教育プランナーブログ

各都道府県の経験豊富な教育プランナーが最新の教育情報や
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今年も一関市にある「みちのくあじさい園」が開園しました。

日本有数のアジサイの種類を誇り、園内を散策しながら様々なあじさいが楽しめます。

 

アジサイと言えば、江戸時代に来日した博物学者シーボルトは、

ハイドランジア・オタクサと名付けました。

それ以前に違う学名がすでについていたため、正式な学名ではありませんが、

今でもオタクサの名前は使われています。

 

このアジサイですが、梅雨の季節の代名詞と思われがちですが、実は夏の季語で、

万葉集にも二首読まれています

 

「言問はぬ木すらあぢさゐ諸弟(もろと)らが練りのむらとにあざむかれけり」(読み人 大伴家持)

(物を言わない木にさえも、アジサイの色のように移ろいやすいものがあります。ましてや、手管に長けた諸弟の言うことに、私は簡単に騙されてしまいました。)

 

「あぢさゐの八重咲くごとく弥(や)つ代にをいませ我が背子見つつ偲はむ」(読み人 橘諸兄)

(紫陽花の花が八重に咲くように、何代も栄えておいで下さい、わが君。私は花を見るたび、あなた様を偲びましょう。)

 

平安後期になると、紀 貫之藤原 定家などにより、さらに多くの詩が詠われるようになります。

 

現代になってもさまざまなミュージシャンが歌っています。

時代は変われど、心を捉え続けている花のようです。

 

 

雨が多く鬱々とする季節ではありますが、雨に打たれながらも色をさらに鮮やかにし、雨の季節の主役でありながら夏の季語でもあるアジサイのように、しっかりと前を見据えて、日々の学習に取り組み、夏の学習をより効果的なものにしていきましょう。

トライは頑張るみなさんを応援します。

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