教育プランナーブログ

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群馬県の皆さん、こんにちは。

文部科学省が、センター試験の代わりに大学入学共通テストを実施するという発表を

しました。ご存知でしょうか。

1979年度に開始した共通第一次学力試験。これが大学入試センター試験に変わったのが

90年度です。今この大学入試センター試験を見直し、新たに大学入学共通テストを

実施するという方向で話が進んでいます。

なぜセンター試験が廃止されるのでしょうか。

いくつか要因はありますが、現在の大学入試センター試験では科目間の平均点のばらつきが

避けられず、また受験生の学力が高い難関大学では、判断する材料として

不適切ではないかとされています。

また、よくニュースになっている大学生の学力低下

高校の知識が十分にない生徒が大学に入学し、大学の授業の理解に大変苦労する

ということも問題視されています。

このような生徒が生まれる背景として、18歳未満の人口が減っているのに

大学は増えていること。多くの私立大学の定員割れになっていることがあります。

私立大学は受験生獲得をするために学力以外の方法(面接や小論文、プレゼンテーション、

AO入試、推薦入試)で選抜することによって可能としてきました。

今、まさに大学入試は変わろうとしています。

「なんとなく」ではなく、しっかりと「理解」しておきましょう。

【受験体験談】

Aさんは文系でしたが、数学が好きだったこと、諦められなかったことから

やはり理系に進みたいと思いました。

しかし、履修選択は既に終わり、理系にとってほぼ必修といえる

「数Ⅲ、数C」を履修していなかったのです

Aさん「理学部数学科に行きたいと思ったのは、オープンキャンパスに行った時の

ことです。元々文系だったわけではなく、ただ、理系は大変だよ、と言われ

文系を選択しました。しかし、やはりオープンキャンパスで知り合った学生さんが

数学科の方で、話を聞くと大変そうだけど楽しそうという気持ちの方が大きく、

やはり目指したいと思いました。」

文化祭やオープンキャンパスに参加すると、やはり考え方も変わるものです。

Aさん「私は文系を選択していたので、数Ⅲ、数Cを履修していませんでした。」

本来であれば”それでは無理なので諦めよう”となるところですが…

Aさん「 AO入試ならば数Ⅲ数Cを使わず入学できると聞いて、調べたり、

大学のオープンキャンパスの相談会で受験担当の方に相談しました。」

そして見事進学されました。おめでとうございます。

今の大学での様子を伺うと…

Aさん「希望の学部に進めてすごくうれしいです。しかし、周りは数ⅢCを履修していた

子が多く、他の友達よりも授業の理解に苦しむことが多いです。けれど、

研究者になりたい夢を捨てたくないので、今、数学ⅢCを独学で勉強しています!」

と生き生きした声が聴けました。

最後に、Aさんから今高校生の皆さんへのアドバイスを頂きました。

Aさん「履修選択を甘く見ていました。しっかりと自分の目で見て、聞いて、

受験の方法や今後、どのように受験方法が変わっていくのかしっかりと

理解しておくとよいと思います。」

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