2017年1月17日
神奈川県 センター試験受験後の勉強の進め方
みなさん、こんにちは。
家庭教師のトライ 神奈川校です。
高3のみなさんはセンター試験を終え、各大学の二次試験対策の時期です。
今回は、今年のセンター試験の概況をまとめました。
それをもとに、神奈川の私立大学・国公立大学の二次試験対策のポイントをお伝えします!
<2017年度センター試験(本試験)概況>
ホームページや新聞で、センター試験の解答や平均点速報が出ています。
今年の平均点は、全体的にみると上昇傾向にあります。
しかし一方で、国語の平均点が大幅に下がっていることがわかります。
(昨年比-25.9点:大学入試センター中間集計情報より)
他科目の難易度は前年度に比べて易化、あるいは変化がほぼなかった一方で、
国語は大幅に難化したという分析が出ています。
その原因は、第1問の文章量の増加と内容の複雑化が主だと考えられます。
さらに第2問も、読解に時間がかる出題になっており、ペース配分で
焦ってしまった受験生が多いと思われます。
焦りや油断は禁物です。大学受験で重要なことは、これから何をするかです。
センター試験後に確認すべきことを、ポイントを絞ってご紹介します。
<二次試験は傾向を知ることから!>
まずは、センター試験の自己採点を慎重に行いましょう。
二度繰り返して採点し、見間違いや勘違いのないようにしてください。
次に、自己採点結果を元に、出願する大学を絞ります。
ここで気をつけたいポイントは、各大学で入試傾向が全く異なることです。
大きく分けると、センター試験の結果を重視する大学、二次試験の結果を重視する大学、
半々で総合的にみる大学があります。
横浜の国公立大学を例にすると、
横浜国立大学(教育学部)…センター900点+二次試験400点
横浜市立大学(国際総合科学部A方式)…センター1000点二次試験500点
どちらもセンター試験の結果を重視していることが分かります。
また、私立の入試は、大学によって日程も方式も異なります。
たとえば神奈川大学は、
・センター試験結果のみで合否を判定する「センター利用」
・3科目の試験を受け、合計点で判定する「3科目型(A方式)」
・得意科目を2~3科目選択して受験する「得意科目型(B方式)」
・大学で1~2科目選択し、センター試験結果も利用する「センター試験併用型(C方式)」
があります。
※学部、学科によっては実施していない方式もあるので、
必ず大学の募集要項(パンフレット)を確認しましょう。
学校の先生や、トライさんに相談することも一つの手段です。
ぜひお気軽にお電話ください!
<過去問を活用しよう!>
二次試験は、合否判定のほかに、出題形式も大学によって異なります。
センター試験はマーク形式でしたが、二次試験はほとんどの大学が記述形式です。
特に英語や理科の難易度は、大学によって大きく異なります。
そこで、必ず過去問を使って、出題形式を把握しましょう。
どの単元が主に出題されるのか、記述は短文と長文どちらが多いか、
配点と平均点はどのくらいかなど、過去問ひとつで得られる情報は様々です。
問題を解くことも大切ですが、出題傾向をみることで、
当日も落ち着いて問題を確認することができます。ぜひ活用してください。
また、今年のセンター試験は、北陸・関西地区を中心に降雪がありました。
そのため交通機関が遅れるなど、会場も受験生も焦ってしまう事態となりました。
二次試験当日も、天候や交通状況を必ず確認し、受付開始時刻の1時間前には
会場に到着する余裕を持ちましょう。
受験もいよいよラストスパートです。最後まで合格を目指して頑張りましょう!