教育プランナーブログ

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熊本県公立高校入試問題の英作文は、自由に作文するものと、与えられた内容を自分の言葉で作文するものの両方が出題されている。毎年必ず1題は出題されていて、配点は1題2点以上になっている。

採点のポイントは、単語を間違いなく書けている事、正しい表現を使えていること、ピリオドやクェスチョンマークを忘れずに使えていること、時制が正しいこと、主語・述語・目的語などの位置関係が正しいこと等である。文法のルールに精通している必要がある。ただし、長文で使われている表現に比べると簡単な問題になっている。

 

今回は、平成23年度の英作文の問題を取り上げて、文章の書き方を考えたい。

 

この年の問題は、長文問題の中で春奈がジョーンズ先生にお礼の手紙を書くことになった問題になっている。「英語でスピーチすることは大変だったが、自分の勉強になったこと。」「もっとたくさんの動物園を訪れて新しい発見をしたいこと。」「ジョーンズ先生の国の素敵な動物園について教えてほしいこと。」の3つの内容を取り入れて、3文以内の英作文をすることになっている。

まず、最初の「英語でスピーチをすることは大変だった。」というのは、主語が長いので、熊本県で頻出の仮主語の構文を使うといい。「It was difficult to make a speech in English but」と続けたら良いだろう。

ここで、「in 言語」で「言語で」という意味になることを思い出そう。「自分の勉強になった。」というのは、英語で書きにくいので、「私はたくさんのことを学んだ。」と簡単な日本語に言い換えよう。「I learned a lot .」でいいだろう。

二つ目の文章には、「~たい。」という表現が使われているので、「would like to ~」や「want to ~」を使えば良いと考えよう。そして、「もっとたくさんの」を「more」とするとより意味が近くなるように思える。「 I want to visit more zoos and find something new.」でいい。

三つ目の文章は、「~してほしい」となっているので、「Please ~」「I want you to ~(使えなくても良い)」「Will you ~?」等の依頼の時に使う表現を思い出そう。そして、「人に~について教える」というのは、「tell 人 about ~」を使うと良いだろう。「Will you tell me about nice zoos in your country ?」とすればいい。

 

英作文は、まず何を言いたいのか理解してそれを「簡単な日本語に直して」から取り組むと良い。様々な表現に慣れて、表現力を高める学習をすれば、英文を書くことが出来るようになるだろう。

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