教育プランナーブログ

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皆さん川柳はご存じですか?

何年か前、バラエティ番組の影響もあり、子どもたちの間でひそかなブームとなりましたね。

川柳といえば、サラリーマン川柳なども名です。

 

ところでこの川柳ですが、実は、もともとは人の名前なのです。

俳句と同じく俳諧が元で、付け句(つけく)からあらかじめ用意された七七を省略し、五七五の詩として誕生しました。

この詩を柄井川柳(からい せんりゅう 1718-1790年)という前句師(まえくし)が選出し出版したことから、

川柳と呼ばれるようになりました。

 

「同じ五七五の音を持つ俳句と違い、口語体で構わない」

「字余りや句をまたいでもかまわない」

という自由なルールが人気を呼び、人情や世情を詠う身近な詩として広まりました。

現在では、「今年の漢字」や「創作四字熟語」、「流行語大賞」と並び、

世相を反映する指標として、ニュースや雑誌でも取り上げられるほど身近なものとなっています。

 

「決まりごとが少なく、すぐに出来ること」

「自分の気持ちを短い言葉で表現できることが期待でき、表現力や感性が磨けること」

これらの理由から、授業の一環として川柳を採用する学校も増えてきているそうです。

 

身の回りのことに意識を向けることによって「気付き」を育むことや、

他の人の書いた川柳を読むことで様々な考えや表現に触れ発想力が育つこと、

そして五七五での表現を考えることで語彙力を高めることが期待できます

 

発想力や語彙力は国語の力だけでなく、他の教科の基礎力ともなります

ゲーム感覚で手軽に取り組めますので、友人やご家族といろいろな川柳を作ってみましょう。

 

付け句

下の句(七七)をお題として用意し、上の句(五七五)を考えて競う遊び

前句師

付け句の採点者

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