2012年8月18日
鹿児島県 高校入試 社会シリーズ(第2回)~歴史的分野編~
今回は鹿児島県公立入試の歴史的分野についてお話します。
歴史の勉強でよくやるのは年号を語呂合わせで覚えることです。
1192(イイクニつくろう鎌倉幕府)などは有名ですね。
しかし、鹿児島県の入試問題を見てみると、
時代順・年代順に出来事を並び替える問題が必ず出ています。
また、日本の歴史と並行した世界史の話も当然ですが出題されています。
この幅広い出来事の年号を全て網羅して覚えることは骨の折れる作業です。
時代整序で大切になのは、出来事を流れで覚えてしまうことです。
例えば鎌倉幕府の場合だと
〇壇ノ浦の戦いで平家を滅ぼした源頼朝は征夷大将軍に任命されて鎌倉幕府を開く
〇承久の乱や元寇を振り払い勢力を増していくが、遂に滅ぼされ室町幕府が始まる
こういう風にまとめるとグッと覚えやすくなります。
もちろん各単語の知識を押さえることが大前提ですが、
時代整序問題で得点が伸びない時は流れで覚える学習法を試してみてはどうでしょうか。