2019年3月20日
≪札幌≫ 『2019公立高校入試問題出題分析(英語)』
中3受験生のみなさん、本当に受験おつかれさまでした。
家庭教師&個別教室のトライ北海道グループ教務委員会【担当”トライさん”神山】から、
今回は、 2019年3月5日(火)に行われました『北海道公立高校入試問題』の出題分析【英語編】をお送りします。
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【英語】難易度…標準・裁量ともに昨年並み。
第1問
リスニングは15点の配点。時間が計10分程度というのも例年通り。内容は問1の(2)(3)から少し長い文章に感じたかもしれないが、これは昨年と同様で要点だけ聞き取れれば正答はできる。問2は内容も聞きやすく易しめ。問3はここ数年同様の長さで、話の流れが全て聞き取れなくても問題ないという点も同様。全体としての難易度は昨年並み。
標準問題の第2問
例年通り易しい内容の小問集合。ごく基本的な単語力があれば容易に解ける問題が多く、確実に得点を積み重ねておきたい内容だった。
標準問題の第3問(裁量問題の第2問)
例年通りAが短めの文章読み取りでBが図表読み取り。難易度は高くない。記述問題については、Aの問3が例年通りほぼ本文の抜き出しで書け、Bの問2も難しくない。
標準問題の第4問(裁量問題の第3問)
例年通りの長文。注釈のついた単語が例年よりやや多めであったが、テーマが環境問題に関するもので、表現も難しく書かれたわけではないためのさほど読みづらい文章ではなかった。また、出題も変にひねられておらず難しくはない。本文の内容に合うものを選ぶ問題では、文全体が大まかに捉えられていれば正答はできる。
裁量問題の第4問
例年通りの出題。昨年までの内容に比べると今年は文章がやや読みやすい。難しい文法で書かれた文もあるものの、細かな文法を気にせず読んでも全体の内容は大まかに把握でき、出題への正答も十分に可能。記述式の問題や並べ替えの問題はやさしくはなかったが、難易度としてはここ数年と同程度。資料やグラフを読み取りながら考える問題が組み込まれやすくなっているため、他科目同様な思考力が必要。今年の自由英作文は住みたい場所とその理由について。昨年同様にテーマ自体は容易で、書きたいことはイメージしやすい。ただ、書きたいことが思いついても24語未満で書ききってしまうことが予想され、語数を引き延ばせたかどうかも鍵となるだろう。
全体の難易度としては、標準問題・裁量問題ともにやや易化した昨年とほぼ同程度と見られる。
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