2011年10月7日
熊本県高校入試 国語④作文分野の傾向と対策
熊本県公立高校入試問題の傾向と対策、最後は作文である。
最近の出題テーマは、「新幹線」「ユニバーサルデザイン」「短歌」と時事から日常生活の出来事まで幅広い範囲で出題されている。日頃から、テーマを決めて文を書く練習をするといい。
今回は、作文する時の注意点と、平成23年度の問題を取り上げてどのように文を作ればいいか論じたい。
●注意事項に書いてある「最初は一マス空ける」などの指示は守ろう。
●六行以内で書くように書いてある時には、出来たら六行目の真ん中までは書く努力をしよう。
●文脈に即して適切な語句や接続詞を使おう。
●分かりやすく書こう。
●漢字や仮名遣いは正確に書こう。
●主語と述語をはっきり伝えよう。
●与えられた条件(例:「~に触れながら」)は守ろう。
以上のことを踏まえて文を書く練習をすれば、次第に上手に文章が書けるようになるだろう。
平成23年度には「ユニバーサルデザイン」について作文をする問題が出された。「どんな点がユニバーサルデザインであるかに触れながら」→「例 シャンプーのボトルのギザギザに触れたら、目が見えなくてもシャンプーであることが分かる点」など、「高齢者や障碍者などの能力如何に関わらず利用できる」というユニバーサルデザインの本質に触れることが出来たら正解になる問題であった。
また、作文では自分の考えを述べなければならないので、日ごろから色々なことに関心を持ち、それについてどのように思うか相手に分かりやすく伝えられるようになるように、本を読んだりして様々な表現に親しもう。