2020年3月7日
どう変わる?大学入学共通テスト
こんにちは、家庭教師のトライ茨城校です。
これから大学入試を受ける皆さん、大学入試センター試験・通称センター試験が変わることはご存知ですか?
「そんなこと知っているよ」という皆さん。
それではどのように変わるかはご存知ですか?
今回は、2021年1月から実施予定の大学入学共通テストについて、既存のテストからどのように変わるのか、どの部分が実施を見送りとなったかまとめてみました。ぜひ参考にしていただければと思います。
まず、既存のセンター試験から求められる力が「知能・技能」に加えて「思考力・判断力」となりました。
「表現力」を問う文章・数式等の記述問題は見送りとなりました。
その結果、国語・数学の一部に導入される予定だった記述式問題の出題はなくなり、
従来通り全面マークシート方式となっています。
それなら何も変わらないのではないかと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、実質問題のページ数は増加し、読み取りが必要な内容が増えることに変わりはありません。2018年度に行われた試行調査では約1.8倍増の科目もあり、問題の長文化、図表やグラフなどの資料を読み取って答える問題も多くなっていました。
さらに大きな変更が予想されているのは英語です。
4技能をバランスよく評価することを目指してリーディング問題とリスニング問題の配点比が4:1から1:1へと変わります。
民間の資格試験の利用は見送られたものの、総語数は約4000語から約5100語へ。
発音・アクセント・語順整序はなくなり、素材文は日常的・身近な題材中心となります。
私立大学では、約3割が英語資格・検定試験を利用できる仕組みを導入しています。
今回共通テストには記述問題導入の見送りとなりましたが、一般入試・個別試験(2次試験)を見据えて冷静な対応が求められます。
恐れすぎることなく、まずは基礎学力からつけていきましょう。
トライでも高校入試だけでなく大学入試に対応できる講師もいます。
不安を覚えている方は、トライの教育プランナーが相談に乗りますのでお問合せください。
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