2011年6月6日
『岩手県 医学部受験 ~高い学力は医師としての適性~』
震災以降、多くのボランティアの方々が岩手県を訪れるようになりました。
ガレキ撤去や、泥のかき出しなど、力の必要な仕事から、
手紙の封入作業などの役所の事務仕事に至るまで、活動内容はさまざまです。
その中で、医師のボランティアの方も多くいらしているそうです。
『医師の使命』と言ってしまえば簡単ですが、仕事や生活を犠牲にしているのですから
その覚悟は相当なものでしょう。
岩手県内の大学の中では、岩手医科大学にのみ医学部が設置されています。
国公立大学の医学部がないのは、東北6県の中で、唯一岩手県のみです。
今まで多くの受験生と関わってきましたが、医学部志望の受験生のうち、
9割以上は国公立大学を第一志望としています。
そして、国公立大学の医学部が難しい場合、他の学部に変更する方が、
医学部志望者全体の5割以上にのぼります。
国公立大学の医学部に人気が集中する理由のひとつは、学費の安さです。
一般的な私立大学の医学部では、6年間をストレートで卒業したとしても
2,000万~5,000万円程度の費用が必要となります。
一方、国公立大学の医学部では約350万円なので、人気と難易度が上がるのも当然と言えます。
志が高く、医師としての適性も十分にあり、素晴らしい人間性を持っていたとしても
学力が追いつかなければ、医師になることはできません。
大学受験に合格することも、医師の適性の1つとみなされているということです。
トライではこの春から『トライ式医学部合格』というコースを新設しました。
医学部受験のカリスマ・和田秀樹氏が考案し、医学部合格への最短コースを実現する「和田メソッド」を、
実績豊富なトライのプロ家庭教師が実行するという特別コースです。
どんな状況、学力のお子さまでも、最後までやり遂げるという強い意志があれば
今からでも医学部合格を達成することができます。
岩手県は慢性的な医師不足に陥っています。
人口当たりの医師数や、面積当たりの医師数は全国でも最低レベルです。
偏差値が足りないと嘆くことはありません。
地元復興と、地域の医療問題解決のためにも一念発起し、今からの合格を目指してみませんか。