2018年12月17日
面接対策進んでいますか?-その2-
こんにちは、トライの香川校です。
12月7日のブログで、面接事前準備に関してお話ししましたが、
今週は後半の
②ミスしたことを後に引きずらないこと
についてお話ししたいと思います。
前回お話ししたことは、面接本番前に行う準備の話でしたが、
今回は面接本番で気を付けるべきことです。
まず、面接における大原則として嘘は絶対につかないでください。
例えば、「オープンキャンパスには来ましたか?」と聞かれることは多いと思います。
行っていないのに「行きました」と答えたとします。
次にオープンキャンパスの内容に関して質問されたらどうしますか?
でっちあげることができても、その場の嘘はばれてしまいますし、印象も最悪です。
素直に「行けていません。」と答えましょう。そのうえで行けなかった理由を失礼にならないように正直に答えてください。
「その頃は志望校がまだ決まっていなかったため別の学校のオープンキャンパスに行っていました」
と答える場合は、なぜオープンキャンパスに行った学校ではなく、面接を受ける学校を志望しているのかを
答えられるようにしてください。
緊張する面接本番、前回も言いましたが誰でもミスしてしまうものです。
予想していない質問が来て、答えがたどたどしくなってしまった、話している途中に噛んでしまった、
面接官の質問が聞き取り切れなかった、質問の意味を理解できなかった、話したいことをうまく話せなかった、etc..
誰にでも少なからず起こることです。面接官はミスした瞬間に良し悪しのジャッジは下していません。
その後の対応次第で評価が良い方か悪い方かに傾きます。
トライさんも面接練習の面接官役をすることがありますが、
中には、ミスした後に笑ってごまかし、こちらに助けを求める方もいます。
ミスしたときに笑ってごまかす、無言で面接官に助けを求める、という行為は絶対にいけません。
噛んでしまったら、自分から「言い直してもいいですか?」と聞けばいいのです。
面接官も意地悪ではありませんから、学生から聞かれれば「どうぞ」「伝わりましたから安心してください」
などのフォローをしてくれるはずです。
面接官は、ミスした学生のフォローを自分からはしてくれません。
助けが欲しい場合は、自分からはっきりお願いしましょう。
面接官は取り繕った生徒を見たいわけではありません。
その子が本当はどんな学生なのか、うちの学校に合うかどうか、すなわち素の部分を見たいと思っています。
ミスしたときの対応にはその人の素が出やすいため、その対応次第で、しっかりした子なんだなと思ってもらうことも
失敗した後の対応が人任せなんだなと思わせてしまうこともあります。
もう一つ、面接において多くの方が不安に思う要因になっているのが、
本番で想定していない質問をされることです。
これも面接官の意地悪ではありません。
よく聞かれる質問は皆さん事前に準備してくるため取り繕いやすく、なかなか学生の素の部分を見れないため、
1,2問ほど想定してなかったであろう質問をすることがあります。
なので面接を受ける場合は、一問はその場で回答を考えないといけなくなります。
想定外の質問は、よく聞かれる質問への答えに対する深堀質問でよくされます。
受け応えはそれぞれ異なるため、面接側としてもその子だけの質問をつくりやすいためです。
ですので、面接の練習の際も、1~2個程度、深堀した質問をしてもらいましょう。
自分が面接官役として友達の受け答えに対して深堀するのも、面接官の着眼点が想像できるのでいい練習になります。
本番で想定外の質問が来たときは、まず「そうですね」と相槌をはさむといいです。
考えていなかった質問が来た時ほど生徒は焦り、すぐに答えなきゃ、と矢継ぎ早に話しはじめてしまいがちです。
焦りからぼろが出やすく、また早口になり噛んでしまったり焦っていることが面接官に伝わってしまいます。
まず一度相槌(クッション)をはさみ、自分自身を落ち着かせましょう。
一呼吸おいてゆっくり話しはじめるのです。
また受け答えに関してもポイントがあります。
①まずは自分が言いたい結論から述べましょう。
②続いてなぜそう思っているのか根拠を話します。
③そのうえで最初の言いたいことを言葉を変えてもう一度述べます。
受け答えは基本この3部構成が相手に伝わりやすく、わかりやすいです。
面接にはこれが正解、というものはありません。その場の判断力や思考力等が総合的に求められます。
ですが、事前の練習でかなり対策が出来ます。あと残り1ヵ月程度ですが、何度も練習しましょう。
トライでは面接対策や小論文対策をできる先生もそろっています。
受験直前で不安がありましたら是非家庭教師のトライ香川校にお問い合わせください。