2011年4月14日
『北海道 平成23年度 公立高校受験問題傾向 ~数学編~』
北海道・札幌 公立高校入試に関する傾向と対策です。
今回は「数学」についてです。
これまでは最後の大問が裁量問題との差し替えでしたが、今回は出題順序が変わりました。
いずれの問題も難問ではなく標準的な問題構成となっています。
冷静に判断し問題に取り込める状態であれば高得点も狙える内容だったように感じます。
証明問題など記述の問題は記述する量が少々増えていますので、いかに一つの問題の
解答時間を短縮できるかが今回の入試で点数を取るポイントとなっています。
受験勉強のポイントとしては、基本~標準問題に対していかに十分な練習をし挑むかという点です。
問題文を読んだ時の解法判断の時間を縮め、最短で問題を解く習慣付けることで、
手間のかかる問題に対する時間を確保できるようになります。
北海道で裁量問題のある公立高校を受験する生徒さんは、裁量問題を気にし過ぎる傾向があります。
しかし、北海道の公立高校入試問題の裁量問題に必要なことは、
「どれだけ余裕を持って落ち着いた気持ちで裁量問題に取り組めるか。」ということです。
新学期は始まりました。夏休みまでに基本を完成させる勉強に十分取り組めるかがどうかが、
北海道の公立高校入試数学攻略の大きなカギとなりそうです。
日頃の勉強で、時間を図りながら問題を解く、などスピードと集中力を高める工夫をしましょう。