教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
お子さまの目標達成をサポートする情報を発信いたします。



こんにちは! 家庭教師のトライ兵庫校です。

今月は須磨学園中学校の受験勉強の傾向と対策を教科別にご紹介いたします。

今回は算数についてです。


〇全体について

数量や図形などに関する基本的な概念や原理・法則についての理解力、

文章題を読解し数理的に処理する能力、抜けがないように場合分けを行う能力、

問題を多角的にとらえ、 規則性を見出す数的推測力をみるような問題が出題されている傾向です。



出題数

内容

 

2019年1回目

 

【大問5問】

小問26問

①小数と分数の四則混合計算、単位の換算問題

②速さ、濃さ、角度、表面積、数の規則性、面積

③文章問題 ④図形問題・比の利用 ⑤場合の数

 

2019年2回目

【大問5問】

小問24問

①小数と分数の四則混合計算、単位の換算問題

②角度、場合の数、面積、鶴亀算、比の利用、回転体の体積

③図形問題・体積 ④グラフ問題 ⑤整数問題

 

2019年3回目

【大問5問】

小問23問

①小数と分数の四則混合計算、時間の換算問題

②角度、濃さ、展開図、数の規則性、立方体の体積

③整数問題 ④図形問題・面積 ⑤場合の数

 

2018年1回目

【大問5問】

小問24問

①四則演算、単位の換算問題

②最小公倍数、鶴亀算、立方体の体積、面積の差・斜辺、濃さ、速さ、角度

③速さ ④図形問題 ⑤数の規則性

 

2018年2回目

【大問5問】

小問23問

①四則演算、単位の換算問題

②速さ、植木算、角度、回転体の表面積、比の利用、4進法

③グラフ読み取り・時間の計算 ④図形問題・体積 ⑤組合せの問題

 

2018年3回目

【大問5問】

小問21問

①四則演算

②ベン図、比の利用、角度、等積変形、数の規則性、展開図

③等差数列の和 ④計算規則の問題 ⑤図形問題・接線の性質

 

2017年1回目

【大問5問】

小問25問

①四則演算、単位の計算

②割り算、円の半径、速さ、角度

③数の規則性 ④場合分け、余事象の問題 ⑤計算規則の問題

 

2017年2回目

【大問5問】

小問23問

①小数・分数の四則演算、単位の換算問題

②速さ、文字の並び替え、円の外周、回転体の体積

③グラフ読み取り問題 ④正八面体 ⑤なす角の問題・場合分け

 

2017年3回目

【大問5問】

小問24問

①四則演算

②個数、比の利用、角度、面積、数の規則性

③場合の数 ④平面図形の問題 ⑤流水算



〇各問について(傾向・対策)

【大問1】四則演算、単位の計算問題が頻出しています。基本的な問題なので、計算のルールを守り、 丁寧に計算することで正答を得ることができます。工夫し、時間短縮や計算精度の向上を狙いましょう!


【大問2】算数の各分野から、基礎力・応用力をみる問題が出題されています。例えば、角度の問題では 補助線を引く場所や、表面積の問題では対称性に気付けることが問題をスムーズに解く上での鍵になるでしょう。


【大問3】ここから文章を読んで解答を進める問題が増えていきます。しっかり文章を読み、 いくつかの情報を元に何を問われているのか内容を整理することが重要です。図や数直線等を書くのも良いでしょう。 グラフ読み取り問題では、単位にも気を付けながら解答を進めましょう。


【大問4】ここでは図形問題がよく出題されます。問題を解く上で、平行であることや比の性質を上手く使えるかがポイントになります。 合同または相似な図形を見つけることで解答がスムーズに進む問いも多いので、図形問題は失点をなるべく少なくしたいですね!


【大問5】場合分け(場合の数)や数の規則性(数列)を問う問題が多く出題されています。規則性については 前半の問題では書き出せば解ける問題もありますが、後半の問題は規則性から式を導いた上で、 解くことが必要になることが多いです。数の規則性の問題は【大問2】でも出題されることがあるので、 繰り返し演習を積んで対策を練りましょう。



〇算数のまとめ(総評・アドバイス)

解答時間が少なくなってしまうことが予想されるので、効率的に問題を解く必要があります。

中には非常に難しい問題も数問含まれているので、そこで多くの時間を費やしてしまわないよう、 “解くのに時間がかかりそう”“この問題は解けないかも”と思った問題はとばして、時間が余ったら解くようにしましょう。

ここ3年で頻出している分野は、計算問題、平行、内角の和、図形の比、濃度、速さと距離、面積(体積)、 数の規則性、場合の数、です。記述問題も毎年出題されているので、普段から答えまでの過程や図を描くことを習慣化し、 配点の半分以上はとれると良いでしょう。

算数の合格最低点は150点中95点程度なので、計算問題でのミスはしないようにしたいです。 Bコースに合格したい場合は120点以上が必要となるので、計算問題だけでなく最難関の問題以外のほぼ全ての問いを正解しなければなりません。 苦手範囲を作らないのがポイントです。



次回は国語の傾向と対策をご紹介いたします。

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