教育プランナーブログ

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2012年8月

いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。

高校生の方も、いよいよ夏休み終了、どんどん受験モードに突入していく時期かと思います。

今回も秋以降の過ごし方について、高校受験の場合をお伝えしていきます。

 

夏休み中の総復習は、全体の何割程度進みましたでしょうか?

 

まだまだ不安な部分、やり残しがあるという方は、やる範囲を絞って対策を急ぎましょう

ダラダラと夏休みの延長のつもりで学習を進めるのは非効率です。

基礎の確認のための総復習は「ここまで」と時期を決めて

徐々に受験準備へとシフトしていきましょう。

 

それでは、秋以降どのように学習状況をシフトさせていったらいいでしょうか。

公立高と私立高に分けて見ていきましょう。

 

 

◆公立校

公立の入試問題は、出題される“形式”が毎年かなり踏襲されており

今年もその傾向は変わらないと予測されます。

したがって、早い段階から、「相手を知る」ことが有効です。

 

まだ公立の入試問題を通して解いてみたことがない方は、

まとまった時間を見つけて実戦形式で問題を解いてみましょう。

そのうえで、入試対策向けの問題集に取り組んでいきます。

『整理と対策』のような問題集ベースで進めていくのが良いでしょう。

 

好きな科目・得意な科目に偏ってしまいがちですが、受験は5教科500満点勝負です。

各教科にかける時間配分をうまく見極めましょう。

 

 

◆私立校

私立は公立入試よりも試験の実施が早く、そのため公立入試よりも

早目に学習スタイルを切り替えていく必要があります。

特に私立校が第一志望といった場合は、その学校に対策を特化していく時期に来ています。

過去問を入手し、基礎学力の定着と並行して傾向研究をしていきます

難しく捉える必要はなく、この学校はこういう問題がこういう形で出やすい、

という傾向に慣らしていくのが、この時期行うべき学習です。

一問、一単元を丁寧に解いていきましょう。

 

公立校のあくまですべり止め受験、という方も多いかと思われます。

こちらの方は、この時期はまだまだ公立入試対策に重点を置いた学習でよいでしょう。

 

 

まだまだ時間は残されています。模試や学校の実力テストもうまく活用して、

「実際のテスト問題で素点を上げる」ことを意識していきましょう。

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いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。

夏休みもまもなく終了です。受験の天王山、制することはできましたでしょうか。

本日は夏が終わったこれから、どのように学習を進めていけばいいかについてです。

 

中学受験を意識していくと、今後は全ての科目で満遍なく、

総得点を上げていくような学習が求められてくると思います。

ここでは科目別に、これからの学習方針をお話していきます。

 

 

◆国語

長めの文章題を用いた問題にどんどん当たって行きましょう。

読解力をつけていくための読書ももちろん重要ですが、

実際の問題にどんどん触れていく必要がある時期に来ています。

志望校の過去問を全くやっていない方は、そろそろ過去問に手をつけてみましょう。

志望校と偏差値の近い学校の過去問もトレーニングとしては最適です。

茨城県内の他校の過去問も、様々な文章に出合うという観点から、

取り組めるだけ取り組んでいきましょう。

 

 

◆数学

茨城県内の中学受験では、基礎的な計算力が、単元の偏りなく定着しているかを

確かめる学校が多いです。特に中堅校を狙っていく場合は、

基礎的な問題・一見難しく見えるが基礎力を試されている問題を落とさないことが重要です。

特殊算に関しても、ひねくれたものが出るわけではありません。

特殊算の基礎を身につけるような問題集を、秋のうちに総ざらいしておきましょう。

 

 

◆暗記科目(理科・社会)

夏休みはどれくらい暗記科目に手をつけられたでしょうか?

総復習ができた方も、国算を充実させていた方もいらっしゃるかと思います。

学校により比率はまちまちですが、

やはり茨城県も、国算の方が理社より配点が高い学校が多いです。

まずは国算の対策を十分に行うことが重要なので、

暗記科目は短期集中という作戦も考えられます。

とはいえ、秋口から暗記科目の対策ができると直前期がかなりラクになります。

例えば理科の計算が必要な部分など、苦手な分野は早目に対策しておきましょう。

 

夏休みにたくわえた助走の勢いそのままに、受験に向けて気を抜かずがんばっていきましょう!

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いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。

夏休みもいよいよ終盤ですが、いかがお過ごしでしょうか。

本日は夏休み後から行われる、模試・実力テストにどう取り組んだらいいか、のお話です。

 

茨城県内の高校受験を目指す方は、

秋以降からは積極的に模試・実力テストに取り組んでいくのが望ましいです。

もちろん今現在の学習進行状況、志望校の合格可能性を測ってみるのも重要です。

しかしそれに加え、実践形式の問題に触れてみること自体にも大きなメリットがあります。

試験に慣れることも重要ですし、張り詰めた部屋で試験問題に取り組むのは

かなり力の付くトレーニングになります。

 

新教研もぎは次回が夏休み終盤に行われます。

茨城統一テストの実施は10月からですが、今から視野に入れておくと良いでしょう。

 

さて、それではどのような姿勢で取り組めばいいでしょうか。

 

実際の入試問題スタイルのテストに触れるのは初めてという方もいるかもしれません。

思ったより難しかった、雰囲気に飲まれて解けなかったということもあるでしょう。

しかしいくら重要な模試とはいえ、これはあくまで本番のための練習です

結果が振るわなくても落ち込みすぎず、これからどう改善していくべきか考えましょう

 

まだまだ伸ばしていく時間はあるのです。

そのためにも、返ってきた模試の志望校判定の欄だけを見て終わり、ではなく、

必ず復習するようにしましょう

 

実戦形式の問題で間違えてしまったのですから、その分野は、もし入試当日出題されていたら

失点していた、「苦手範囲」ということになります。

模試で×がついた所は返ってきた段階でもう一度解いてみて、

解説を読み、なるべく早く自分のものにしてください。

返ってきた模試は自分の苦手が詰まった、宝の山です。

 

もちろん時間がなかっただけ、というところもあるでしょうが、

模試は良問が取りそろえられていますので、必ず全ての問題にあたってみるようにしましょう。

 

本日は、茨城県の模試に関するお話でした。

受験の為の最も有力なツールの一つである模試を有効活用していきましょう。

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いつもお世話になっております。家庭教師のトライ茨城校です。

今回は茨城県の高校入試シリーズ 国語のお話をさせていただきます。

 

前回は現代文についてお話させていただいたので、今回は古文と詩の問題についてです。

 

国語の問題の形式は以下の通りです。

①小説文

②論説文

③古文(年によっては漢文)

④詩or短歌or俳句とその鑑賞文

⑤文法・作文

 

古文についてはそれぞれ大問一つずつ出題されています。

両方合わせてほぼ半分を占めているのできっちりと対策していきましょう。

 

 

まずは古文についてです。

古文の問題で問われるのは単語の読みと内容理解です。

単語の読みについては、いくつかの問題を解いて、出やすいものから頭に入れておきましょう。

覚えていれば確実に点数になるという意味で、国語の問題の中では貴重な得点源となります。

内容理解についてですが、古典の文章にはクセがあります。

それは、単語を省くことが多い、ということです。

解説の現代語訳の文章を見てみると、補足されている部分がいくつもあることが分かります。

実際に問題を解くときには自分でその補足をしなければならないのです。

ですので、古文の問題を解くときには、丸付けの際に、

現代語訳と原文を照らし合わせる作業を行いましょう。

 

漢文について

古文と同じく、問われるのは読みと内容把握です。

読みを覚えることは古文と同じですが、漢文についてはほとんどの文章にある特徴があります。

それは、内容をまとめると教訓になる、ということです。

「~という話があった、だからあなたは~しないといけない」

という結論を導く例え話となっているものが多いので、そこを押さえておけば

内容理解での正答率が上がると思います。

 

つづいて詩についてです。

詩の問題で問われるのは、表現技法、内容理解、主体の把握です。

表現技法については最低限の知識を身につけておきましょう。

内容理解についてですが、やはり詩においても、表現上の都合で単語が省略されていたり

比喩で違うものに置きかえられていることがあります。

そこをとらえることが必要です。きちんと解説に目を通して見直してください。

 

最後に、作文についてです。

茨城の高校入試の国語では、最後に必ず作文を書く問題が出題されています。

問われているのは、内容ではなく、いかに日本語の文法を守って文章を書けるかということです。

段落ごとにテーマを分けて、接続詞を正しく用いて、結論をはっきり書く、という3点に気をつけて、

何度か練習で文章を書いてみてください。

書いた文章について、先生や保護者の方に目を通してもらい、

正しい文が書けるようにチェックしていきましょう。

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いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。

いよいよ高校入試シリーズの第2回も後半戦、

今回見ていくのは社会の歴史分野についてです。

 

前回冒頭でお話したのは、社会の問題は地理・歴史・公民ごとに大問1つずつ、

加えて融合問題(実際は小問集合に近い)が1つということでした。

今回はこのうち歴史分野を見ていくことになります。

 

得点配分や問題数は、例年、地理分野と同じになるように作ってあります。

(得点30点ずつ、小問数は8つ)

そして、古い範囲から年代順に徐々に新しくなるように、バランス良く問題が配分されています

設問の年代が固まることはあまりなく、幅広い単元が選ばれているのです。

 

 

詳しく設問内容を見てみます。

問題のスタイルとしては、記号選択問題が多めの構成で、その中に毎年

3,4問単語を記述する問題があります。これに加え、簡単な文章で記述する問題

毎年1問確実に盛り込まれています。

また、ここ2年は連続して、年代順並べ替え問題も出されています。

記述問題と並べ替え問題は、配点が4点と高くなっています。

 

各年度の問題を見ていくと、図や略年表など、問題の形式の部分で毎年共通する事項も多いです。

昨年までの形をしっかり踏襲するという流れが出来上がっているようです。

出題形式に慣れておくと、本番も落ち着いて取り組めるでしょう。

 

 

さて、話を夏休み中の対策に戻しましょう。

問題の質として、分かりにくい問題や重箱の隅をつつくような問題は出されていません。

一方、範囲が毎年広範囲にわたるので、

適度な浅さ・十分な広さを意識した学習がこれから必要になってきます

各時代ごとに、必ずおさえなければいけない出来事、単語を整理していきましょう。

 

歴史が苦手、理解が追い付いていないという方は、全ての時代を見ていくのは

難しいかもしれませんが、重要な暗記ポイント(教科書の太字など)だけでも

頭に入れておきたいですね。

 

暗記科目は、得点が暗記量に純粋に比例していきます。

伸び悩んでいる暗記科目・分野があれば、長期休みを利用して、

一気に伸びしろをリードに変えていきましょう!

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お世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。
高校入試シリーズ、今回は理科の第2回になります。
 
今回は第二分野(生物・地学)にスポットライトを当てていきたいと思います。
 
前回、4つの各領域からそれぞれ1題ずつ大問が構成されている、というお話をしました。
今回も生物分野地学分野に関して、まずは問題の傾向からお話していきます。
 
過去5年分の出題テーマです。
 
【生物】
H23 ヒトの血液とその循環
H22 植物の生殖と遺伝法則
H21 光合成・呼吸・蒸散
H20 血液の循環
H19 光合成と植物を用いた実験
 
【地学】
H23 太陽の動きと星座の見え方
H22 地震の観測
H21 天気の変化
H20 火成岩・堆積岩
H19 天体の動きと星座の見え方
 
まず概論として、幅広い範囲がまんべんなく出題されている点、
同じ単元でも様々なテーマが選ばれている点はご覧ととおり第一分野と同様といえるでしょう。
 
生物はやや傾向の偏りがあるようにも見えますが、さらにさかのぼってみると
まったく別の分野が出題されていたりするので、やはりヤマは当てになりません
(2年連続で同じ範囲の問題が出ることはほぼなさそうですが、やはり推測の域を出ません)
 
さて、設問を詳しく見ていきますが、第二分野という分野の性質上、
素直な暗記問題のウェイトは第一分野より多いように見受けられます。
記述問題は多くの年で生物・地学の両方において出題されているので、
単語レベルを超えた「理解する暗記」が必要です。
 
特に、深い知識に加えて思考力が要るもの・間違えやすいものとしては、
 
・遺伝の法則
・星座の見える方角
・グラフの登場する問題
・実験がらみの問題

 
などが挙げられるでしょう。どれも重要な問題です。
 
 
ところで、第一分野の知識の総整理は進んでいますでしょうか?
 
夏休みはどちらの暗記も平行して進めていくのが理想です。
「時間がなくなってきた…」「どこをやれば…」という方、
まずはこれまでのテストで点が取れなかったところから始めていくのをオススメします。

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いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。
高校入試シリーズの第2回をお送りしていく予定ですが、今回の教科は英語になります。
 
前回は「総合的な英語力が問われる長文読解」について取り上げましたが、
今回は方向性を変えて、リスニング問題について取り上げていきたいと思います。
 
リスニングというと、なんだか対策しにくく、でも何となく取り組めばいいやという雰囲気が
漂っているのではないでしょうか。
ところが、実際のリスニング問題が全体に占める割合を見てみると、
実に3割となっています。
 
関東の他都県と比較しても、茨城県はリスニングの割合が高いようです。
 
この配点は長年続いている上、近年の大学入試をはじめとする「リスニング傾向」を考えても、
これから崩れることはまず無いでしょう。
 
具体的なリスニング文を見てみましょう。
(1)は1,2文の疑問文を聞いて選択肢を選ぶもの、
(2)はおよそ6,7文の対話を聞いたうえで、Questionを聞いて選択肢を選ぶもの。
 
この2つで2/3を占め、読まれる英文が少なく難易度もやさしめの問題であるため、
ここまでで点をできる限り漏らさない、というのが作戦になってきます。
 
後半の(3)ではより長い対話が読まれ、さらにQuestionsも3つ一気に読まれます。
(4)では図を使う問題、計算させる問題が出されており、難易度が高いです。
 
ちなみに、これは解き方のコツになるのですが、
リスニング問題はすべて同じ配点、1問2点ずつです。
聞き取れなかったものを考えていても時間がどんどん過ぎてしまいます。
聞き漏らした場合は「たかが2点」と割り切って、次に進む勇気が必要です。
特に難易度の高い(4)で悩んでいると、筆記の時間もなくなってしまいます
 
ことリスニングに関しては、耳にたっぷりと英語を慣らす必要があります
とはいえ、これまでの学習ではあまり時間を割いてこれなかった分野ではないでしょうか。
 
時間がとれる夏休みがリスニング対策のチャンスと心得ましょう。
対策するなら、今からです!

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いつもお世話になっております。家庭教師のトライ 茨城校です。
再び高校受験の入試問題を重点的に取り上げていきます。
今回は、数学シリーズ第2回です。
 
前回は、図形を取り上げてみましたが、図形と並んで毎年出題されている単元に
二次関数のグラフがあります。
毎年設問そのものは変わっていますが、
根底の部分を理解してしまえば着実な得点源になるポイントです。
今回はこの大問を見ていきましょう。
 
まずは問題傾向です。
例年4題目に置かれているこの単元ですが、
「二次関数のグラフ」「直線のグラフ」の2つを絡めた問題が毎年のように出されています。
グラフの係数をaとし、その値を求めさせるパターンも多いです。
加えて、ここ2年では連続で反比例のグラフを複合させた問題が出されており、
難易度が上がっている印象です。
 
複合問題は、段階的に解けるようになっていく必要があります。
まず、おのおののグラフについて理解が進んでいないと解けません。
グラフの式の求め方、座標の求め方などには不自由ない状態になっておきましょう。
 
次に、2つのグラフが出てきたときの典型問題に対処できるようにします。
「交点」がキーワードです。ここまで大丈夫という方は、
グラフの式に文字が入った(y=ax2のような)問題にも挑戦していきましょう。
 
上記の基礎がしっかりしているのであれば、
複数のグラフが絡み合う問題、比や面積が入ってくる問題にも対応できます。
 
自分はどこまでなら自信を持って解けるでしょう?
夏休みではその到達度把握から始めていきましょう。
 
もうひとつ、グラフの複合問題を解く上で行ってほしい習慣があります。
それは、グラフ上に点・線・座標などの情報を書き込むことです。
これは図形問題と同じです。
 
今分かっているデータは何で、これから何を求めようとしているのかというのは、
手を動かしたほうが、ずっと早く、正確に把握できます。
 
関数・グラフの基本問題は、大問②や③でもしっかり出題されています。
問題数が少ないし・・・と侮らず、着実に準備していきましょう!

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