくみ、憲法の条文についてはよく理解しておくことが必要です。

選挙制度や人権など時事的要素を含む出題もあるので、ニュースや新聞を活用しておくと良いでしょう。

記述問題の割合が高いので、日頃から漢字に注意して学習する習慣をつけることも重要です。

「人に説明するように」まとめることができるようにしましょう。

 

 

公民(政治・経済)も地理・歴史と同様に、一問一答形式で丸暗記するのは得策ではありません。

しかし、仕組みや流れを理解するのが難しい科目でもあります。

そのような科目は、自分で図を書いて理解しながら覚えることで、楽に暗記することができます。

図やツリー形を使って、最初は何かを見て理解しながら書き、慣れてきたら何も見ずに書けるようにします。

すぐに書けるようになったら、その横に一つ一つの説明を簡単に書くようにすることで、

短文説明の問題対策にもなります。

インターネットがリンクで繋がっていくのをイメージしてみましょう。

時間があまりかけられない場合は、教科書をとにかく毎日読むことで自然と暗記させることも方法の一つです。

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岐阜県公立高校入試の傾向と対策、今回は社会の経済についてです。

 

大問1つの中に公民分野として政治・経済合わせて出題されており、

明確な区分で出題されることはありません。

その為、政治と経済をからめたような問題も出題されますし、

日本史の現代史の終わりの部分とからめたような問題も出題されます。

 

経済分野では、環境問題・社会保障制度など時事的要素を含む出題もあるので、

ニュースや新聞を活用するのが良いでしょう。

記述問題の割合が高いので、日頃から漢字に注意して学習する習慣をつけることも重要です。

「人に説明するように」まとめることができるようにしましょう。

 

政治・経済分野同様に、公民というのは要するに今の社会のあり方を学ぶことです。

軸になるのは、

①日本国憲法→権利と義務

②政治の仕組み→三権分立

③経済の仕組み

の三つです。

 

今の日本はどういう仕組みで動いていて、その中で自分たちはどういう義務を負い、

どういう権利があるのかを知ることが目的になっています。

そうすることで、丸暗記ではなく社会を理解して問題を解く事ができますし、

政治・経済をバラバラに覚えようとしても応用問題には対応できません。

 

社会の中でも公民は特に、総合型の問題が作り易くなっています。

こうした問題に慣れるために、過去問題を使って演習をしておくと良いでしょう。

また、総合型の問題に大切なのは図表・グラフの読み取りです。解答へのヒントがたくさん隠されています。

これらをきちんと読み取る事を意識し、その中のヒントを読み取れるレベルまで自分を引き上げることも重要です。

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岐阜県公立高校入試の傾向と対策、今回は社会の地理についてです。

 

社会の大問は3問のうち地理は大問1題で出題され、

全体で33~36の小問数のうち9~11問となっています。

 

内容に関してですが、日本地理・世界地理ともに毎年出題されていますが、

年度によってどちらに比重が置かれているかは偏りがあるようです。

地図・グラフを使った出題が必ずあり、特に地形図と雨温図は出題率が非常に高いので注意が必要です。

 

配点は選択式・記述式の問題は2~3点、短文説明の問題は4~5点。

短文説明の問題は特に配点が高く、語句を暗記しているだけではつまづいてしまいます。

正確に説明できるように問題に慣れておきましょう。

 

地理では教科書の内容だけでなく、地図帳・資料集などを利用し、広く丁寧な学習を心がけることが必要です。

世界の気候と農作物の関係や、地形と気候や産業の関係など、

事実や統計を基に論理的に考える力が試される問題もあります。

地図帳を使って国や都市の位置をしっかり覚えたり、

世界の国々と日本との関わりについても整理しておきましょう。

 

また、数値などのデータを読み取る訓練も必要なので、資料集のグラフや図を見て読み取る訓練をしておきましょう。

最近話題になっていることを意識した問題を出題する傾向もみられるので、

日頃からニュースを見たり新聞を読んだりしておくと良いでしょう。

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岐阜県公立高校入試の傾向と対策、今回は社会の歴史についてです。

社会は、最近5年間の大問数は3問で、歴史・地理・公民で各1問ずつとなっています。

小問数は36→34→33→36→35で、歴史はそのうち9~13問となっています。

試験時間は45分間で、出題形式や内容から見ても適当な問題量です。

 

解答は選択式・記述式ともに見られ、各分野に1題ずつは短文記述による説明が求められます。

作図の問題も分野を問わずに出題されることが多いです。

地理・歴史・公民の三分野からほぼ均等に出題され、いずれの分野も日本・世界、政治・経済というように限られたものではない総合的な内容となっていることがほとんどです。

 

歴史についてですが、日本史を中心にあるテーマに沿った出題となっています。

時代は古代から現代まで偏りなく問われ、

過去3年では特に近世や近・現代について問題数が多く出題されています。

年表や写真を使った出題が多い事も特徴です。

位置を指定するなどの作図問題も年度によっては見られます。

 

配点は選択式・記述式の問題は2~3点、短文説明の問題は4~5点。

短文説明の問題は特に配点が高いので、語句を暗記しているだけではつまずいてしまいます。

正確に説明できるように問題に慣れておきましょう。

 

歴史では、年代順や同時代の出来事などの出題に対して、年表を作成・利用することによって事項の整理をしておくことが大切です。

各時代の特色をまとめるため、時代ごとの象徴的な事件を年代・人物・影響などを意識して学習するようにしましょう。

同時代の世界史事項とも関連づけて覚えておくことで、公民や地理にも応用できます。

 

また、資料を見て答えるような問題も多く出題されるので、思考力や分析力が問われます。

図表から情報を読み取る力をつけるために、日頃の勉強から教科書や資料集にある写真や史料にも必ず目を通しておきましょう。

 

もちろん教科書の太字になっている語句は完全に暗記することも必須です。

一問一答の形式で暗記をしていくことも方法のひとつですが、その単語に関連する事柄を把握しておかないと、歴史の流れを整理することができません。

ある程度の年代や時代で区切って、その時代の象徴的な事件のいくつかを軸として、その事件の前後に起こった出来事を関連付けて覚えて行きましょう。

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岐阜県公立高校の傾向と対策、今回は英語のリスニングについてです。

 

毎年、最初の大問でリスニングが出題されます。
会話文や選択問題を中心に構成されており、英文は2回繰り返して読まれます。
記号選択もありますが、理由を求められる記述の問題も必ずあります。
難易度は標準的です。

ラジオやCDを利用して、様々なシチュエーションに応じた問題を解き、
訓練を行っていく必要があります。
 
英文は一定のスピードで読まれるわけですから、見直しをする暇もありません。
瞬間的に正答を導くことができるような日頃の訓練が最も如実に表れる単元となります。
 
今まで定期テストで勘を頼りに進めてきた方も、

これからは訓練を重ねて、確実に解答できるようにしましょう。

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岐阜県公立高校入試の傾向と対策、英語の第三回は英作文です。
 
毎年、5問ある大問の最後の1問が必ず英作文となっております。
イラストを英文で説明する形式の問題となっており、若干難易度は高めです。
また、3問ある長文読解問題の中にも整序作文が出題されることもあります。
 
よって英作問題は何問か出題されるという認識を持っておいた方が良いでしょう。
 
日頃からイラストを見て、それを英語で説明する練習をしておく必要があります。
その際には、簡単な日本語に置き換えることがポイントです。
この両方の作業を繰り返し訓練していきましょう。
 
リスニング以外は長文読解3問と英作1問で大問が構成されています。
英作の訓練をいくら積んでも、読解問題で時間がかかりすぎると最後の英作問題まで
到達できない可能性もあります。
 
読解問題対策、英作対策にじっくり取り組むとともに、過去問対策の時間をしっかり取ることで
解答スピードも身につけていきましょう。

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岐阜県公立高校入試の傾向と対策、今回は英語の会話文と長文読解についてです。
 
前述したように、英語の試験時間45分に対して、長文問題の量が多いことや英作問題があることを考えると、
時間的には少し厳しい問題量になっています。
つまり、長文読解をいかに正確にスピーディーに解くかが重要になります。
 
長文中の単語・連語は中学校で習ったものが出題されていますが、分量が多いので、日頃から長文をたくさん読んでスピードを身につけておきましょう。
その際、語い力と構文を正確に把握する力も身につけるようにしましょう。
 
対話文の問題も出題されるので、対話の内容と流れをしっかりと押さえて読んでいく練習をしましょう。
会話表現は助動詞や命令文などといった文法的な学習項目とも密接な関係があります。
 
また、疑問詞や接続詞が使われていることが多く、それらをまとめておけばスムーズに重要なものを覚えることができます。
これまでに習ったことを復習しながら、対話文の空所補充や同意文との書き換えといった問題に対応できるように力をつけていきましょう。

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岐阜県公立高校入試の傾向と対策、今回は英語の単語・連語と文法についてです。
 
英語は試験時間45分に対して、大問は5問、小問は23~28問程度です。
長文問題の量が多いことや英作問題があることを考えると、時間的には少し厳しい問題量になっています。
 
問題の構成は過去5年間大きな変化はありません。
・リスニング
・長文総合(適文・適語選択、英問英答、指示語の内容など)
・長文読解(内容把握、整序問題、適題選択など)
・読解(問答・応答)
・英作文(条件作文)
 
単語・連語については、それを直接問うような問題はありませんが、
長文中の適語補充問題や整序作文などの中で、知識が必要とされる場合があります。
 
また、文法についても同様で、文法を直接問うような問題はありません。
長文を読むときや英作文のときに知識が必要とされます。
その際、同時に単語・連語の知識も求められます。
 
英語の問題を解くためには、一定数の単語・連語を知っていて、それを正しく運用できることが最低条件です。
1つずつ新しく出てくるそばから覚えていく根気も必要ですが、その一方で、できるだけ分類・関連づけをして、整理して覚えるようにしましょう。

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今回は理科の地学についてです。
物理や化学と同様、大問5問のうち必ず1問は出題され、最後の複合問題でも出題されることがあります。
小問は3~6問で構成されています。
 
大問で出題された内容は、
平成23年は太陽系の天体、22年は火山・岩石・地層、21年は日周運動・年周運動、
20年は地震、19年は火山・岩石・地層
となっており、天体と岩石についての出題が多いようです。
 
問題形式は選択問題が多いですが、理由や単語の説明をさせるような短文記述もあります。
覚えた知識や重要語句は必ず理解をし、説明できるようにしておく必要があります。
 
特別な難しい計算をするような問題はありません。ほとんどが基本的な考えで解くことができる問題です。
 
岩石の分野ではことばの説明や理由説明を書かせる問題が多いです。
語句を暗記するだけではなく、教科書に載っている太字の重要語句は図表の写真などと合わせて必ず覚えておく必要があります。
 
天体の分野では、地球の公転と自転のそれぞれの仕組みをきちんと理解し、天体の動きを頭の中でイメージすることが必要です。
太陽と月と地球がどのように動いているのかや、どのような位置関係にあるのかを、しっかりとイメージしながら問題を解きましょう。

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