2017年10月3日
鹿児島県 公立高校入試出題傾向(英・数・国)
公立高校入試の出題傾向とその対策についてお話しいたします。
★英語
●リスニング
英語をたくさん聞いて慣れることに尽きます。
本番で聞き取れるかどうかは心理的な側面も大きいので
余裕を持って臨めるよう、早いうちから対策を始めておくべきでしょう。
●長文読解
単語を答えさせたり、文法知識をそのまま問うような
問題はあまりなく、総合的な英語力を問われる内容と言えます。
●会話文
登場人物の気持ちになって自分なりの英文で表現をする問題がよく出題されています。
ここでも問われているのは総合的な英語力です。
●英作文
語数を指定して書かせる問題が多くなっています。
基本的な文形を覚えておき、自分の考えを書けるよう、いくつか例文を用意し
その文をベースにして組み立てましょう。
★数学
●計算・方程式・文章題
この分野は正答率が高いです。
逆に、ここで点数を落とすのは高レベルの高校を狙う人にとっては致命傷です。
確実に満点を取れるよう、普段から正負の数、文字式、平方根の計算などを
しっかりとトレーニングして万全の態勢で臨みましょう。
「計算過程を残しておくこと」を求められることもあるので、相手に分かる丁寧な書き方を心がけましょう。
●関数
苦手意識の高い人が多い分野です。
問題を読んでも分からず、その時点であきらめてしまう人も多いですが、
それでも部分点はとれる可能性があります。
隠されているヒントを見つけ出して、あきらめずに解く練習をしましょう。
昨年はグラフを描かせる問題も出題されました。
類題をしっかりといて対応できるようにしておきましょう。
●平面・空間
つねに基本定理の組み合わせによって解く、ということを意識しておきましょう。
その組み合わせ方を使いこなすためには経験を積むしかありません。
円と三角形を組み合わせた問題や、三平方の定理、円周角の定理、相似比、相似の証明、中点連結定理
などを使って解くものが多く出題されています。
対策としては基本的定理をきちんと理解して、使いこなせるようにしておくことが必要です。
●確率・統計
カードやサイコロなどを使った問題が多く出題されています。
確率は毎年出題され、配点も高くなっていますので、しっかり練習しておきましょう。
樹形図など、分かりやすく整理する方法をしっかり確立しておきましょう
★国語
鹿児島県の国語の試験は構成が少し特殊です。
小説(文学的文章)と説明的文章、そして古文と作文という構成です。
対策ポイントは、記述・資料読み取り問題に対してポイントをおさえて解答することや、
自分の言葉で長文を書けるようにすること、何度も問題演習をすることが挙げられます。
出題形式が特殊なぶん、過去問演習の充実度が得点率に大きく影響するでしょう。
中学では、ラサール中、附属中、志學館中、池田中など、
高校では、ラサール高、鶴丸高、甲南高など、
大学では、鹿児島大、九州大など、
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