2011年9月21日
『岩手県高校入試 一般入学者選抜 理科④地学の傾向と対策』
◇地学
1. 出題傾向
第1問の小問集合問題で地層と岩石の問題と地球と太陽系の問題。
第5問で天気の変化の問題。
第6問で火山の問題が出題されました。
第5問では、(1)が記述式、(2)が選択問題、(3)が説明文の並び替え、(4)が正しい表を選ぶ問題。
第6問では、(1)が選択問題、(2)が記述式、(3)が正しいグラフを選ぶ問題、(4)が記述式問題と、
設問形式も様々なものとなっています。
どちらの問題も、実験の結果に基づき、資料を読み取る問題となっています。
「平成23年度 岩手県高校入試問題」
第1問(2) 次の図は、太陽の周りを公転している地球の様子を模式的に表したものです。
図のア~エのうち、日本で春分となる地球の位置はどれですか。
最も適当なものを一つ選び、その記号を書きなさい。
問題では、太陽を中心にした地球が4つ描かれています。
地軸の傾きと季節が分かっていれば、すぐに答えが出せる問題でした。
すべての問題に共通することですが、教科書中心の基本的な知識があれば、解ける問題構成となっています。
落ち着いて資料をしっかりと読み解けるかどうかがポイントです。
2. 来年度の予想
地球と太陽は毎年出題されていますので、引き続き出題されるでしょう。
実験に基づく問題、資料を読み解く問題は間違いなく出題されるものと思われます。
問題構成も引き続き同様なものとなることが予想されます。
ヒトの体のしくみは、過去5年間毎年出題されており、次回も出題さる事が予想されます。
実験の結果と資料の読みとり問題も間違いなく出題されるでしょう。
3. 対策
教科書中心の学習で、授業で習った事、教科書の内容はしっかりと理解しておくようにしましょう。
実験に基づく問題、資料の読み取りは、勘違いを起こしやすいので慌てずに読み取ることが大切です。