2018年12月21日
センター試験まで残り1ヵ月
こんにちは、トライの香川校です。
センター試験まで残り1ヵ月になりました。
高校生の皆さんは最後の追い込みで大変な時期なのではないのでしょうか?
高校生の皆さんがこの時期に悩むことの一つに、二次試験対策とセンター試験対策の時間配分があります。
受ける大学にもよりますが、一般で大学進学を考えているならまずはセンター試験を取れなければいける大学はかなり限られてしまいます。
なので解答としては、この時期はセンター試験対策に比重を置きましょう。二次試験はセンター試験が終わってからほぼ1ヵ月後になります。その間二次対策に専念できますから、まずはセンター試験で点を取ることが重要です。
そのうえで
①センターでしか使わない科目、②二次試験にも必要だがセンターの配点が大きい科目、③二次試験にも必要で二次試験の配点の方が大きい科目
の三つに分類分けします。
①センター試験でしか使わない科目
センターでしか使わない科目はセンター試験の問題形式に慣れ、数をこなすことが重要です。
時間を計り、大問それぞれにどれだけ時間をかけていいのか、どんな問題が出るのか、を知りましょう。
過去問7~10年分程度を繰り返しやるのが一番の近道です。
②二次試験にも必要だがセンターの配点が大きい科目
こちらも基本は①と同じ勉強法です。センターの方が大事になので、センター試験独特の問題形式に戸惑うことがないようにしましょう。
そのうえで二次対策として二次試験の過去問3~5年分程度を隙間時間で進めていくようにすればセンター試験終わってから二次試験の配点が大きい科目に力を入れやすくなります。
③二次試験にも必要で二次試験の配点が大きい科目
センター試験よりも二次試験の方が配点が大きく、合否に直結する科目です。
センター試験の過去問は3~5年分(苦手科目であるならばその倍の年数分)を時間を計ってやり、一通りセンター試験の問題に触れておきましょう。
間違えた問題には印をつけ、センター試験1週間前を目安に間違えた問題を総復習します。
センター試験が終わり次第、二次対策です。7~10年分の二次試験過去問を二次試験本番までの1ヵ月で何度もやり直しましょう。
大学受験では本番に臨む際の精神的な余裕も高得点を取るのに重要な要素になってきます。
試験本番で焦り、ⅠAを解くべきところでⅠを解いてしまった、マークミス、などセンター試験ではミスしやすいものが多いからです。
特に人によっては問題を最初から順番に解かない科目(国語や英語)もあるかと思います。マークするべき場所を間違えたら大幅な得点減に繋がってしまいます。
マークミスに関しては普段からマークシートを用いて過去問演習を行っていき、解く順番とマークしていく場所を体にしみこませましょう。国語は子分が始まる後半からマークするのが当たり前、英語は最後の長文のところからマークしていくのが当たり前、となるまで繰り返しマークシート練習することで本番のミスする確率が減っていきます。
また、試験直前期の勉強についてもコツがあります。
試験3日前までは自分が自信がない範囲を勉強しましょう。出たら解けないと思う範囲をひたすらに潰していってください。常に自分を疑い、今のままでは失敗してしまう、くらいの気持ちでもいいと思います。
対して2日前以降は自分が最も自信がある範囲の復習だけやって下さい。今の自分なら大丈夫、絶対に試験本番でいい点が取れる、というイメージを持ちましょう。試験前に不安な範囲を勉強しては不安ばかりが先行し、本番で自分の実力が発揮しきれず本来解けた問題を間違えてしまう可能性が高くなります。特に試験直前の5分休憩で英単語の再確認は絶対にやらないでください。
試験直前で意味を覚えていなかった単語が見つかったとして確認できてよかった、と思える人間はいません。間違いなく、覚えてない単語があった、どうしよう、他にもできてないところがあるんじゃないか?と不安になります。結果としてせっかく覚えていた単語や文法が焦りで2,3個頭から抜けてしまいかねません。不安な単語を1個確認できたとして覚えていたもの3個を忘れるのでは、点数は上がるどころか下がります。
試験3日前までは自分を疑い、2日前からは自分に絶対の自信を持ちましょう。