2013年5月20日
北海道・札幌 『北海道の高校入試制度を知っていますか?』
今年度も続々とトライにご入会いただいています。ありがとうございます。
各ご家庭とお話をしていると、意外にも北海道の公立高校の入試制度をご存じない方が
多くいらっしゃいますので、今回は入試の仕組みを改めておさらいしていきましょう。
道立高校入試における、合否判定の基準は中1~3の内申点と学力検査の総点となります。
内申点は、中1~3の成績が9科目5段階で評価され、以下のように計算されます。
(中1:9教科×5段階×2)+(中2:9教科×5段階×2)+(中3:9教科×5段階×3)
=315点満点です。
内申点は中1からの各学年の学年末の成績を元に計算され、
算出した内申点を20点ごとに区切って「ランク」を決めます。
同じランクでも内申点が高いほど有利です。
【一般入試】
60点満点×5教科=300点満点です。
内申点と合わせて、合否判定がなされます。
志望校の合格ラインの総合点を、学力検査と内申点でどのように取るかが、合格のポイントです。
評価の仕方としては、以下の(1)~(3)のタイプに分かれます。
(1)定員の70%…学力検査と内申点を同等に評価
(2)定員の15%…学力検査をより重視
(3)定員の15%…内申点をより重視
ただし、(2)、(3)の重視比率は各高校によって異なります。
各高校とも倍率が上昇傾向となっており、早めの対策をしなければ
受験高校のランクを学校の先生に落とされるという事態に陥ってしまいます。
新中1・2年生の皆さんは、まずは定期テストの成績をしっかり上げ
内申ランクを上げていくことを念頭において頑張っていきましょう!