2011年7月14日
熊本県 ひとり親家庭の学習支援 経過報告
熊本県が推進するひとり親家庭への支援事業を、トライがお手伝いして4ヶ月が経過しました。
県内6ヵ所にてトライの家庭教師がマンツーマン指導を行い、経済面・環境面で制限のあるひとり親家庭の子どもさんたちの学力向上に取り組んでいます。
6月の終わりに、全ての家庭教師と夏休みの指導方針について話し合いました。テーマは『全ての生徒さんを成績アップさせる』こと。そのために本気の思いで取り組んでいます。7月末には全生徒さんに理解度テストを実施し学力アップの検証を行います。
以下は、家庭教師が実感する、生徒さんの成長についてのコメントです。
今回から3回に分けて掲載しますのでご覧いただければと思います。
『スタート時は全く集中することができず、勉強に対しても意欲がありませんでしたが、今は話しながらでも問題は解いていて、わからない問題も投げ出さずに取り組めています。』
『広義の読解力の向上が認められます。より視野が広がり、流れや背景を捉えることができるようになったと思います。』
『スタート時は長時間取り組むことが苦手のようでしたが、回を重ねて行くごとに集中力が増し、難しい問題に取り組めるようになりました。質問をする回数も増えました。』
『志望校がはっきりしているので、自分のやるべきことを考え勉強するようになってきています。』
『はじめは受動的な取り組みでしたが、自分からわからない科目の教科書を持ってくるなど、積極性が見られるようになりました。』
『ひらがなを書くスピードも音読のスピードも上がっています。また問題をきちんと読んでから解く習慣が身に付いてきたように思います。』
『毎回学校の宿題や自学ノートを持ってきて学習をしています。自分の課題が終わると集中力が切れてしまうことがありましたが、今では時間いっぱいまで集中しています。』
『中学1年生の生徒さんですが、将来の夢が科捜研のため、理数の教科について特に学ぼうとする姿勢が見られます。』
『課題を与えると、一生懸命問題を解きます。学ぶ意欲が強くなってきています。興味を持つと吸収力も高く、難問にも負けずに果敢にチャレンジしています。』
『指導開始時より意欲的になり、算数は自分で目標時間を決めて取り組みます。学校で習わない範囲も進んで取り組んでいます。』