2012年9月25日
鹿児島県 高校入試 国語シリーズ(第3回)~古文編~
今回は、鹿児島県高校入試シリーズ国語の古文についてお話します。
鹿児島県の古文の素材文は、説話集から選ばれる傾向が強いです。
説話集とはいわゆる昔話ですが、皆さんが知っているような有名なものでは無いことが多く、
既存の知識で読むことは難しくなってきます。全体的な内容をつかむ力が必要になるわけです。
設問の内容としては
〇現代仮名遣い
〇主語把握
〇口語訳
〇内容把握
などが挙げられます。
一見、大変な単元に思われがちですが、細かい単語の知識が必要な設問や
精密に訳さないと解けないような問題は無いので、大まかな内容を把握して、
話の本筋を曲げなければ、現文以上に高得点が狙える単元なのです。
ですからこの時期にやるべきことは、古文単語の知識を増やすことではなく、
話全体の流れを掴む練習をすることです。モチベーションを下げずに頑張りましょう。