2011年8月19日
『岩手県 送り盆で感じる夏の終わり』
送り盆の16日、盛岡市では「船っこ流し」が行われました。
市内を流れる北上川に火をつけた船を浮かべ、大勢の市民が流れていく船を見守りました。
船っこ流しとは、盛岡藩時代から続く送り盆の行事で、各地で行われる送り火や精霊船・精霊流しの一種です。
精霊流しと言えば、岩手を代表する作家、宮沢賢治の代表作「銀河鉄道の夜」でも印象的な場面として描かれています。
主人公のジョバンニがアルバイト帰りに、未配達の牛乳を取りにいくついでに見に行った「烏瓜のあかりを川へ流す」祭りは、「船っこ流し」がモデルになっていると言われています。
送り盆を過ぎると、夏の終わりを感じる方も多いのではないでしょうか。
夏が終わると定期テストが待っています。
前学年までの復習は終わりましたか?
新しい学期の予習は行っていますか?
休みも後わずかですが、残りの時間を有効に使って、しっかりと予習・復習を行いましょう。