教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
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2013年2月

【旭川医科大学 2次試験対策 英語編】

 

長文読解2題、自由英作文1題構成が通例です。

 

長文読解は、下線部や文章の内容説明などの設問に対して、

1題は全て日本語で答える、1題は全て英語で答える形式が通例です。

題材となる文章は人文・社会・自然科学から幅広く選ばれており、

語彙レベルも比較的高く、英文量も多いです。

十分な語彙力と速読力、精読力を身につけることが必要になります。

⇒2011年 1問(長文読解)

 

自由英作文は、ある考え方に対して賛否の立場を明確にし、自分の意見を具体的に

根拠づける主張150~200語程度で展開する設問が多いです。

基本的な英語表現力を身につけ、論理展開のしっかりした英文を書く練習が必要になります。

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【札幌医科大学 2次試験対策 数学編】

 

出題は大問4題が通例です。

 

数Ⅲ微分積分・極限毎年1~2題出題され、

確率などとの融合問題となることも多く、難易度は高いです。

空間ベクトル行列の証明問題も頻出です。

 

標準問題をベースに、発展的な問題も出題され、特に微分・積分は計算量も多いのが特徴です。

 

まずは、標準レベルの問題集を利用し、解答の方針を素早く立てスピードをもって解く練習を行いましょう。

他分野との融合問題が出題されることも多く、

特に微分・積分と確率の融合問題は過去問でチェックしておきましょう。

 ⇒ 2011年 第2問(微分・極限と確率の融合問題)

 

行列空間ベクトルは、証明問題の形式で出題されることもあるため、

採点者からみて十分分かるように解答を書く練習も必要です。

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【札幌医科大学 2次試験対策 英語編】

 

長文読解2題、和文英訳1題、自由英作文1題という4題構成が通例です。

 

読解問題の英語長文は、1題が医学・健康に関する内容

1題が小説などのフィクションからの出題が多い点が特徴です。

設問形式は、文脈から適語・適文補充をする問題や、下線部内容説明、

下線部和訳、内容一致・タイトル選択などの総合問題になります。

 

文法知識をしっかりと身に付けた上で、

医学・健康に関する内容の長文読解練習を多く行い関連する語彙力をつけると良いと思います。

また、小説特有の表現慣れるためにも、難しめの会話文問題を解く練習も効果的です。

 

和文英訳は、時事的な話題の英訳が多いです。

自由英作文は、会話文の空所に、文脈に合った英文を作成して

補充する形式(15~25語前後)が通例です。

 

特に、和文英訳は、日本語特有の言い回しを英文の構造に変換することが必要です。

時事的なテーマの文章で練習を繰り返すと良いでしょう。

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【北海道大学~2次試験対策 英語編】

 

長文読解2題、自由英作文1題、要約文完成1題という4題構成が通例。

 

長文読解は1題あたり700語前後であり、設問内容は、

下線部の指示する語を英語で指摘、内容一致英文・タイトル選択、下線部和訳など、

総合読解問題になります。速読力と精読力の両方が求められているため、

英文を速く読む訓練を行うとともに、構文問題集を利用し英文構造を正確に把握する練習が

必要になります。

 

自由英作文は、設問英文の筆者の見解に対する自身の賛否を、具体例や根拠を挙げて

英文で書くような問題が出題されています。筆者の見解・根拠を英語でまとめる練習や、

英作例文集を利用し、基本的な英文を正確に書く練習が必要になります。

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【北海道大学~2次試験対策 数学編】

 

北海道大学の2次試験対策の質問を良く受けますが、

最近は、難問がほとんど出題されず、典型問題を中心とした、標準レベルの問題。

5題構成が通例です。

 

微積分を中心とした数ⅢC分野から2題数ⅠA・ⅡB分野から3題

出題されることが多いですが、幅広い分野から出題されるのが特徴です。

 

青チャート等の標準レベルの問題集を利用し、全ての分野で、

典型問題をみた瞬時に解法の筋道が頭に浮かぶレベルまで演習を繰り返し、

「4問完答+部分点」をとれる力をつけることが目標になります。

 

2次試験に向けてラストスパートです!

大学受験生の皆様、体調に気をつけてがんばってください!

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前回のブログに反響が多数寄せられています。本当にありがとうございます。

 

その反響のなかで、

「算数ももちろんなのですが、社会の問題も特に難しく感じます。どう勉強すれば良いですか?」

というご質問を多くいただいているようです。

 

今年度(2013年北嶺入試)では、前回記述した通り、50点満点中

合格者の平均点34点

受検者全体の平均点29点

と、その差は5点ほどですが、

この5点分を絶対落とさない基礎力が必要になります。

 

絶対落とせないレベルの問題は、例えばこういう問題です。

 

 

2013年入試 大問3(2)

 

 (前段略)朝鮮式山城とは、663年に倭国がある戦いで唐・新羅連合軍に敗れた後に、

 西日本各地に築かれた軍事施設のことです。この戦いの前後にはさまざまな出来事が

 相次いで起こりましたが、次の出来事ア~エのうちから、この戦いより前に起こったものを1つ選び

 記号で答えなさい。

 

 ア 平城京への遷都   イ 壬申の乱   ウ 大宝律令の完成   エ 大化の改新

 

いかがですか?

問題前半部分では、受験生を焦らすような難解な知識が書かれていますが、

実際問われているのは、「663年より前に起きたことは?」であり、

合格者は、この問いを数秒で解いているはずです。

 

逆に、それができなかった受験生は、合格がかなり厳しかったのではないでしょうか。

 

答えは、エ 大化の改新

 

大化の改新が645年の出来事ということは、どこの中学を受験するうえでも基礎知識です。

実はこの問題、基礎的な年号を覚えておくだけで点が取れる問題なのです。

 

加えて合格者であれば、中大兄皇子(後の天智天皇)らが蘇我入鹿を暗殺したという知識も

頭に浮かぶはずです。(本番ではそこまで要求されていませんが)

 

ちなみに、他の選択肢についても、

ア 平城京遷都 → 710年は超基本事項!

ウ 大宝律令 → 701年も超基本事項!

イ 壬申の乱 → 年号までしっかり覚えていなくても、大化の改新で活躍した天智天皇の

後継問題であることを勉強していれば、解答をイとしてしまうことはないでしょう。

 

 

北嶺中学受験の社会対策として、

まずは社会歴史の流れをおさえ、基礎知識レベルの年号は絶対に即答できるよう

訓練を積んでおきましょう!

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1月15日には、今年度の北嶺合格者の発表がありました。

合格された方々、本当におめでとうございます!

 

学校から発表されたデータによりますと、

今年は、受検者数(実数)310人に対して、合格者は146人でしたので

倍率は2.1倍以上と去年を上回る倍率でした。

 

さて、来年度に向けて、また再来年度に向けて、

北嶺中受験のためにどんな勉強をしたらよいか?というご相談が増えております。

 

今年度から北嶺中の入試科目は、首都圏の傾向に合わせてなのか、

国語・数学が各100点(各60分)、社会・理科が各50点(各40分)と、

国語・算数重視ととれる配点となっております。

 

今年度の合格者の平均点と、受検者全体の平均点を見てみますと・・・

(合格者平均点/受検者平均点)

 

国語(42/37) 算数(61.4/45) 理科(30.1/25) 社会(34/29)

 

となっており、

明らかに算数の出来が勝負の分かれ道と言えます!

(算数が不得意だとかなり厳しい戦いになります。)

 

ですが、その算数の問題は、年度によって内容がかなり異なるため、

短期間(1年あったとしても)での対策は非常に難しいと感じます。

それに問題集の解法を丸暗記して対応できるような試験ではありません。

 

しかし、中学受験特有の問題傾向に慣れ、スピードをもって解答に導く訓練さえしておけば

まったく歯がたたない問題ばかりというわけではありません。

 

そこで北嶺の算数対策ですが、まず圧倒的な計算の正確性が必要です。

 

毎年4問程度、少数や分数、四則計算が混じった問題がでます。

 

今年では、

 

 (48-33)×(2×24-11×3)+6×(45+74)÷7-21×133÷19=□

 (3.52-2.27)×5+(15.6-11.85)×9=□

 

といった計算問題です。常日頃からミスなく工夫して計算する練習が必要です。

 

加えて、時間があってゆっくり考えればできるというレベルの問題を

瞬発的に解法を導けるようになる訓練が必要です。

 

例えば今年の大問2の(1)問目では、

 

 ある小学校で、今年2013年に卒業する卒業生をお祝いするために、

 折り紙で2013羽のツルを折ることになりました。

 1人【ア】羽ずつ、【イ】人の児童が毎日ツルを折ると、

 【ウ】日目で合計してちょうど2013羽のツルができます。

 

 【ア】【イ】【ウ】に入る数を答えなさい。

 ただし、【ア】【イ】【ウ】には2以上の整数が入り、【ア】【イ】【ウ】の順で数が大きくなります。

 

といった出題ありました。

おそらく合格と不合格の差は、こういった問題がしっかり正解できるかどうかに現れると感じます。

不合格者の多くは、素因数分解の考え方をわかっていて、x×y×z=2013という式から

3×671=2013までは導き出せても、そのあとの671を、限られた試験時間のなかで

分解できず慌ててしまったことでしょう。

 

解答は整数なのですから、必ず素因数分解できます。そのことから、

3×11×61=2013を導き出すことができれば合格に一歩近づきます!

 

算数の正答率は6割で十分合格圏内です!

早く正確に解ける単元をひとつずつ着実に増やしていき、合格をつかみましょう!

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いよいよ「さっぽろ雪まつり」が開催されます。

北海道では「雪まつり」があると、いよいよ本格的な冬の到来を感じます。

今年は2月5日~2月11日までの7日間で大通会場・つどーむ会場・すすきの会場の3会場で開催され、

毎年200万人以上の来場者が訪れます。

雪まつりは1950年に、地元の中学生・高校生が、6基の雪像を大通公園に設置したことをきっかけに始まり、

今年は216基の雪氷像が設置される予定です。

受験生の皆さんも、気分転換に訪れてみるのも良いかもしれませんね。

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