教育プランナーブログ

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2019年1月25日

中学受験準備-その2-

こんにちは、トライ香川校です。

今回は前回に引き続き、中学受験の準備についてお話しします。

先週は小学低学年の時期についてでしたが、今週は中学年になってからのことについてです。


小学校の理科社会は通常3年生から始まります。1,2年生の内は国語と算数の2教科で良かったのが4教科になるということです。

教科ごとに見ていくと

<国語>

覚える漢字の量が増え、当然ですが1学年下までに習いかけるようにしていないといけない漢字も多くなっています。それに伴って文章を書く機会が増えます。解答を文章で作るような問題が増えるのはこのためです。

<算数>

「割り算」が加わり四則演算が出揃います。そして先週もお話ししたように文章題が急激に増えます。なぜなら「単位」「10000を超える数」「表とグラフ」などのこれまでの培ってきた純粋な計算力だけでは通用しない分野が出てくるからです。4年生ではさらに「小数分数」「円と球」「図形と角度」など中学入試にもよく出題される範囲の学習になります。低学年では算数=計算だったのが、中学年では算数→数学の切り替えの最初の導入となる重要な時期です。この時期をうまく乗り越えられるかでその後の高学年の算数、ひいては中学に入ってからの数学に対する好き嫌いが決まると言っても過言ではありません。

<理科、社会>

中学年になり、これまで総合科目、生活科目といった名前で統合されていたものが理科、社会として科目になります。

理科は3年生のうちから簡単ではありますが磁石や電池の±など、その後の学習の基盤となるものを着実に積み上げていきます。

社会は、3年生のうちは地元の市区町村のことをメインに4年生になると全国47都道府県のことについて学びだします。

どちらの科目も共通して、子供も知的好奇心、なぜ?を刺激することが大事です。


この時期のお子様の学習ですが、何より大事なのは基礎力です。

この時期から本格的に塾、家庭教師を始められるご家庭様は多いですが、私はお話しさせていただくご家庭様には必ず、受験のことを考え難しい問題などをどんどん解かしていきたい気持ちもあると思いますが、まずは基礎標準問題、授業を聞いていれば解けるようになってほしい少しひねった問題を確実に解けるようにしていきましょう、と伝えます。


というのも、スポーツで考えていただければわかりやすいと思うのですが、一通りルールを教えたあと、いきなり難度の高い技に挑戦させないと思います。まずは簡単な技を実際にやってマスターし、得意な技は徐々に難度をあげていき苦手な技はできるようになるまで繰り返すと思います。勉強も同じです。基本が出来ないのに発展が解けるなんてことはありません。各科目について単元ごとに確実に理解を深めましょう。


ではこの時期に塾、家庭教師を始めるメリットは何か?

それは、正しい勉強法で学習を進める補助が付く、ということです。

勉強は基本的に「問題を読む→解法を考える→解答を書く→答え合わせをする→違っていたら解法を考え直す→解答を書く」の繰り返しです。このうち、一人でも「答え合わせをする」まではできる子が多いです。問題はその後で、「解法を考え直す」が「解法を写す」になっている子が多いのです。写している子によく起こることが間違えた問題は復習しているのにテストになると覚えていない、同じ問題を間違える、といったことです。ここでその間違いをしてくれる存在、解法をただ教えるのではなくヒントをくれて自分で考えさせてくれる存在が塾、家庭教師になります。中学年のうちは受験対策というより、正しく勉強していくために塾や家庭教師を利用する、といった感覚です。


中学年では学ぶことの質、量ともに低学年とは比にならないものになります。この時期から勉強の好き嫌いがはっきり別れだしますし、受験を考えている家庭にとっては受験モードに入るべきか否かの判断が難しい時期です。お子様の学習態度、方法を見ながら塾、家庭教師をご検討いただければ幸いです。

もし、お子さまの学習についてお悩みのご家庭様がいらっしゃいましたら無料の学習相談もやっておりますのでご気軽にご相談ください。

無料の学習相談はこちらから→https://www.trygroup.co.jp/address/kagawa/


次回は高学年になってからについてお話ししたいと思います。

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