2011年4月14日
【岩手 震災からの復興】 新たな一歩を踏み出す若い力
このたびの「東北地方太平洋沖地震」により、犠牲になられた方々、
ご家族やご友人を失った方々に対して深く哀悼の意を表しますとともに、
被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。
震災から1ヶ月が経ちました。
岩手県はこれまで津波や地震など、何度も大きな自然災害に見舞われてきましたが、
その度により魅力ある県として復興を遂げてきました。
しかしながら今回の災害はあまりにも被害が大きく、復興までの道のりは長いものとなりそうです。
相次ぐ余震におびえ、不安と緊張が高まり神経をすり減らす毎日ですが、
私は自分自身を何とか奮い立たせ、もう一度立ちあがる勇気を持とうと考えています。
県内の各学校では被害状況の少ないところから入学式・始業式が始まっています。
また、被害の大きな学校においても今月中には入学式・始業式が行われる見込みです。
ようやくではありますが、新学年・新学期がスタートを切り始めます。
無償で配布されたランドセルを背負って『学校が楽しみ』と笑う新入生や、
登校日に再会を喜ぶ中高生の姿もニュースで流れ、
子どもたちの目はしっかりと前を見据えていることを感じました。
新学年のスタートは、学習内容が新しくなり、学習環境が変わる中、
日々の生活に学習習慣を定着させていく重要な時期でもあります。
辛い現状を乗り越えていく上でも、生徒一人ひとりの悩みや気持ちにしっかりと耳を傾け、
これから先の道のりをともに歩んでいく必要があります。
ちょっとしたこと、小さなことで構いません。
ご相談いただければと思います。
学習相談のみならず、心のケアにも努めさせて頂きます。