教育プランナーブログ

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2018年8月29日

読書感想文

こんにちは 家庭教師のトライ 兵庫校です。

本日、とある生徒さんのところへ面談に伺いました。

夏休みの宿題で読書感想文に取り組んでいました。

マンツーマンで先生に要点を教わり、全く書けない状態から力を

振り絞って作文を完成させてくれました。

掲載許可も頂いたので、ブログで感想文を紹介したいと思います。


「10年後の仕事図鑑を読んで」

僕がこの本を選んだ理由は、10年後の仕事がどうなっているかが気になったからです。しかし僕の想像とこの本の内容はかなり違っていました。例えば10年後、「教師はこうなり、医師はこうなる」とかではなく、仕事そのものがどう変わるかが書いてあり、とても面白かったです。

仕事そのものが変わるとはどういうことか説明します。現在、AIと総称される最適化処理が人間の単純な仕事を代替しつつあり、インターネットの登場によりタイムスパン―時間的な感覚が短くなりつつあります。つまり、今までの常識を覆すようなことが起こりやすくなるということです。しかし、そのような出来事はまるで発明のようだけど、一歩間違えれば厄災の種になると思いました。

アインシュタインは一般相対性理論という世紀の大発見をしました。しかし、アインシュタインがアメリカのローズベルト大統領にそのことを報告すると、ローズベルト大統領は独断でその技術を戦争に利用しました。そしてその兵器をアメリカ軍は第二次世界大戦中に広島、長崎に投下し、たくさんの犠牲を出しました。このように常識を覆す出来事は良い事を引き起こす半面、戦争などに悪用されるリスクもあると思います。

ではどうすれば悪用されなくなるのかと考えました。原子力や飛行機などの発明はたいてい戦争に悪用されています。戦争さえ無くなれば、悪用もされないのではないのだろうと思いました。しかし、戦争はいっこうに無くなる気配がありません。戦争をなくす事は人類の永遠の課題なのです。

この本には、「なくなる仕事リスト」なんて血液型占いくらいの精度しかないと書いてあります。つまり、めまぐるしいスピードで変化していく社会の中で、誰も数年後の未来を性格に言い当てることなどできないということです。だから僕は、未来の事を考えるのが嫌いです。1年後だってどうなっているかわからないのに、10年後の未来を想像することに何の意味があるのでしょうか。そんなの暇人がやることだと思っています。イギリスのオックスフォード大学でAIの研究を行うマイケル・A・オズボーン準教授が『雇用の未来―コンピューター化によって仕事は失われるのか』という論文を発表しました。米国労働局のデータに基づいて、現存する702職種が今後どれだけコンピュータ技術によって自動化されるかを分析したものです。一つひとつの職業が「数年後、何パーセントの確率でなくなるか」を懇切丁寧にしているけど、正直に言って、こんなものはまったくもって意味が無いと思っているし、今の職業に当てはめることがナンセンス。いまだって、100年前になかった職業がいくらでもあります。この確率なんて、血液型占いくらいの精度しかありません。しかも、そもそもそんなことを知って何になるのでしょう。好きなことにはまれば、おかねは自然に稼げるようになるでしょう。「お金のために働く」のではなく「好きなことでお金を得る」ほうが大切だと思いました。

今まで10年後は現在の続きだと思っていたけれど、今の普通は普通じゃなくなるんだとわかりました。変わってゆく時代においていかれないように、さまざまな事を学び最先端に立ち続けたいです。


いかがでしたでしょうか。

彼なりに変わりゆく世の中の情報を入手し、感覚の変化を読み取ることができます。

発明の悪用・戦争の流れが最終的につながっていればなお良く、論理的にはまだまだ改善の余地がありますが、

一つの本について読み、思考をし、自分なりの考えを

アウトプット=文章化することは今後の勉強につながります。

ゼロからここまで書けるようになったのであれば回数をこなせば必ず作文は上達します。

もし次の文章ができあがればこちらで紹介させていただくかもしれません。

近年、大学入試では小論文を利用する受験生も増えてきておりますので、

対策方法が分からない方はいつでもトライにご連絡ください。

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