教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



中3受験生のみなさん、本当に受験おつかれさまでした。

今回は、家庭教師のトライ・個別教室のトライ北海道エリア教務委員会(神山教室長ら)にて、
2018年3月6日(火)に行われました『北海道公立高校入試問題』出題分析を掲載いたします。
まず今回は【数学編】です。

【数学】難易度…標準はやや難化・裁量は昨年並み

*標準問題の第1問:例年通り基礎内容の小問集合。
確実に得点しておきたい内容です。球の表面積の公式は忘れている生徒さんが多いでしょうか。

*標準問題の第2問(裁量問題の第1問):小問集合
基本的な知識がしっかり身についていればそう難しくはないですが、
問3の作図の「面積が最も小さくなるように」という条件はイメージしにくかったかもしれません。

*標準問題の第3問(裁量問題の第2問):度数分布表からの出題
「相対度数」「平均値」「代表値」「中央値」といった語句の意味を正しくおさえていないと
正答が出せません。考えを見て、正しいとは言い切れない理由の説明という問題は
昨年同様で2年連続の出題(昨年は確率の単元からの出題)。
このように表現させるタイプの問題は確率・統計の単元から出題する傾向になることが予想され、
今後も注意が必要です。

*標準問題の第4問(裁量問題の第3問):関数。
問1・2は基本の内容ですが、少し考えさせられるため、昨年よりはやや難しい印象。
問3は昨年同様に、よくある面積に関する問題。文字を使って座標を表していくことができれば
解ける問題で、これまでオーソドックスな問題を数多くこなしていれば解法は思いつきやすいでしょう。

*標準問題の第5問(裁量問題の第4問):相似な図形と円周角。
昨年の相似の問題よりはやや難しい印象。
問1は問題の条件から中点連結定理に気付けば易しいですが、
与えられている図が中点に見えないためイメージしにくいかもしれません。
問2の証明は昨年よりやや記述がしやすかった印象。

裁量問題の第5問:規則性・1次関数・空間図形。
問1は(1)(2)とも条件を勘違いしやすい内容ですが、正しく把握できれば立式は易しいです。
問2・問3はここ数年の傾向通り、前半の得点しやすい部分と後半部分の難易度の差が大きいです。
前半部分できっちり得点しているかどうかが勝負の分かれ目になるでしょう。
問2の(2)は問題の状況を正しく把握しづらく、グラフに書きにくいです。
グラフに書いた後で各座標を求めていくことができれば中間点を狙えたことでしょう。
問3の(2)は立体の向きを変えて高さを求めるという、一昔前に良く見た問題。
ひらめけば計算は易しいですが、試験残り時間の少ない状況で簡単にひらめく内容ではなかったでしょうか。

全体として、標準問題は昨年より少し解きにくい問題が多かったため、
平均点はやや下がる印象で、数学:標準問題平均点30~31点と予想します。
一方で、裁量問題は昨年と難易度はそう変わりないため、
昨年並みに、数学:裁量問題平均点33~34点と予想します。

次期受験生の方は、限られた時間のなかで、これまでの知識を活かしながら、
それを本番で使えるように、入試傾向をふまえての実戦力を身につけていかなければなりません。

合格のための現学年総復習・新学年の予習、日々の勉強の習慣付けなど、
特に新中3生の方は来年の入試・合格へ向けての新たな第一歩を踏み出していきましょう!
トライでは「自学力」を高め、そうした「実戦力」へ導く教師たち・指導体制が整っています。

学習無料相談・学力無料分析は、トライ:0120-555-202までお気軽にお問い合わせください。

『トライ北海道ブログで最新合格体験談・成績UP実例発信中!』

このページのトップに戻る

北海道のブログトップページへ

全国のブログ一覧ページへ

授業料・資料請求など各種お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

0120-555-202 受付時間:9:00~23:00(土日・祝日も受付しております)

ホームページからのお問い合わせ

資料請求はこちら