2011年6月8日
岩手県 理数離れ対策と「スーパーサイエンススクール」
今年も奥州市のJR水沢駅に、南部風鈴が1000個飾られました。
涼やかな音色が聞こえると、もう夏が近いのだと実感しますね。
この水沢駅から2キロほどの場所に、岩手県立水沢高等学校があります。
水沢高校は平成15年にスーパーサイエンススクールに指定され、
指定期間の3年が過ぎた後も、5年間の継続指定を受けました。
スーパーサイエンススクールとは、先進的な理数教育を行う学校のことです。
研究者からの指導や実験などを通して、科学技術の分野において、
国際的に活躍できる人材を育成しようとする試みです。
水沢高校は岩手県内で唯一の指定校として、岩手大学とも連携をとりながら様々な授業を行っています。
文部科学省も指定校を増やしていく方針で、今後ますます強化される分野だと思います。
ところで、理数離れが進んでいると言われて久しいですが、
簡単なゲームを通して、数学の知識を身につけていくことが出来ます。
特にトランプは家族みんなで、算数・数学を親しみながら身につけていくことができます。
小さな子に数の順番を覚えさせたいのであれば、「7並べ」や「スピード」。
数の合成であれば、「ブラックジャック」など、みなさんもご存じのゲームで楽しく学習することができます。
また、知っているゲームをアレンジして遊ぶのも良いでしょう。
みんなであれこれ意見を出し合いながらアレンジしていく中で、考える力や発想力が付くことも期待できます。
ぜひご家庭で様々なトランプゲームで楽しみながら、算数を身につけてください。
写真:【ブラックジャック】